麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。
患者様の負担を最小限にするため、
「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。
歯を失ったとき、その影響や適切な対処法について不安を感じる方は多いでしょう。
歯は日常生活において欠かせない役割を担っており、放置すると様々なリスクが生じます。
本記事では、歯を失った際に起こり得る問題と、それを解決するための方法について解説します。
目次
歯を失った際の口腔内への影響
全身の健康への影響
精神的・社会的な影響
歯を失った際の治療法とその特徴
経済的・時間的な側面
まとめ
1.歯を失った際の口腔内への影響
歯が一本でも失われると、周囲の歯がその隙間を埋めるように移動し、
歯並びや噛み合わせが悪化する可能性があります。
噛む力のバランスが崩れると、他の歯に過度な負担がかかり、
さらなるむし歯や歯周病の悪化を招くリスクがあります。
また、歯が支えている頬や口の形状にも影響が及び、
頬が落ち込み老けた印象を与えることがあります。
2.全身の健康への影響
歯を失うと噛む力が低下し、食べ物を十分に噛めなくなることで栄養バランスが偏る可能性があります。
特に硬い食材を避ける傾向が強まり、結果として消化不良や胃腸への負担が増すことも。
また、歯周病が進行している場合、口腔内の細菌が全身に広がり、
心疾患や糖尿病などのリスクが高まるとされています。
3.精神的・社会的な影響
見た目や話し方に影響が出るため、歯を失うことは精神的なストレスや自信の喪失につながります。
特に前歯を失った場合、笑顔や会話がぎこちなくなり、人前でのコミュニケーションを避けるようになる方も少なくありません。
仕事や社会生活においても、見た目の印象が重要な場面では、大きな影響を及ぼす可能性があります。
4.歯を失った際の治療法とその特徴
歯を失った際の主な治療法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがあります。
それぞれに利点と欠点があるため、特徴を理解することが重要です。
入れ歯
取り外し可能で、広範囲に対応可能。
費用が比較的安価ですが、装着感や見た目に制約がある場合があります。
ブリッジ
隣接する健康な歯を削って支えにする固定式の治療法。
見た目が自然で快適ですが、支えた歯に負担がかかることがあります。
インプラント
人工歯根を顎骨に埋め込む方法で、見た目・機能性ともに優れ、自然な噛み心地が得られます。
ただし、手術が必要で費用も高額になる傾向があります。
5.経済的・時間的な側面
治療法によって費用や治療期間は異なります。
保険の適用可否も重要なポイントです。
入れ歯
保険適用が可能で、初期費用は低め。
ただし、調整や交換が必要になることがあります。
ブリッジ
数十万円程度の費用がかかる場合があり、
長期間の耐久性に優れていますが、支えとなる歯の健康状態が鍵となります。
インプラント
1本あたり数十万~数百万円と高額で、治療期間も半年以上かかることがあります。
ただし、長期的な満足度が高い治療法です。
どの治療法も、メンテナンスが必要であることを考慮し、
長期的な視点で判断することが重要です。
まとめ
歯を失うことは、口腔内だけでなく全身の健康や精神面にも大きな影響を与えます。
早期の対処と、自分に合った治療法の選択が重要です。
費用や治療期間、機能性、見た目などを総合的に考慮し、歯科医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。
歯の健康は生活の質を大きく左右しますので、日頃のケアも欠かさずに心がけてください。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。
症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
麹町デンタルクリニック
院長 西澤 道雄
麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。
患者様の負担を最小限にするため、
「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。
目次
1.はじめに
2.矯正とホワイトニングの順番は自由
3.インプラントより先に矯正を行う理由
4.インプラントより先にホワイトニングを行う理由
5.まとめ
1.はじめに
口元は、第一印象を決める重要なポイントです。
口元を整えるために審美治療を行う際、
「歯を白くしたい」「歯並びをきれいに整えたい」という希望が自然に出てくるものです。
よく「ホワイトニング、矯正、インプラントの3つの治療を行う場合、
どの順番で進めるのが良いですか?」と質問を頂きます。
正しい順番で治療を行えば、身体への負担も軽減され、費用も考慮できます。
最適な順番をお答えすると、矯正を行った後にホワイトニング、
その後にインプラントを行うのがベストです。
2.矯正とホワイトニングの順番は自由
先ほど順番をお伝えしましたが、正確には矯正とホワイトニングは、
どちらを先に行っても問題はありません。
