麹町デンタルクリニック

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麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、

「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。

 

【参考】「X-Guide」について

安心・安全のインプラント治療をおこなっており、年間で多数のインプラント症例に対応しています。

【参考】当院のインプラント治療について

 

 

 

 

セカンドオピニオンとは、医療分野において、

患者様が現在受けている治療や診断について、別の医療専門家の意見を求めることです。

 

 

これは転院とは異なり、あくまで治療や診断に関する意見を求めるものです。

患者様は、自分が受ける医療サービスについて、複数の視点から意見を得る権利を持っています。

 

 

 

歯科医師にも得意・不得意があることは当然です。

例えば、「インプラントには詳しいが矯正には詳しくない」、

「虫歯の治療は得意だが親知らずの抜歯は専門外」といったケースがあります。

歯科医師はすべての分野に精通しているわけではないため、

自分の専門外であっても患者様のために最善を尽くして治療することは当然あるのです。

 

 

 

一般的な虫歯治療などの場合、セカンドオピニオンの必要性は低いかもしれません。

しかし、インプラント治療など高額で長期間にわたるものは、

治療の結果が患者様の生活の質(QOL)に大きな影響を与える可能性があります。

また、インプラント治療に関しても、専門家によって見解が異なることがあり、

患者様が多角的な視点で選択を行うことは重要です。

 

 

 

セカンドオピニオンに関するよくある疑問

 

セカンドオピニオンに関連して、患者様が抱く疑問をまとめました。

一般的にセカンドオピニオンは頻繁に行われるものではなく、

多くの患者様がその意味や活用法について認知が低いのが現状です。

 

 

インプラント治療を別の歯科医院で受けることは可能ですか?

セカンドオピニオンとは異なりますが、

インプラント治療を別の歯科医院で受けることは全く問題ありません。

インプラント治療は高度な専門知識と技術を必要とするため、

歯科医院ごとに治療計画や使用するインプラントメーカーが異なります。

患者様自身がより良い治療を求めて別の歯科医院を選ぶことは、

リスクを減らし、治療の満足度を高めるためにも重要です。

 

 

セカンドオピニオンを受診した際に、主治医に伝えるべきか?

 

主治医との関係が良好であれば、セカンドオピニオンを受けたことを伝えるのが理想的です。

伝えることで、主治医から治療に関する情報やデータを

セカンドオピニオン先と共有してもらえる可能性があります。

しかし、主治医との信頼関係が崩れている場合は、伝えない方がいいでしょう。

セカンドオピニオンは既に一般的なものになっています。

疑問や不安解消のためにも検討していきましょう。

主治医に伝えないことを選択した場合でも、その情報が主治医に漏れることはありません。

 

患者様のカルテ情報は個人情報として保護されており、第三者への漏洩は違法です。

そのため、他の医院で治療を受けても、主治医に知られる心配は基本的にありません。

 

 

 

 

 

セカンドオピニオンの歯科医院の選び方

セカンドオピニオンを求める際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

 

 

 

①専門分野に精通しているか?

歯科医師には専門分野があるので、

セカンドオピニオンを求める際には、その分野に詳しい歯科医院を選びましょう。

たとえば、インプラントについてセカンドオピニオンを求めるなら、

インプラントに特化した医院が適しています。

 

 

 

 

②セカンドオピニオンに対応しているか?

選んだ歯科医院がセカンドオピニオンを受け入れているかを確認しましょう。

 

 

 

 

③自分に合った歯科医院か?

納得して治療を受けるために、

医院の雰囲気やスタッフの対応が自分に合っていることも重要です。

インプラント治療では、医院や医師の技術や知識によって、

治療の選択肢や結果が異なることがあります。

ある医院ではインプラント治療が

困難だと言われたケースでも、

別の医院では問題なく治療が可能な場合もあるのです。

 

 

治療は「準委任契約」で行われるため、

治療結果に不満があっても医療従事者に責任を問うことは簡単ではありません。

そのため、高額な治療や人生に影響を与える治療では、後悔のない選択が重要です。

歯科医師も患者様の健康を最優先に考えていますが、

完璧な治療は存在しないということを念頭に置き、

患者様自身が多角的な視点で治療を選択することが大切です。

 

 

 

 

セカンドオピニオンと転院の違いは?

セカンドオピニオンは、現在の主治医の治療や診断に対する別の医療専門家の意見を求めることを指します。

これは、主治医から治療先を変える「転院」とは異なります。

転院は、診療や治療を他の歯科医院に移すことです。

セカンドオピニオンを受けた後、その意見に基づいて

他の歯科医院で治療を受けることを選択した場合、これが転院となります。

 

 

 

セカンドオピニオンの費用は?

セカンドオピニオンは、保険が適用されない自由診療です。

そのため、費用は歯科医院によって異なります。

特にインプラント治療では、あごの骨の状態を確認するためにCTスキャンが必要な場合があり、

その費用も考慮する必要があります。

適切な治療選択をするためには、

セカンドオピニオンの費用を投資と考えて利用を検討してみてください。

 

 

 

 

セカンドオピニオンの注意点

セカンドオピニオンは、後悔のない治療を選ぶために重要なステップですが、注意が必要な点もあります。

セカンドオピニオンを提供する歯科医院が、根拠なく転院を勧めたり、

費用を強調するような場合は、注意が必要です。

信頼できる歯科医院を選ぶために、

事前に医院の評判や患者様の口コミを調べると良いでしょう。

また、費用を過剰に強調する広告を行う医院には慎重になることをお勧めします。

 

 

 

 

セカンドオピニオンを効率的に受けるための準備

 

セカンドオピニオンは、通常、歯科医院の営業時間内に行われ、

30分から1時間程度の時間でおこなわれます。

効率的にセカンドオピニオンを受けるためには、

事前に質問や確認したい点をまとめておくことが重要です。

また、主治医から紹介状やCT画像を入手できれば、

セカンドオピニオン先での手続きをスムーズに進められます。

 

 

 

 

セカンドオピニオンのメリット

セカンドオピニオンを受けることには、以下のようなメリットがあります。

 

 

 

 

①治療選択肢が広がる

セカンドオピニオンによって、他の治療方法や選択肢を知ることができます。

インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジなど、

患者様の状況や希望に応じた最適な治療法を選択できます。

 

 

 

