麹町デンタルクリニック

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こんにちは、麹町デンタルクリニック歯科衛生士の本田です。

今年の秋は気温が不安定ですね。
家にある金木犀の木はここ最近1シーズンに2回咲いているのですが、この不安定な気温のせいなのか、今年はなんと3回目の開花です!!
木もびっくりしてるんでしょうか…

最近、
患者様にフッ素塗布をする機会が増えました。

フッ素ってよく聞くけどそもそも何??
歯にどんな効果があるの???
って思いませんか?

正確に言うと、みなさんの歯に塗布しているものは
『フッ素化合物』
というものです。
ちなみに「フッ素」は、実は気体なんです。
ご存知でしたか?
そのフッ素という気体は、不安定ですぐ他のものとくっついてしまう性質があり、単体では存在できません。
なので、それを利用し化合物として作用させています。

フッ素化合物も実は代表的な物が2種類あります。
・フッ化ナトリウム
・モノフルオロリン酸ナトリウム

です。
フッ化ナトリウムは歯に直接フッ素が浸透し、効果を出します。
また歯垢(プラーク)の中にも浸透して歯垢内のフッ化濃度を上げてくれます。
一方でモノフルオロリン酸ナトリウムの方が浸透力はあるのですが、歯垢の中にまで浸透しないので、歯垢をしっかり除去しないと効果が出ません。歯垢を全部取るのは不可能なので扱いが難しいです。

歯科専用の歯磨き粉やジェルにはフッ化ナトリウムが入っています。
一般的なものにはどちらかというとモノフルオロリン酸ナトリウムの方が含まれている事が多いです。

そもそもフッ素の効果ってどんなものなんでしょう?
みなさんは漠然と「虫歯予防」という事は理解されていると思います。

どうして虫歯予防になるのでしょうか?

効果はたくさんありますが大きく3つあります。
1つは
『エナメル質の強化』
エナメル質は細かいタイルが敷き詰めてあるような状態ですが、フッ素はそれが剥がれないようにしっかり留めてくれます。
そのため歯が強化され溶けにくくなります。

2つ目は
『再石灰化の促進』
物を食べたり飲んだりすると、お口の中が酸性に傾き、歯のエナメル質が溶けていきます。唾液の中には、エナメル質が溶けはじめた時に、それを再生させる機能が付いています。それを再石灰化というのですが、フッ素にはその再石灰化を早める力があります。

3つ目は
『菌の酸の生産を抑える』
虫歯菌はお口の中で、酸を作りだします。
それが歯を溶かしてしまい、虫歯に繋がります。その虫歯菌の働きを弱め、酸を作る力を抑えてくれます。

一時期、フッ素には毒性があるから使わない方がいいという噂が流れた時がありました。
確かに、フッ素も取り過ぎると中毒を起こします。しかしそれはどの食材でも同じことです。似たような化合物である食塩(塩化ナトリウム)も、取り過ぎれば体に毒です。
フッ素は食べ物にもたくさん含まれています。
代表的なものとしては
緑茶・飲み水・ビール・りんご・大根・牛肉・いわし・母乳……など。
危険な物というわけではなく、量を守って使用すれば体に毒どころか良い効果が期待できるのです。

現在市販の歯磨き粉にもフッ素は含まれています。
大体500〜1500ppm位です
(今までは上限が1000ppmでしたが引き上げられました。ただし、6歳未満のお子さんには1000ppm以下を推奨します。)

ちなみに大人がその市販の歯磨き粉を1本丸呑みしても、中毒は起きません。
そんな人はいないと思いますが(笑)

そして、歯科で使われているフッ素化合物は
10000ppmです。桁違いですね。

歯科専用との差はありますが、セルフケアとしてフッ素入りの歯磨き粉を毎日使う事で、虫歯の予防に大きく繋がります。
また虫歯ができやすい人は、フッ化物ジェルやフッ化物洗口剤などを使い、強化する事も大事です。

そして時々歯医者さんでスペシャルな虫歯の予防処置を受けに来てくださいね。
わからないことなどがありましたら、いつでも気軽にお声がけ下さい。

こんにちは!麹町デンタルクリニック歯科衛生士の宮本です。
日増しに秋の深まりを感じるようになりましたが、今年はコロナがあるので、体調管理には本当に気をつかいますよね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、毎日のマスク生活でご自身の口元をじっくりと見たり、気にする機会が以前に比べて減っていませんか?
私は最近、歯のことで新たに始めた事があります!
それは、インビザラインというマウスピースを使って歯並びを綺麗にしていく治療です。
透明のマウスピースを使って少しずつ歯を動かしていくのですが、1日20時間以上装着して、自分で1週間ごとにマウスピースを交換していきます。
インビザラインのメリットは、マウスピースが透明で目立ちにくいことと、取り外しが簡単にできることだと思います。いつかマスク生活の日々が終わっても、透明なマウスピースなら人目を気にせずに話したり笑ったりできますよね!!
そして何より、自分で簡単に取り外しが出来る為、むし歯や歯周病になるリスクが低いです。外した状態で食事をするので、今まで通りに違和感なく食べることができますし、歯磨きや歯間清掃のフロスもしっかりできます。
もちろん歯を動かしているので、多少の違和感や痛みを感じることはありますが、慣れてしまうとあまり気になりません。
装着時間が長いので、大変だな〜と感じることもありますが、先日スタッフ全員が受講したオンラインセミナーで、マウスピースの装着時間の重要さを学んだので、装着時間はしっかり守って頑張ろう!と改めて思いました。
最近は、実際に歯が動いてきているのを実感できて面白いです!先日お話しした患者様も、インビザラインを始めた事がきっかけで歯に興味を持つようになり、「コロナ禍で退屈だったけど良いですね!」とおっしゃっていました。
当院では、インビザラインの無料相談を行なっております。
無料相談では、3Dスキャナーでお口の中を簡単に撮影させて頂き、精密で正確な歯型をデータ化することで、歯並びのビフォーアフターをシュミレーションでお見せすることができます。
歯並びで悩んでいる方はもちろん、ご自分の歯並びや噛み合わせがどんな状態か知りたいという方、ご来院をお待ちしております。
また、インビザライン中のスタッフも数名おりますので、いつでもお気軽にお声がけ下さい!

皆さまこんにちは!麹町デンタルクリニックの西澤です。全国的に長雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏の疲れが出始めるころです。くれぐれもお体にお気をつけください。

さて今回は当院で使用しております機器のご紹介です。

当院ではジルコニアクラウンやマウスピース矯正のインビザライン、インプラントの被せ物など様々な治療の際に口腔内の状態を正確に測定するため、口腔内スキャナーを導入しています。

昔はお口の中の形状を把握するために、粘土のような印象材をお口の中に入れて型取りをしていました。(現在も治療内容により印象材で型取りをする場合がございます)人によってはお口の奥まで印象材が入ることで気持ちが悪くなってしまい、型取りが苦手という方もたくさんいらっしゃると思います。この口腔内スキャナーの登場で印象材を使う必要がなくなり、スティック状のカメラをお口の中に入れるだけで詳細な形状を正確にスキャンすることができるようになりました。

口腔内を精密に測定しデータを取ることで、その後の製作物や治療の精度が格段にアップします。まさに最新鋭の歯科技術にはなくてはならない、基盤となるデータ収集をする機器がこの口腔内スキャナーなのです。

そんな口腔内スキャナーを当院では以前より導入しておりましたが、6月より新しい「iTero エレメント5D」にモデルチェンジしました。

従来の口腔内スキャナーとの違いは色々あるのですが、一番大きな点は口腔内スキャナーとしては初めてNIRIと呼ばれる近赤外線でのスキャンが可能になったことです。

近赤外線で歯の象牙の中の状態を見ることができるようになり、歯と歯の隣接面などのむし歯の早期発見や、見えにくい部分の歯石もレントゲン撮影をせずに発見できるようになりました。もちろんジルコニアクラウンやインプラントの被せ物も精密にスキャンすることもできます。

また、レントゲンを撮影するときに使用する放射線は一切使用していないため、妊娠中の方でも安心・安全にむし歯のチェックができます。

マウスピース矯正のインビザラインにおいてはこの「iTero エレメント5D」でビフォーアフターのシミュレーションを見ることができます。正確な矯正後のイメージを患者さまと共有することができるようになり、矯正の計画もより綿密に立てることが可能になります。