②メーカーや治療法、費用の比較ができる

インプラント治療では、様々なメーカーや治療方法があります。

セカンドオピニオンを受けることで、これらを比較して、最適な選択をすることが可能です。

治療費の違いや技術の差異を理解することで、より納得のいく決断ができます。

 

 

 

③治療に対する納得感が高まる

治療を選ぶ上で、患者様自身が納得して選択することが重要です。

信頼できる歯科医師に任せることは安心感につながりますが、

慎重に判断したい場合、セカンドオピニオンを受けることで、後悔のない選択ができるでしょう。

 

セカンドオピニオンは、インプラントなど高額で長期的な影響を持つ治療において、

納得感を高め、より良い選択をするために重要な手段です。

信頼できる歯科医院と専門医を見つけ、

自分自身が納得できる治療法を選択することをお勧めします。

 

 

 

 

セカンドオピニオンのデメリット

セカンドオピニオンにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

これらを理解した上で、セカンドオピニオンを受けるかどうか判断することが重要です。

 

 

 

①費用がかかる

セカンドオピニオンは通常、自由診療として行われるため、保険適用外です。

そのため、歯科医院が独自に料金を設定できます。

中には無料でセカンドオピニオンを提供する歯科医院もありますが、

転院を強く勧める場合もあるため注意が必要です。

費用については事前に確認して、納得した上で受けるようにしましょう。

 

 

 

②セカンドオピニオンが効果を発揮しないこともある

セカンドオピニオンを受けたからといって、

必ずしも有益な結果が得られるわけではありません。

患者様自身がセカンドオピニオン先との信頼関係を築けなかったり、

既存の治療方針に対して否定的な気持ちを持ち続けたりする場合、

治療がうまく進まないことがあります。

 

 

 

 

当院のセカンドオピニオンへの取り組み

当院では、患者様のニーズを最優先にしたインプラントセカンドオピニオンを提供しています。

正確な診断のために、必要に応じてCTスキャンを行います。

また、インプラント以外の治療法も提案し、

患者様が多様な選択肢を理解できるように心がけています。

セカンドオピニオンを検討されている方は、お気軽にご相談ください。

 

 

当院では患者様が安心できる質の高い治療を受けられるよう、

最新の設備・技術を導入しております。

インプラントは確かに機能性・審美性・健康面のどれをとっても

効果的な治療方法ですが、リスクも伴います。

スタッフ一同、しっかりと丁寧なコミュニケーションを患者様と取りながら、

最適な選択をしていただきたいと考えております。

 

 

 

治療の適用可否については、必要な検査と歯科医師とのカウンセリングが重要です。

少しでも興味をお持ちの際には、治療内容やコスト面など、

詳細をご説明しますので、お気軽にお声がけください。

【参考】インプラント症例について

 

麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、

患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、

治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。

症例数も数多く対応してきた実績もありますので、

治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。

 

麹町デンタルクリニック

院長 西澤 道雄

院長紹介はこちら

 

 

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、

「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。

 

【参考】「X-Guide」について

安心・安全のインプラント治療をおこなっており、年間で多数のインプラント症例に対応しています。

【参考】当院のインプラント治療について

 

 

 

今回は、40代におけるインプラント治療のメリットとデメリットとは?についてお話していきます。

インプラント治療は、歯を失った際の選択肢の一つとして広く知られています。

この治療では、失った歯の部分に人工の歯根である「インプラント」を埋め込み、その上に人工の歯冠を装着します。

歯科業界では「デンタルインプラント」と呼ばれるこの技術、一般の方にも「インプラント」として親しまれ、歯科治療の一部として認識されています。

 

ここ最近、30~40代の患者がインプラント治療を選ぶケースが増えています。

その背景には、歯周病の進行や過去の治療による歯の劣化などが挙げられます。

歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が減少し、歯が抜けたり、食事の際に痛みを感じることがあります。

このような状況では、部分的に歯を補うための治療が必要です。

しかし、なぜ入れ歯ではなく、インプラント治療を選ぶ人が増えているのでしょうか?

その理由をお伝えしていきます。

 

 

0代がインプラント治療を選ぶ理由

まず、40代でインプラント治療を選ぶ理由の一つに、歯周病の進行によって歯槽骨が減少していることが挙げられます。

この場合、インプラントを埋め込む前に、人工的に歯槽骨を増やす手術が必要になることがあります。

しかし、定期的なメンテナンスと適切なケアを行えば、骨造成手術後でもインプラント治療は成功します。

【参考】インプラントを検討中の方は必読!知っておくべきリスク!インプラント歯周炎とは?

 

また、インプラントは入れ歯と異なり、自分の歯のような自然な使用感を提供するため、咀嚼や発音の問題が起こりにくいのも魅力です。

見た目や手入れのしやすさも、多くの人がインプラントを選ぶ理由です。

 

 

一方で、インプラント治療にはデメリットもあります。

例えば、骨造成が必要な場合、手術が大規模になり、治療期間も長くなる可能性があります。

また、インプラント自体は寿命が長いと言われていますが、オペをすれば終わりというわけではありません。

天然の歯同様に定期的なメンテナンスが必要であり、長期的なケアは当然必要になります。

 

 

 

40代のインプラント治療は、そのメリットとデメリットを理解し、自分に合った治療を選ぶことが重要です。

歯科医師とよく相談し、自身の健康状態やライフスタイルに適した選択を行いましょう。

 

 

 

40代でインプラント治療を選ぶ際の利点能性の回復

インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込むことで、機能性を回復し、噛む力を取り戻すことができます。

年齢に関係なく、インプラントはブリッジや入れ歯と比較して、見た目や機能性に優れています。

天然歯と同じような噛みごたえがあり、違和感や不安定さがありません。

また、インプラントは周囲の健康な歯に負担をかけずに使用できるため、他の歯への影響を最小限に抑えます。

 

 

 

●若々しい見た目を保つ

インプラント治療は、顔の印象を若々しく保つ効果もあります。

ブリッジや入れ歯では、残っている歯に負担をかけるため、歯の寿命が短くなるだけでなく、

顎骨の減少によって顔の形が変わったり、シワやたるみが増える可能性があります。

一方、インプラントは天然歯と同様の安定感を提供するため、顔の変形やたるみのリスクを軽減します。

 

食事や会話を楽しめる

インプラントは固定式であるため、食事や会話が自然に楽しめます。

入れ歯では、ずれたり外れたりすることがありますが、インプラントはその心配がありません。

これにより、より自由に食事を楽しみ、発音もしやすくなります。

 

 

 

●注意点

インプラント治療を受ける際には、歯周病の進行や過去の治療による劣化などが考慮されます。

歯周病が進行している場合、インプラントを埋め込むために人工的な歯槽骨の造成手術が必要となることがあります。

この手術は身体的・精神的な負担が大きいため、慎重な判断が求められます。

また、骨が不足している場合や、他の歯の状態が悪い場合には、インプラント治療の前に他の手術が必要となることもあります。

 

さらに、インプラント治療の成功には、定期的なメンテナンスが不可欠です。

仕事や子育てなどで定期的な通院が難しい場合、治療を受ける前によく考えることが重要です。

 

 

 

●40代でインプラント治療を受けた方々の感想

実際にインプラント治療を受けた方々からは、「想像していたよりも違和感がない」、「噛み心地が良い」という満足の声が多く聞かれます。

また、手術に対する不安も、実際には多くの人が手術中やその後の過程に対して心配が少なかったと感じています。

 

 

 

●よくある質問

インプラント治療中やその後の痛み、そして治療後の生活について、疑問を持つ方が多いです。

治療の詳細やその後のケアについては、信頼できる歯科医師とよく相談し、納得してから進めることが重要です。

 

 

 

 

●インプラント手術中の注意点

手術中には局所麻酔が使用されるため、通常、痛みを感じることはありません。

麻酔が切れると、痛みを感じることがありますが、通常は1週間以内に痛みや腫れがほぼ治まります。

腫れは、手術後の3日目頃にピークを迎えることが多いです。

出血も手術後に一時的に増えることがありますが、適切な止血処置が行われれば、通常は翌日には収まります。

 

痛みや腫れが辛いときには、処方された鎮痛剤を使用したり、腫れを軽減するために患部を冷やすと良いでしょう。

また、出血が心配な場合は、清潔なガーゼやティッシュを使って患部を軽く圧迫することで、出血を止めることができます。

 

 

まとめ

40代でのインプラント治療は、骨や歯の状態に問題がある場合が多いため、

手術までの準備に時間がかかることがあります。

しかし、インプラントは審美性や機能性において優れているため、多くの方が高い満足度を感じる治療方法です。

インプラント治療に興味がある場合は、まず歯科医師と相談することをお勧めします。

 

当院では、インプラントに関するご相談をお受けしています。

不安や疑問がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

当院では患者様が安心できる質の高い治療を受けられるよう、

最新の設備・技術を導入しております。

インプラントは確かに機能性・審美性・健康面のどれをとっても効果的な治療方法ですが、リスクも伴います。

スタッフ一同、しっかりと丁寧なコミュニケーションを患者様と取りながら、

最適な選択をしていただきたいと考えております。

 

 

 

治療の適用可否については、必要な検査と歯科医師とのカウンセリングが重要です。

少しでも興味をお持ちの際には、治療内容やコスト面など、

詳細をご説明しますので、お気軽にお声がけください。

【参考】インプラント症例について

 

麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、

患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、

治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。

症例数も数多く対応してきた実績もありますので、

治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。

 

麹町デンタルクリニック

院長 西澤 道雄

院長紹介はこちら

誠に勝手ながら12月29日(金)〜1月8日(月)まで休診いたします。

ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、

「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。

【参考】「X-Guide」について

安心・安全のインプラント治療をおこなっており、年間で多数のインプラント症例に対応しています。

【参考】当院のインプラント治療について

 

 

インプラント治療は、天然歯と同様の見た目や機能性を実現できる、

今や多くの患者様に知られている優れた治療法です。

しかし、そんなインプラント治療でも完璧な治療法ではありません。

インプラント周囲炎という深刻な症状のリスクも考えられます。

インプラント治療を現在、検討中の方や興味を持っている方は、

しっかりとリスク面も知った上で判断されてみて下さい。

 

インプラント周囲炎って?

インプラント自体は、虫歯リスクはありません。

理由は当然ですが人工のものだからです。しかし、その周辺の歯茎は別です。

口腔内ケアを怠ると歯茎にインプラント歯周炎を発生させるリスクがあります。

インプラント歯周炎は歯周病菌の増加から発症します。

食事後の口の中には食べ物が残り、プラークが形成されやすく歯に付着していきます。

これが歯周病菌が増える原因になります。

この菌の活動が活発化すると、顎の骨を溶かしてしまい、

最悪の場合、インプラントや周りが抜け落ちてしまう可能性があります。

 

 

 

どうしたら予防できるでしょうか?

インプラント周囲炎の早期発見は非常に重要です。

この症状は一般的な歯周病よりも治療が難しく、発症すると口の中への影響も大きいです。

毎日のセルフケアと定期的な検査が必要です。

インプラント周囲炎は発症していても、気づきにくいため、注意が必要です。

患者様自身が正確な知識を持ち、対策をしていくことが重要です。

 

逃さないで!インプラント周囲炎発症のサイン!

インプラント周囲炎の初期症状は、歯茎からの出血や膿が多いです。

どれだけレベルの高い・高品質なインプラント治療を受けた後でも、

これらの症状を放置すると、顎の骨が溶けたり、

埋入したインプラントが抜け落ちたりする危険があります。

 

 

インプラント周囲炎は以下のような怖い特徴を持っています。

 

痛みをほとんど感じない

初期の歯茎の腫れが目立たない

出血が少ない

骨の炎症が大幅に広がる

症状が急速に進行する

 

これらの特徴から、インプラント周囲炎が進行している場合、すでにかなり悪化している可能性があります。

できるだけ早期に発見した上で治療開始できるように、歯科医院での検診、

ご自身での正しいケアを日々おこなっていくことが最適の予防策です。

【参考】除去が必要となるインプラントの症例やそれに伴う手続きと費用

 

 

歯科治療を受ける際の、賢明な歯科医院の選択方法

ヨーロッパ歯周病学会によると、インプラント治療を受けた患者の約28〜54%が

インプラント周囲炎を経験しているとのデータが示されています。

これは、インプラント歯周炎がこれまでの想定以上に蔓延していることを示唆しています。

 

さて、この高い発症率の裏にはどのような理由があるのでしょうか?