スキャンしたデータはリアルタイムでインビザライン社に送られるため、マウスピース製作までの時間が大幅に短縮されます。

歯並び・噛み合わせ相談(無料)も開催しております。3D映像をご覧いただきながら、お口の噛み合わせの状態等を詳しくご説明いたします。歯の重なっている部分が上手く歯みがきができないなど、お困りの際も是非ご相談ください。定期検診では歯みがき指導も行っております。お気軽にご予約ください。

また、矯正をご検討されている方へ、当院では無料で矯正診断を行っております。矯正は金額も治療期間もかかるものです。矯正を始める場合は、何ヵ所か歯科医院を受診し、きちんと納得できるまでカウンセリングをお受けになり、ご検討いただくことをおすすめします。

みなさんこんにちは。麹町デンタルクリニック院長の西澤です。今回は口呼吸についてお話させていただきます。

普段、私たちが無意識のうちに行っている呼吸法には、口呼吸と鼻呼吸の2種類があります。基本的に、哺乳類が行う正しい呼吸法は鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸で、口呼吸を行うのは人間だけです。

犬がハアハアと口で息しているのを見たことがあるかもしれませんが、あれはパンティングといって、汗をかけない代わりに体温を下げようとするときなどに見られる行動です。酸素はほとんど肺に送られていないようで、正常な状態であれば、やはり鼻呼吸を行っているのです。

人間が口呼吸を獲得したのは、言語を発するようになった影響だといわれています。しかし、口呼吸はあまり良い呼吸法とは言えません。口呼吸をしていると冷たく乾いた空気とともに、細菌やウイルスなどの異物が直接肺に入ってしまうため、鼻呼吸に比べて、病気にかかりやすくなります。口呼吸による影響はそれだけではありません。

本来、お口の中の唾液は、細菌や汚れを常に洗い流してくれています。しかし、口呼吸を続けていると唾液が少なくなり口腔内は乾燥状態に。それによって、むし歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。むし歯が進行すれば、ズキズキとした耐えがたい痛みに襲われますし、むし歯が神経に達すると神経の治療も必要になります。また、歯周病は気づかないうちに進行しやすく、放置していると歯が抜け落ちるほど重症化してしまうこともあります。

口呼吸による影響は、他にもたくさんあります。
・口臭の原因になる
・味覚障害を引き起こす
・いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になる  等

このように様々なトラブルを招くため、口呼吸をしている方は、ぜひとも鼻呼吸に改善していきましょう。

それでは、実際に口呼吸を改善するためにはどうすればよいのでしょうか。

専門の治療を受けたり、矯正器具を使うといった方法もありますが、まずはご自宅でも簡単にできる「あいうべ体操」をご紹介したいと思います。

1.「あー」と口を大きく開く
2.「いー」と口を大きく横に開く
3.「うー」と唇をとがらせ、口を強く前に突き出す
4.「ベー」と舌を突き出し、下に向けて伸ばす

1~4を1セットとし、毎食後に10セット繰り返します

舌や口周りの筋肉を鍛えることで、口が不意に開くことを防ぎ、口呼吸の改善の他、いびきや誤嚥の予防効果も期待できます。ぜひ毎日の習慣にしてみてください。

みなさまこんにちは!麹町デンタルクリニック歯科衛生士の松尾です。

お盆休みも終わり、またいつもの日常に戻りますが頑張っていきましょう!

さて、毎日マスクの生活にも慣れて当たり前となっていますが、定期検診にいらっしゃる患者様の中で歯面のステイン(着色)が以前より増えてしまっている方が意外と多くいらっしゃいます。テレワークが増えコーヒーを飲む回数が増えてしまった方は勿論なのですが、特に何かが変わったわけでもないのに増えている方もいらっしゃいます。

その原因は、おそらくマスク生活で無意識に苦しくて口が開けっぱなしによる口呼吸のせいではないかと思います。特に今は暑さのため余計にそうなりやすいです。口呼吸をすることで口腔内はとても乾燥します。乾燥するとステインもつきやすくなるばかりでなく、細菌も増殖しやすくなります。

そうならないためにも、できるだけ意識的に口を閉じ、こまめな水分補給で口を潤しておくといいです。もしステインがついてしまったら、ご自身で落とすことは難しいです。

ちなみにホワイトニングでステインが落とせると思っている方がいらっしゃいますが、ホワイトニングとは歯そのものを薬品で漂白して白くすることなので付着したステインは落とせません。

では何で落とすのかというと、研磨剤入りのペーストを使って機械で磨いて落としていきます。ただこの方法はステインの量や種類によっては時間内にきれいに全部とはなかなかいかないこともあります。

そこで麹町デンタルクリニックに新しく導入されたのが、『エアフロー』と呼ばれる目の細かいパウダーと水を混ぜたものをスプレーのように吹きつけながら汚れを落としていく機械です!歯に付着した細かい汚れやステインが除去可能です。ただホワイトニングのように、歯そのものが白くなるわけではありません。あくまでも付着物を落とすものです。この機械は水ではなく温水を使用しているため知覚過敏のある方にもしみにくいと思います現在少しずつですが、定期検診でこちらが必要と判断した方に使わせていただいております。使用した場合の料金は特に変わりませんのでご安心下さい。

最後に、定期検診やホワイトニング後に白くきれいになった歯を保つためにはどんな歯磨き粉がおすすめですかと質問されることがありますが、おすすめの商品は『アパガードリナメル』です!歯の表面にできた目に見えない細かい傷は、プラークやステインが付着する原因になります。ですが、この商品に配合されたナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトが傷ついた歯の表面を修復し、歯にミネラルを補給することでプラークやステインをつきにくくし、さらにむし歯も予防します!当院の受付でも取り扱っておりますので、一度ぜひお試し下さい!!

みなさまこんにちは。麹町デンタルクリニックの西澤です。

暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

日本では毎年、夏から秋にかけて、台風や大雨が多く発生します。

今年もすでに各地で被害が発生しており、被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

災害時には、停電、断水、用品の不足などで、お口のことは後回しになりがちです。しかし、お口の中を清潔に保つことは、非常時だからこそ、とても大切なのです。もし、お口の清潔を保つことができず細菌が増殖してしまうと、さまざまな感染症や誤嚥性肺炎といった、身体全体に関わる大きなトラブルを招く危険もあります。

そこで今回は、いつどこで起こるかわからない災害時における事前の備えや、お口のケアについてお伝えします。

 

【事前に準備しておくとよいもの】

・歯ブラシ

・マウスウォッシュ

・ウェットティッシュ

・ティッシュペーパー

 

上記のものを防災グッズにプラスしておきましょう!

他にも、歯間ブラシやフロス、100%キシリトールガムも準備しておくと役に立ちます。また、入れ歯を使用されている方は、入れ歯ケース、洗浄剤も忘れないようにご注意ください。

 

【もしもの場合】

●歯ブラシがない場合

せめてうがいをするだけでも洗浄、殺菌効果があります。

30ml程度の水かお茶を使い、一気に水を含まずに、2~3回に分けてしっかりとブクブクうがいをしましょう。

 

●歯ブラシはあっても水が少ない場合

30ml程度の水をコップに用意し、その水で歯ブラシを濡らしてから歯みがきします。歯ブラシが汚れてきたら、ウェットティッシュやティッシュペーパーなどで汚れをよく拭き取って、また歯みがきをします。これを繰り返したら、最後に2~3回ブクブクとうがいをします。

 

●水も歯ブラシもない場合

ウェットティッシュやティッシュペーパーで歯をぬぐい、汚れを拭き取ります。

普通に歯をみがくよりも当然ながら効果は少ないですが、物資が揃うまではしばらくこの方法で耐えしのぎましょう。

 

●入れ歯の方はお気をつけください

入れ歯ケースを忘れていたことで、入れ歯を何日もお口の中に入れっぱなしの状態で過ごしていると細菌が増殖します。また、入れ歯が破損した場合、そのまま使用すると、口腔粘膜を痛める原因になります。逆に、入れ歯を外したままにしていると歯ぐきが痩せてしまい、入れ歯が合わなくなって使えなくなる場合もあります。入れ歯ケースと洗浄剤は必ず忘れないようにしましょう。