これはインプラント治療の「成功」の定義に深く関係しています。

 

多くの方がご存じないかもしれませんが、

インプラント治療の成功を示す基準には2つのカテゴリーが存在します。

 

 

「生存率」…インプラントが抜け落ちていなければ、問題ないという判断基準になります。

つまり、インプラント周囲炎を発症していたとてもその治療は「成功」としています。

 

「成功率」…インプラントが適切に埋入されているというだけではなく、

周囲の骨や歯茎の健康状態も兼ねて「成功」と評価されます。

つまり、インプラント周囲炎を含む、なんらかの問題が発生している場合、成功とは判断されません。

 

インプラント治療の「成功」の定義は、歯科医師や各クリニックによって異なることがあるのです。

いくつかのクリニックは「生存率」を重視していることもあります。

厳密に健康状態を判断するには、当然「成功率」の方が良い基準と言えます。

 

 

質の高い治療を施す歯科医師は、治療のメリットだけではなく、長期にわたるリスクを明確に説明します。

患者が納得した上での治療が、本当の意味での質の高い治療と言えます。

宣伝やキャッチコピーただで歯科医院を選ぶことはリスクが伴うのです。

【参考】高齢期におけるインプラント治療のリスクと留意点

 

 

最後に

インプラント治療を成功させるためには、

歯科医師の専門知識、設備の最新性、患者のニーズへの適切な対応が必要です。

治療前の詳しいカウンセリングや、治療後も口腔内の健康を継続的にケアできる環境なのかまで確認して、

歯科医院を選択しましょう。

当院では患者様が安心できる質の高い治療を受けられるよう、

最新の設備・技術を導入しております。

インプラントは確かに機能性・審美性・健康面のどれをとっても効果的な治療方法ですが、リスクも伴います。

スタッフ一同、しっかりと丁寧なコミュニケーションを患者様と取りながら、

最適な選択をしていただきたいと考えております。

 

 

治療の適用可否については、必要な検査と歯科医師とのカウンセリングが重要です。

少しでも興味をお持ちの際には、治療内容やコスト面など、

詳細をご説明しますので、お気軽にお声がけください。

【参考】インプラント症例について

 

麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、

患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、

治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。

症例数も数多く対応してきた実績もありますので、

治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。

 

麹町デンタルクリニック

院長 西澤 道雄

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麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、

「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。

 

【参考】「X-Guide」について

 

安心・安全のインプラント治療をおこなっており、年間で多数のインプラント症例に対応しています。

 

【参考】当院のインプラント治療について

 

 

 

院長ブログでは、少しでもインプラント治療が身近に感じていただけるよう、

患者様からの疑問・質問をベースにお話ししていきます。

 

今回は、「高齢者がインプラント治療を受ける際の留意点」についてお話していきます。

 

歯周病の進行等により年齢を重ねるにつれ、残存歯の数が減少傾向にあります。

歯が抜けてしまった、あるいは抜いた後の対処法として、治療の選択肢は「入れ歯」、「ブリッジ」、そして「インプラント」が挙げられます。

 

ブリッジが適用できる症例は一部に限定される為、多くの場合、歯科医としては入れ歯もしくはインプラントを提案することになります。

入れ歯は保険適用の治療であれば費用が抑えられる場合がありますが、インプラントは外科手術を伴うため、費用のほどんどが自由診療となります。

このため、高齢者の中にはインプラント治療に対して興味があるもの、

治療についての理解があまりないことや漠然とした不安から、治療に踏み切れない方も少なくありません。

 

歯の喪失の傾向として、ある調査データによれば、加齢とともに歯の喪失は増えており、

2016年の現時点で60歳以上の約80%の方が最低でも1本以上の永久歯を維持できていません。割合は調査毎に減少してますが、高齢層においては増加しています。

 

 

・高齢者におけるインプラント治療のリスク

インプラント治療は自費治療で、1本あたりの治療費用は40〜50万円が一般的です。

また、骨とインプラントが結合するまでの治療期間は3〜6ヶ月程度必要になります。

そのため、費用だけではなく。体力面についても考慮しておく必要があります。

インプラントの設置は外科手術を必要としますが、入院は不要です。

ただし、高齢者に伴う持病や薬物の影響で、治療が困難になる場合があります。

定期的なフォローアップが必要であるため、治療完了までの持続可能な体力も求められます。

これらを事前に知っておくことが、インプラント治療を検討する際には、とても大事になってきます。

ご自身でも十分な情報収集をしておくこと、担当歯科医師のアドバイスも参考にして下さい。

 

●顎骨の減少がインプラント治療の障壁に

歯周病が進行している場合、当然ですが顎の骨量も減少している可能性が高いです。

その結果として、歯を安定させるための骨が不足することになり、最終的には歯が失うことになります。

こういった顎の骨が少ない、または骨密度が低い状態では、インプラントを安定して行うことが困難になる可能性があります。

特に骨粗しょう症を持つ方は、インプラント治療ができない場合もあります。

 

【参考】除去が必要となるインプラントの症例やそれに伴う手続きと費用

 

 

●高齢期におけるインプラント治療の重要性

インプラント治療には多くの課題や適用できるか否かの制限が多くあります。

しかし、高齢になるにつれ、歯の喪失が確実に増えます。

インプラント治療を実施している割合として、必然的に高齢者の方が多いのです。

国内でも80歳以上の患者さまへの成功例は珍しくありません。

健康状態が許せば、どの年齢でも治療は可能であり、要望も高いです。

 

最新の研究によれば、残存歯の数が高齢者の健康寿命を延ばすことにつながるとわかってきています。

天然歯と同様の機能を再現できるインプラント治療が、健康寿命の向上につながっていると言えます。

 

 

●咀嚼力の維持

失った歯の数が多いだけ、咀嚼力が減少します。 特に、奥歯は食べ物をしっかりと噛むために重要な役割を果たしていますが、失ってしまうリスクも高い歯です。

咀嚼力が弱まると、消化不良や栄養不足が生じやすく、結果として免疫機能を低下させる可能性もあります。

咀嚼力を維持することが、体の健康を維持することにつながるのです。

 

 

 