 

【水分不足=だ液不足に注意】

だ液には、お口の中の汚れを洗い流す働きがあります。

しかし、災害時には強いストレスや、水分摂取が少なくなることなどにより、だ液の分泌が減りがちです。マッサージをしたり、キシリトールガムを噛み、だ液の分泌を促すようにしましょう。

 

万が一、災害に見舞われてしまった時は、今回お伝えした口腔ケアをぜひ実践してみてください。

 

※キシリトール100%のガムは当院で販売しております!

《ラミチャックタイプ》 260円(税込)

《ボトルタイプ》980円(税込)

こんにちは。麹町デンタルクリニックの大庭です‼︎
蒸し暑い日が続いていますが、体調は崩されていませんでしょうか?

4月に唾液の力について書いたことがきっかけで、その後、もう少し調べてみました。
その結果、唾液が減ると、
①むし歯リスクが格段に上がります…
②風邪をひきやすくなります…
③ご飯がおいしく食べられなくなります…
④口の中に痛みを感じやすくなります…

そこで‼︎
唾液を増やすためにまず大切な、「水を飲む」ということについて、今日はお話させていただきたいと思います。
体の中の水分量が減ると、人間はまず唾液を減らすことで水分を逃がさないようにしようとします。
つまり、体内の水分を十分の保つことが、唾液をしっかり出すということの第一歩になるのです。

私たちの体は、55~60%が水で占められています。
脳・腸・腎臓・筋肉・肝臓などの組織は水分含有率が80%にもなります。
そのほか、目を潤したり、肌を潤したり、粘膜を潤したりするのに役立っており、それぞれ乾燥すると不具合が出ますよね?
唾液のために限らず、十分な水分を摂取することで、体が必要な栄養素を必要な部位に運び、老廃物・毒素を排泄してくれます。

▪1日に必要な水分量
ほとんどの栄養素は食事摂取基準によって摂取量が定められていますが、実は水は基準値が設定されていません。しかし、生き物にとって水は必要不可欠です。
口から飲む飲料水(1,000ml)と、食べ物の中に含まれる水(1,100ml)を足した「摂取される水」、栄養素が体内でエネルギーになる時に生成される「代謝水」(300ml)があります。
この2つを合わせて1日2,400mlの水が必要です。

人の体は、1日の水分の出入りを均衡に保っているため、水分摂取量で尿量が調節されます。汗をかいたときには水分補給が大切で、体内の水分が足りなくなると唾液で調節するために喉が渇いてきます。
渇いた時点ではもう脱水が始まっています…

▪️1日に飲む水分量は?
1日に必要な水分が2,400mlということで、その分を補てんする必要があります。
食べ物から摂取する分を差し引いても、1日1,500ml~2,000mlの水を飲む必要があると考えられています。
運動をする人や熱い地域に住む人はもっと飲む必要がありますし、年齢や体重、ライフスタイルによって適正な水分摂取量は変わってきます。
健康な成人は毎日体重1キロにつき約35mlの水が必要で、これは一般的な化学団体による最低限の量です。
自分の体重×35mlするとそれぞれに必要な最低限の水分量が出てきますね。
また、お子様に関しては体重と関係なく1,100mlが必要とされています。

▪️どんな飲み物で水分をとるべき?
「水」です!!!(麦茶、そば茶も◎)

ソフトドリンクには砂糖や添加物が入っているので、水分として純粋に取り入れる前にこの添加物を代謝するために余計な水分を使ってしまいます。

お茶には糖分がほとんど含まれておらず、飲み過ぎによる肥満などの心配はありません。
しかし、水分補給のための飲み物として考えた場合には、お茶に含まれるカフェインには利尿作用があり、補給したはずの水分を体外へ排出してしまうため、おすすめはできません。
あくまでも健康のための飲み物や気分転換のための嗜好品と考え、適量を飲むのがおすすめです。
麦茶やそば茶などといったカフェインが含まれていないお茶は、水分補給のための飲み物として活用できます★

▪️水分補給のタイミングは?
起床時や就寝前、運動中や運動前後、入浴前後はもちろん大切ですが、日頃からのどが渇くと感じる前にこまめに水を飲みましょう!

お口の中のためにも、熱中症対策としても、こまめにしっかり水分補給をしてみてください。

みなさまこんにちは!

麹町デンタルクリニックの西澤です。

梅雨の晴れ間に夏の気配が感じられるころとなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか?

 

今回は当院の待合室にあるモニターで流している動画についてお話をさせていただきます。

この待合室のモニターですが、専門用語でデジタルサイネージと呼びます。直訳すると電子標識です。

主にお知らせや診療時間、当院でみなさまにご提供しております治療の内容についてご説明する動画を流しています。

当院では治療の際、事前に患者さまのお悩みをカウンセリングし、治療内容と工程を事前にご説明し、ご納得されたうえで治療に入るインフォームドコンセントを徹底しております。医療には患者さまと歯科医師をはじめ医院スタッフ全員との信頼関係がなにより大切です。

「なにをされているかわからない」

「いつ治療が終わるのか知らないまま通っている」

など、患者さまの治療理解が不十分なままでは最良の医療はできません。わかりやすく細かいところまでしっかり治療説明をさせていただいております。

しかしながら、治療以外の歯に関するお話をしっかりとおひとりおひとりにご説明できているかと言うと、なかなか難しいのが現状です。

そこで待合室にありますこのデジタルサイネージで、医院で取り組んでいる内容や歯に関すること、保険診療と自費診療の違いなど、歯科のことをもっと知ってもらおう!ということで動画を作成し再生しています。

例えばむし歯などで削った歯に被せる「被せ物」についても様々な種類がありますし、色合いや見た目も異なります。実際に映像で見てこっちにしようかな、と考えを変えられる方もいらっしゃいます。

もちろんメリットだけではなくデメリットも正直にお伝えしております。治療した直後は綺麗ですが、経年劣化でどのように変化していくのかも動画内でご説明させていただいております。

ただ、どのような治療法を選択されたとしても、重要になってくるのは必ず定期検診に来ていただくことです。

治療の終わりはスタートです。せっかく最後まできちんと治療を受けてくださったのなら、それをキープできるように是非とも定期検診へお越しください。

今後も、様々な紹介動画をどんどん追加していく予定です。

ご来院の際は、ぜひ待合室でデジタルサイネージをご覧ください。

 

疑問やご質問等ありましたら、スタッフまでいつでもお声がけください。

今後とも、患者さま第一の医院として精進してまいります。

皆さんこんにちは!麹町デンタルクリニック受付の小林です!
私がこの医院に来て半年が過ぎました。
人生で一番と言えるくらいにあっという間でした。私は未経験で歯科業界に入ったため右も左も分からず学ぶこと、覚えるべきことがたくさんありました。だからこそ毎日が充実していて時間が経つのが早かったのかもしれません。まだまだ学ぶべきことや課題もあるのでまたこの半年あっという間なんだろうなと思っています。
さて、私が働き始めて自分もこの治療を受けたかったな〜と強く感じたものがあります。それがマウスピース矯正(インビザライン)です。
私は子供の頃歯並びがとても悪かったです。両親が将来の事を考え小学生の時からずっと矯正しようと言われ続けていたのですが私はずっと拒絶していました。なぜなら、やはり見た目。当時はワイヤー矯正が一般、というかその選択肢しかなかったと思います。ワイヤー矯正をしている人を見るとやっぱりそこに目がいってしまいますし人にジロジロ見られるのも嫌だったのです。それとディズニー映画のファインディングニモで悪役?の女の子がワイヤー矯正をしていてなんとなくワイヤー矯正=嫌な印象というイメージがありました(笑)しかし、中学生になり歯並びが悪いことの方が気になり始め数年我慢すれば思いっきり歯を見せて笑えると考えが切り替わりワイヤー矯正を行いました。今では矯正をして思いっきり笑える生活ができて本当にやってよかったと思っています。
長くなってしまいました…が、私が伝えたいのはこのワイヤー矯正の1番嫌な”見た目”を全く気にする事なく矯正を行えるのがインビザラインということです!私もこれで矯正したかった〜と思いました。マウスピースでどのように歯が動くのかといいますと、専用の機械で口の中のスキャンを取り、数週間後マウスピースが数十枚作製され、それを1週間ごとに交換していくことで少しずつ歯が動いていくという仕組みです。これを納得いく歯並びになるまで繰り返します。人の目を気にせず透明のマウスピースをするだけで歯並びが綺麗になるなんていい事だらけだなと思います。また、痛みもワイヤー矯正より少ないそうです。なぜならコンピューターで最適な優しい力が加わるように計算されているから!時代ってすごいですね。更に様々な人のデータをとって今もなお最適な歯の移動を計算できるよう常に進化しているそうです。
当院では無料でインビザラインについての相談を行っております。若い女性の方から中高年の男性まで幅広い方々が使用されています。少しでも気になる方はぜひスタッフにお声かけください!
半分くらい自分の事を書いてしまいましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!
マスクがとれて人の目を気にせず思いっきり笑える日々が早く戻ってきますように。