●認知能力の保全

さらに、咀嚼能力の不足は、認知症やアルツハイマー病の発症リスクを高めるとも指摘されています。

国内では、認知症は増加しており、近年、咀嚼能力の維持や回復は発症リスクを軽減できる有効な手段として注目されています。

歯を失った場合に、インプラントや入れ歯によって咀嚼能力を回復することは、長期的にみても非常に大きな意味があります。

整然とした歯並びは、口元を自然に見せ、若々しい外観を保つ手段となります。

ただし、入れ歯については、歯の整列は可能ですが、固定する金具や樹脂部分が審美性に課題があるため、

理想的な歯の美しさを求める場合は、インプラント治療がおすすめです。

 

治療の適用可否については、必要な検査と歯科医師とのカウンセリングが重要です。

インプラント治療には課題もありますが、高齢者の方にとっても非常に価値の高い治療であり、

近年では一般的な治療でもあります。

少しでも興味をお持ちの際には、治療内容やコスト面など、詳細をご説明しますので、お気軽にお声がけください。

 

【参考】インプラント症例について

 

 

麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、

患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、

治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。

症例数も数多く対応してきた実績もありますので、治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。

 

麹町デンタルクリニック

院長 西澤 道雄

 

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麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

私はインビザライン公認歯科医師であり、年間で複数のマウスピース矯正の症例を対応しています。

 

 

今日のテーマは、「むし歯と歯周病は、歯ブラシの共有や歯磨き粉から感染するの?」です。

 

一般的には、大人同士の間では歯ブラシや歯磨き粉の共有から歯周病菌が感染する可能性は低いとされています。

歯周病菌に感染したからといって、いわゆる歯周病になるわけではありません。

ただし、自分の口内環境が健康でない場合は、感染リスクが高まってしまいます。

明確な理由はわかりませんが、中学生以下のお子さんは家庭内で親と共有する歯磨き粉やコップから、

大人の歯周病菌に感染することはありません。

しかし、むし歯菌は別問題で、家庭内で感染する可能性があります。

 

 

また、ご存じの方もいるかと思いますが、

驚くべき事実として、赤ちゃんは生まれたばかりの時は虫歯菌がいません。

ただし、歯が生え始める約6ヶ月頃から感染が始まり、特に1歳6ヶ月から26ヶ月の間が感染しやすい期間になります。

 

この頃は、大人の唾液中の菌が感染源となる可能性が指摘されています。具体的な例としては、以下です。

 

・スープなどの熱い食べ物を息で冷ましてからお子さんにあげる。

・大人がつかっている箸やスプーンで子供に食べ物を与える

 

このような行為や、離乳食期から大人と同じ食事や飲み物を共有することで、感染のリスクが高まるとされています。

現状、虫歯菌を完全に予防する方法は存在しません。特に1歳6ヶ月から2歳6ヶ月の間は、むし歯菌の感染に注意が必要です。

そして、大事な点として、お子さんのむし歯予防には、親御さん自身の口腔ケアが非常に重要です。

親の口腔内のむし歯菌の数が多ければ、子どもへの感染リスクも高まります。

 

ただし、口腔内にむし歯菌が存在するからと言って、確実に虫歯になるわけではありません。

もちろん、食器などを共有しないほうがベストですが、子育て自体が忙しい中で、過度に神経質になる必要はありません。

どんなに気を付けたとしても、共同生活をしている以上、全ての感染経路を防止することは難しいと思います。

親御さん自身の口腔ケアが最も効果的な予防策と言えるでしょう。

 

おじいちゃんやおばあちゃんも含めた家族全員で、歯の問題があれば治療し、予防もいれた口腔ケアに取り組むことが大切です。

 

 

 

【むし歯予防の最適な方法は?】

口の中のむし歯菌を100%排除するのは難しいですが、適切な口腔ケアを行うことで、その数を減らすことは可能です。

日常生活の中で、ご自身ができるセルフケアと、歯科医院で取り組むプロフェッショナルケアの両方が重要になります。

【参考】当院の予防歯科について

以下に、私たちがおすすめする虫歯予防の5つのポイントを紹介します。

 

●デンタルフロス

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスを使うことも大切です!

 

 

 

●食習慣の改善

健全な食生活を心掛けることが、むし歯を防ぐために効果的です。

甘いものを手に取ってしまう習慣はありませんか?頻度を減らすだけでも改善につながります。

 

③多くの野菜を摂取する

特に深い色のフルーツや葉物野菜は、唾液中のカルシウム濃度を高め、酸を減少させます。

また、ビタミンCとビタミンDも健康な歯をサポートします。

 

●適度な水分補給

口が乾燥すると、歯垢が残りやすくなります。

特に甘い飲み物やアルコールは歯にダメージを与える可能性があるので、注意が必要です。

 

●歯科での定期的なクリーニング

歯科医での定​​期検診とクリーニングは、

虫歯や歯周病の悪化など問題が起こる前に早期発見ができます。

 

むし歯はう蝕とも言います。これは、多くの人が悩む慢性疾患です。

実は最も予防しやすい疾患の一つでもあります。 歯科医院の定期検診を利用して、

ご自身の他、家族の口腔健康を保つため、最適なケアをおこなっていきましょう。

もしご家族で定期健診などに通われておらず、不安な場合には、一度当院までご相談下さい。

お口の健康のため、誠心誠意対応させて頂きます。

 

当院では、歯並びに関しての無料相談をおこなっております。少しでも気になる方は、

以下を参考に御覧下さい。

【歯並び無料相談について】

https://kojimachidental.jp/invisalign/

医療法人社団 恵雄会 麹町デンタルクリニック

インビザライン認定医

今回のテーマは、「除去が必要となるインプラントの症例やそれに伴う手続きと費用」について解説します。

 

歯の喪失に対する一般的な治療法として、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。

特にインプラントは、見た目も自然な上、歯の本来の機能である「噛む」という面でも、質の高い治療方法です。

 

とはいえ、インプラントを選ぶ際には、デメリットも知っておく必要があります。

長期的に治療後の経過によっては、除去しなければならなくなる症例も存在します。そのリスクも十分に考慮することが大事になってきます。

 

 

 

〇インプラント治療について

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、基本的なインプラント治療について説明していきます。

【参考:当院のインプラント治療について】

 

 

インプラント治療においては、まず人工の歯根(インプラント体)が顎骨に挿入され、

固定された後に連結部(アバットメント)と被覆材(構造上部)が装着されます。

顎の骨などが不足している場合には、骨を増やす手術も必要となる場合があります。

 

一般的な治療期間としては、患者様の状態にもよりますが、数ヶ月から長くて約1年かかることもあります。

この治療は保険の対象外であり、自由診療です。費用は医院によって違います。

その違いは取り扱うインプラントのメーカーや治療機材・クオリティにより変動します。

【参考:治療料金表】

 

 

〇除去が必要なインプラントのケースとその理由

高品質なインプラントも、特定の状況で除去が必要となる場合があります。

除去の主要な原因としては、インプラント周囲炎、インプラント体の損傷、

体内へのインプラントの移動、神経障害、金属アレルギーなどが挙げられます。

 

 

わかりやすい様に、以下に詳しく説明していきます。

 

〇インプラント周囲炎による問題

インプラントの取り外しが必要になる主要な理由として、インプラント周囲炎があります。

これはインプラント体と呼ばれる人口歯根周囲の組織で炎症が生じた状態です。

この炎症の主な原因には、口腔ケアが適切におこなわれなかった際におこる

オーバーロード(インプラント体に過度な負荷がかかること)があります。

 

インプラント周囲炎を防ぐためには、歯科医師だけではなく、患者様自身の努力も必要になります。

歯科医師については、患者様に合った最適なインプラント体の選択だけでなく、

詳細な治療計画を立て、治療後の予防の重要性を目の前の患者様へ理解いただく努力が必要になります。

患者様ご自身も、定期的に歯科医院へ通院し、予防を徹底すること、自宅でのセルフケアを重要視し、

特にインプラント周囲の清潔性を維持することが重要です。

 

 

〇インプラント周囲炎の症状

この炎症が起きると、骨吸収とよばれる顎の骨が減少していく症状が進行します。

これによりインプラント体を支える骨が弱くなることで、安定性が失われていきます。

食事中に歯が揺れだすなどの可能性があり、最悪な場合には取り外しが必要になることもあるのです。

ただし、骨吸収がおきない炎症もあり、「インプラント周囲粘膜炎」として分類されます。

この場合にはインプラントの安定性に大きな影響を与えません。

少しでも違和感を覚えた際には、すぐに歯科医師へ相談していただき、悪化しないように未然に予防することが重要です。

 

 

〇インプラント体の損傷

耐久性が高く設計されたインプラント体も、長期間の使用で劣化や破損のリスクがあります。

損傷したインプラント体は、そのまま放置してしまうと、インプラント周囲炎や咬合にも問題をおこす可能性があります。

リスクがあると判断された場合には除去する必要があります。

 

 

〇インプラントの体内への進入

上顎の後方には上顎洞と呼ばれる鼻の空洞があり、この部分の骨は非常に薄くなっています。

そのため、この位置にインプラントを埋入する場合、骨造成が必要な場合があります。

骨造成をしないまま埋入した場合、稀にですがインプラントが上顎洞の方へ動いてしまい、上顎洞に侵入するリスクがあります。

 

この現象は「インプラントの体内の進入」と呼ばれ、この状態のインプラントは除去が必須です。

侵入が発生すると、鼻から膿が排出されるなど不快な症状が出る可能性があります。何か異常を感じたら、

すぐに手術を実施した歯科医院または耳鼻咽喉科を受診することが推奨されます。

 

 

〇神経の感覚喪失

顔には多くの神​​経が集まっており、口周辺も例外ではありません。

治療中にこれらの神経を損傷させないように慎重な処置が求められます。

根元近くには下歯槽神経があります。ここを損傷する恐れがあり、親知らずを抜歯時には下唇の感覚が鈍くなるリスクが約2%とされています。

インプラントの手術の中でも、下顎にインプラントを設置する場合には神経を傷つけないように注意が必要です。

感覚に違和感があり、神経の損傷が確認されたら、インプラントを除去して神経の修復が必要です。

 

〇金属アレルギーについて

金属に対するアレルギーがある場合、インプラント手術が適用できるか疑問に方もいるかもしれません。

結論としては、金属アレルギーを持つ方でも、一般的にインプラント手術は受けられます。

インプラント体に用いられる素材はチタン製であり、アレルギーリスクのある金属(例:ニッケル、コバルト等)は含まれていません。

ただし、非常に稀なケースですが、チタンであってもアレルギー反応が起こる場合も0ではありません。

その場合はやはり除去する必要があります。

 

〇インプラントの除去手段

インプラント周囲炎等でインプラントの除去が必要となった際は、埋入する際と同様に局所麻酔を使用して手術を行います。

軽度な手術で終わる場合もありますが、一般的には特別な器具が使用されます。

また、状況に応じて骨を削らなければならないこともあります。

 

〇インプラント除去後の再手術の可否

インプラントが一度取り外された後、再度インプラント手術ができるかどうかは、状況によって異なります。

 

・再手術をおこなえるケース

再手術が可能となる条件としては「インプラント除去をおこなた理由が解消されていること」が基本となります。

 

わかりやすく、具体的な例をあげます。インプラント周囲炎が引き金となった場合には、

感染箇所のクリーニングや炎症の軽減が求められます。

同様に、インプラント体自体の損傷や神経の損傷が問題だった場合は、これらの状態が改善されている必要があります。

 

〇再手術が難しいケース

再手術が難しいケースについて考えてみましょう。

当然ですが、インプラントが除去された原因が改善できていないことには、再手術は適切ではありません。

炎症の改善だけでなく、患者様自身の生活習慣の改善、口腔内の習慣が改善されていることも含まれています。

この状態で再度インプラント治療を行ったとしても、再度悪化する可能性が高いです。

まずは、根本原因を改善することをおこなっていきましょう。

 

 

麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、

患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、

治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。

症例数も数多く対応してきた実績もありますので、治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。

 

麹町デンタルクリニック

院長 西澤 道雄

院長紹介はこちら

誠に勝手ながら8月7日(月)〜8月10日(木)まで休診いたします。

ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

私はインビザライン公認歯科医師であり、年間で複数のマウスピース矯正の症例を対応しています。

 

このブログをご覧になっている方の多くは、矯正治療を検討されている方もいらっしゃると思います。

治療をはじめてから、「こんなはずではなかった!」とならないように、デメリットについてもしっかりと把握しておくことが重要です。

マウスピース矯正やブラケット矯正など矯正治療全般に言えることですが、治療をおこなう際には、歯茎について問題が発生する場合があります。

 