皆さまこんにちは。

麹町デンタルクリニックの西澤です。

 

6月といえば、、

6月4日 は6(む)4(し)にちなんで「むし歯予防デー」とされ、

4日から10日までの一週間は厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会

などが実施する「歯と口の健康週間」とされています。

 

普段私たちが食事や会話を楽しめるのは、健康な歯と口があってこそです。

 

永久歯の数は全部で28本、親知らずを含めると32本あるので、

「1本くらい歯がなくても大丈夫」と考えてしまうかもしれませんが、

それは大きな間違いです。

 

1本でも歯を失えば、口内環境は大きく変化します。

「見えない場所だから」「他の歯でも噛めるから」といってそのまま放置していると、全身の健康にも影響を及ぼします。

 

今回は「大切な歯を失ったときに起こる影響」についてご説明します。

 

歯は本来、隙間なく並ぶことでバランスを保っているため、1本でも歯を失うと

隣り合う歯が傾いてきたり、噛み合う歯が浮いてきたりして、「歯並び」や「噛み合わせ」が悪くなります。

その結果として、残っている歯に余計な負担がかかるため、ほかの歯の寿命を縮めることにもなりかねません。

 

また、歯の重要な役割といえば食べものを「噛む」ことですが、歯を1本でも失うと噛む力は低下し、いずれ全身の健康にも影響を及ぼします。

 

そのひとつは、胃腸への影響です。食べものをよく噛んで食べると、だ液がたくさん分泌されます。このだ液に含まれる消化酵素には消化を助ける働きがあり、胃腸への負担を和らげてくれます。

しかし、噛む力が低下して食べものを飲み込むようになると、だ液の分泌も減って胃や腸に負担がかかってしまいます

 

さらに、噛むことは脳の働きにも影響を与えます。

よく噛むと脳の働きが活発になりますが、反対に噛む回数が減ると、脳への刺激も減少します。

残存歯が少なく治療をしていない人は、20本以上歯が残っている人に比べて認知症発症リスクが最大で1.9倍になるというデータもあります。

 

歯を失って食べものが噛みにくくなると、左右どちらかの歯で噛むようになり、

顔がゆがんでしまう恐れもあります。しかも、前歯がなくなると歯の隙間から息が漏れ、正しい発音も難しくなります。

このようにお口の健康は全身の健康に影響します。

 

さて、ここで質問です。歯の寿命をご存じでしょうか?

 

日本人の「歯の平均寿命」は約50〜65年。特に奥歯は抜けやすく、前歯より10年以上寿命が短いことがわかっています。

失った歯は二度と戻ることはありませんが、

・入れ歯

・ブリッジ

・インプラント

で補うことは可能です。もし歯を失ってしまったら、

早めの治療をご検討ください。

 

歯を失う主な原因は、虫歯と歯周病。

歯の寿命を伸ばすためにも、日頃のセルフケアと定期検診が大切です。

80歳になっても自分の歯を20本以上残すことを目標に、虫歯・歯周病予防に努めましょう!

 

定期検診でお待ちしております!