たとえば、以下のケースが散見されます。

 

・歯茎からの出血や歯茎の腫れ

・歯茎周辺がしみてしまう

・治療前とくらべ、歯茎が下がってしまった

 

 

 

これらは事前に認識しておくことで、対策をたてることができます。

今回は歯茎トラブルについてお話していきます。

 

 

■トラブル① 歯茎からの出血

 

矯正治療をすると一般的には、歯磨きのしづらさがあり、汚れは溜まりやすくなります。

インビザラインのようなマウスピース矯正は取り外しができるため、歯磨きがしにくいということがないですが、

意識的にセルフケアをしないと同様のリスクが発生します。

 

お口の中に汚れが溜まると、プラークと呼ばれる歯垢が歯の周辺に蓄積していきます。

これが原因で歯茎の炎症・出血となるのです。

 

 

・歯茎の出血対策

対策は非常にシンプルです。答えは歯磨きでの汚れを落としきることです。

これができていれば、出血はおこりません。

ですが、適切におこなわれないと効果はみこめません。

適切に行うポイントは以下の2点です。

 

・正しい磨き方

・適切に磨く時間

 

具体的なやり方については、個人差があるため、くわしくは担当の歯科医師や歯科衛生士に確認いただきたいのですが、

これらが徹底されることで、トラブルはおこらなくなるでしょう。

 

これらのリスクは、ブラケット矯正・マウスピース矯正など、矯正治療の違いでも変わってきます。それぞれの違いについては、以下を御覧ください。

《関連情報》ワイヤー矯正とマウスピース矯正について

 

 

 

■トラブル②歯茎の腫れや痛み

 

矯正治療をおこなっていく中で、歯茎の腫れも発生しやすくなります。

これも要因は出血同様に汚れが根本原因になります。

 

歯茎の腫れは、炎症・出血・腫れという順番に発生するため、出血している状態を放置してしまうことで発生します。

出血の時点で早めにケア見直しをおこない、未然に防止していくことが重要です。

 

また、前提のお話として理解して頂きたいことがあります。

それは、「歯周病」についてです。

 

矯正治療の開始前に歯周病のリスクがないのか?について確認しておくこともポイントです。

そのため、歯周病検査を必ずおこない問題がある場合には、歯周病治療をおこなった上で矯正をはじめていくことになります。

 

 

関連論文

日本歯周病学会会誌/歯周病治療における矯正治療

 

 

・歯茎の腫れ対策

出血同様に歯ブラシがもっとも効果的な対策です。

さきほどもお伝えした通り、出血後に腫れ・痛みが発生してくるため、進行している可能性が高いです。歯ブラシももちろんですが、自宅でのケアだけではできない歯石除去なども必要な場合もあるため、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアをおこなっていきます。

痛みなどがある場合には、腫れをひかせる為に抗生剤を投薬した上で対応していきます。

 

歯周病がある内に矯正治療で歯を動かすと症状が悪化し、炎症が広がっていくリスクがあります。状況の改善をはかった上で矯正治療を開始していきます。

 

 

■トラブル③歯茎周辺のしみるような痛み

矯正治療をはじめていくと知覚過敏になる場合があります。その原因は主に3つあります。

 

1つ目を説明していきます。矯正治療は、当然ですが歯を適正にならべていきます。

治療前は歯が重なってしまっていたものもキレイに並んできます。

歯のズレが原因で歯茎の盛り上がりなどが発生しているケースもありますが、これらも改善してきます。

 

盛り上がっていた歯茎が改善することで、これまで覆われていた部分が露出してきます。

露出した部分が空気に晒されることで知覚過敏になる場合があるのです。

ただし、この場合の歯茎の下がりは正常な状態なので、問題はありません。

 

2つの目の原因については、口の中に汚れが溜まることでおきる場合があります。

とくにワイヤー矯正の場合には、歯ブラシのしにくさがあるので、汚れがたまりやすくなります。

汚れからバイ菌がたまりやすく、そこから酸を発生させます。これにより、歯が溶けることで凍みる場合があるのです。

 

3つ目の原因についてです。歯を矯正すると歯並びも変わりますが、噛み合わせも大きく影響がでてきます。矯正治療は分かりやすい歯並びという見た目だけに目が行きがちですが、重要なのは噛み合わせがしっかり合っているかです。詳細は以下で記載していますので、ご覧下さい。

《関連情報》マウスピース矯正と噛み合わせについて

 

噛み合わせが変化すると、歯にかかる負担も変わってきます。より強く当たってしまう歯も出てくることで、知覚過敏になることがあります。

 

参考論文

補綴誌/咬合接触状態と関連のあった歯の知覚過敏症

 

 

 

・知覚過敏の対策

口の中の汚れも原因の1つなので、やはり歯ブラシを中心としたセルフケアが大事になります。

バイ菌が酸を発生することで、歯を溶かすため原因となる汚れを溜めないことで改善がみこめます。

 

その他、歯茎が下がったことで発生している知覚過敏の症状は時間が経過することで徐々に改善してきます。

多くの場合、歯が慣れてくることで症状がおさまってきます。

 

いずれのケースについても、症状が気になる場合には塗布する薬がありますので、歯科医院にご相談下さい。

歯磨き粉の中にも知覚過敏用の製品もあるため、試して見てください。

 

 

■トラブル③歯茎の下がりについて

歯並びを改善する過程で歯茎が以前よりも下がるケースがあります。

とくに歯周病がもともと進行している方で、すでに歯茎が下がっている場合には、下がったと感じる方が多い傾向があります。

先程もお伝えしましたが、重なった歯が改善することで歯茎の腫れひき、隙間が発生することがあります。

歯並びが改善し、隙間ができたときにはじめて歯茎の下がりに気づき、下がっていると感じてしまうことが多いのです。

 

 

・歯茎の下がりについての対策

もともと歯茎が下がっている場合には、改善は難しいケースがあります。

また、歯茎が下がることで、ブラックトライアングルと呼ばれる歯の隙間ができます。

このブラックトライアングルを改善し、見た目よくするためには、歯と歯の間を削る対応をとります。

歯と歯が重なる面を増やすために、歯と歯の接触面である歯冠部分をわずかに削ります。

こうすることで隙間をうめることができ、目立たな程度にブラックトライアングルを解消することができます。

 

参考論文

阪大歯学誌/上下顎前歯部の前突および叢生を伴う Angle I級成人症例

 

 

さきほどお伝えした通り、歯茎の下がりについては、そもそも歯周病が原因となり、骨が減っていることが要因です。

歯周病による骨の減少がなければ矯正治療で歯茎がさがることはありません。

未然に防ぐには、歯ブラシでのケア、歯科医院でのケアがポイントになってきます。

 

 

■最後に

矯正治療をおこなっていく上で、メリットはもちろん多いですが、デメリットも当然存在します。

その中の1つが歯茎のトラブル(腫れ・痛み・出血・下がり)なのです。

 

今回挙げたトラブルに対してもそうですが、他にお話できていない問題についても、お口の中の汚れがおもな要因になります。

どのトラブルの対策をあげても、結局は歯ブラシなどの日々のケアが中心になります。

矯正治療中のトラブル防止以外でも、歯磨きはとても重要です。必ず毎日のケアをおこなっていきましょう。

 

大前提ですが、歯周病がある場合には、矯正治療をおこなうことができません。

必ず歯周病検査をおこない、問題がある場合には歯周病治療をおこなった上で矯正治療にはいっていきます。

 

矯正治療中のリスクは他にも様々なものがありますので、もしもより詳しいお話を聞きたいということであれば、当院までご相談下さい。

 

 

当院では、歯並びに関しての無料相談をおこなっております。少しでも気になる方は、

以下を参考に御覧下さい。

【歯並び無料相談について】

https://kojimachidental.jp/invisalign/

医療法人社団 恵雄会 麹町デンタルクリニック

インビザライン認定医

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック 院長の西澤です。

当院では、インビザラインというマウスピース矯正をおこなっております。

 

私はインビザライン認定医でもあります。

麹町で開業し約10年、その後同様の治療を多く手がけてきました。今回はその経験をもとに、

「マウスピース矯正と開咬について」をお話していきます。

 

 

【マウスピース矯正と開咬】

みなさんは奥歯でしっかり噛んだ時、上の前歯と下の前歯はしっかり当たっていますか?

そこに隙間ができたりはしていませんか?

 

隙間が開いてしまう事を「開咬」と言います。

本日は開咬とはどういうものか、どういった原因でなってしまうものなのか、放っておいたらどうなるのか?

マウスピース矯正でこの開咬は治るのか?などお話しします。

 

以下は参考ブログです。あわせてご覧下さい。

※参考ブログ※

気になる疑問に答えます!マウスピース矯正の中でも最も有名なインビザライン。はたして効果はあるのか?

 

 

 

 

【開咬とは?】

オープンバイトとも言います。奥歯で噛んだ時、上の前歯と下の前歯の間に隙間ができる事を言います。

出っ歯も前歯同士が噛み合いませんが、出っ歯とは違い、前歯が出てないにも関わらず隙間ができてしまいます。

軽度でしたら、見た目もあまり気になりませんが、重度になると食べ物が食べにくくなったり発音障害にも繋がります。

 

 

 

【開咬したままだとどうなる?】

・消化不良を起こしやすい

開咬は上の前歯と下の前歯が接触していない状態ですので、物を噛みちぎるのが難しくなります。

そのため口の中に入る塊が大きくなり、噛むのに時間がかかるため奥歯に負担がかかりやすくなったり、不十分な状態で飲み込んでしまい消化不良を起こしてしまいます。

 

・発音障害

前歯の間が空いていて空気が漏れやすく、舌が間に挟まってしまったりするため、カ行・サ行・タ行が舌足らずになりやすいです。

 

 

・歯を失うリスクが上がる

前歯が当たっていないということは、奥歯に常に負担がかかっているという事。

奥歯はものをすりつぶすための大きな歯ですが、寝ている時の歯軋りでは自分の体重以上の力がかかります。

前歯が噛めないと、奥歯の負担が大きくなり割れやすくなります。大きく割れてしまうと歯を抜かなければいけなくなってしまいます。

 

 

・口呼吸になりやすい

開咬の状態だと、口が開きやすくなります。

ずっと口が開いていると、口呼吸になりやすくなってしまいます。

口呼吸になると口の中が乾燥して、細菌が増えやすい環境になり、虫歯や歯周病のリスクが上がります。

また風邪なども引きやすくなってしまいます。

 

 

【開咬の原因は?】

・遺伝、骨格

骨格によって開咬が起きることがあります。

特に下の顎の骨が未発達の場合、開咬になりやすいと言われています。

骨の大きさは遺伝がかなり影響しています。家族、親戚に同じような方がいらっしゃる場合、遺伝する可能性は高くなります。

 

 

・指しゃぶり

子供の頃に指しゃぶりをずっとしていると、歯がだんだん押されてきて、開咬になってきてしまいます。

特に上の前歯に押し当てたりしているとなりやすくなります。

 

 

・癖

舌で前歯を押すような癖があると、前歯が傾き開咬状態になります。いわゆる出っ歯(上顎前突)の様な状態です。

 

 

・口呼吸

呼吸は鼻で行われるものですが、鼻炎などで鼻が詰まってしまうと口で呼吸しがちになります。

口で呼吸するのが癖になってしまうと、舌の位置が下がり(本来は舌の先端の位置は上の前歯の少し後ろの位置です)、頬の筋肉の力で上の歯の並びが狭くなる事で、開咬しやすくなると言われています。

 

 

【マウスピース矯正で開咬は治る?】

開咬は治すのが大変な噛み合わせと言われていましたが、最近では開咬は治しやすくなってきました。

また舌の癖による開咬もマウスピースだと防ぎやすいと言われています。

 

【まとめ】

軽度ですと、あまり影響のない噛み合わせですが、癖などにより重度に変わる可能性もたくさんあります。

開咬においては、マウスピース矯正はワイヤー矯正より得意な分野です。

少し口が開いてるけど大丈夫だろう…などと軽視せず、些細な事でも気になる様でしたらぜひ当院でご相談ください。当院ではマウスピース矯正の無料相談を行なっております。

少しでも気になる方は、お問合せ下さい。

 

【歯並び無料相談について】

https://kojimachidental.jp/invisalign/

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インビザライン認定医

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