矯正前でも矯正後でも、ホワイトニングは可能です。
ただし、矯正とホワイトニングを同時に進めたい場合には注意が必要です。
一般的なワイヤー矯正の場合、表側に取り付ける器具については
同時にホワイトニングを行うことができません。
裏側に矯正器具を装着する場合には、同時進行が可能です。
とくに裏側に器具を付ける矯正の場合には、先にホワイトニングをするとよい場合があります。
理由は比較的薄い歯の方だと、裏につけている器具の色が透けてしまい、
口元が暗い印象を受ける場合があります。先にホワイトニングをすることで、口元をより明るく保つことが出来ます。
マウスピース矯正の場合でもホワイトニングを途中で行うことが可能な場合があります。
3.インプラントより先に矯正を行う理由
矯正とインプラントの場合、矯正を優先して治療を進めていきます。
理由はシンプルです。
インプラントは人工の歯であり、一度埋め込むと矯正で動かすということが出来ないからです。
矯正で歯並びを整えた後にインプラントを入れることで、全体の歯並びが美しく整います。
4.インプラントより先にホワイトニングを行う理由
ホワイトニングをインプラントよりも先に行うべき理由は、
歯全体の色を統一するためです。
さらに、インプラントは人工歯であり、ホワイトニング剤では白くすることができません。
色の違いを出さない為にも、インプラントを入れる前にホワイトニングを行うのが理想的です。
ただし例外もあります。インプラントをすぐに入れなければ日常生活に支障が出る場合は、順番を変更することもあります。
その際には、歯科医師と相談し、口腔状態と希望に合った治療方針を決めることも重要です。
また、当然ですがホワイトニングは永久的に白さを持続できるものではありません。
時間が経過することで白さが薄れてくるため、
理想的な白さを保つためには定期的なメンテナンスが必要です。
5.まとめ
ホワイトニング、矯正、インプラントの治療を受ける際は、
それぞれの特性に応じて順番で進めることが重要です。
基本的には、矯正を先に行い、その後ホワイトニング、最後にインプラントを行うことで、
身体への負担を軽減し、より美しい仕上がりが期待できます。
ホワイトニングはインプラント前に行い、歯全体の色を統一しておくことを推奨しています。
治療を受ける際は、歯科医師としっかり相談し、
口腔の状態や生活に合わせた最適な治療計画を立てることが大切です。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。
症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
麹町デンタルクリニック
院長 西澤 道雄
麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、
「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。
インプラント治療を受けることを決めた多くの患者さんが気にするのが、
術後の痛みについてです。痛みがどのくらい続くのか、
またその痛みに対する対処法はあるのかといった疑問を抱えるのは当然のことです。
今回は、インプラント術後の痛みについて詳しく解説し、
対処法や術後のケア、注意点についても触れていきます。
目次
インプラント治療とは?
インプラント術後の痛みの原因と期間
痛みを和らげるための対策
インプラント術後のケアと重要性
術後の注意事項とアフターケア
1. インプラント治療とは?
インプラント治療とは、失った歯を補うために顎の骨に人工の歯根を埋め込み、
その上に人工の歯を取り付ける治療方法です。
元々の歯に似た見た目と機能を持っているため、非常に自然な感触を得ることができます。
この治療は、他の選択肢のように取り外し可能な入れ歯やブリッジとは違い、
固定されているため問題なく食事や会話を行うことが可能です。
治療には通常、手術が伴い、手術は局所麻酔や全身麻酔を用いて行われます。
一般的に手術から完了までには3ヶ月から6ヶ月ほどかかります。
完全に治療が終了するまでの間は、一時的な仮歯を使用する場合もあります。
治療費は骨の状態や使用するインプラントの種類、大きさなどによって異なりますが、
一般的には1本あたり40万円から60万円ほどが相場となっています。
2. インプラント術後の痛みの原因と期間
インプラント手術の後には、痛みや腫れが生じることがありますが、
これは手術に伴う正常な反応です。
痛みの程度や持続期間は個人差がありますが、
一般的には72時間以内にピークを迎え、その後徐々に和らいでいきます。
多くの場合、術後1週間ほどで痛みはほとんどなくなります。
インプラントが埋入される際に、顎の骨や周辺の組織に施される刺激が痛みの主な原因です。
特に複数本のインプラントを一度に行う場合は、痛みが強くなることもあります。
ただし、適切な痛み止めの使用や術後のアイシングなどのケアによって、痛みをコントロールすることが可能です。
3. 痛みを和らげるための対策
術後の痛みを和らげるためには、いくつかの対策を講じることができます。
まず第一に、歯科医の指示に従って処方された薬をきちんと服用することです。
鎮痛剤は痛みの管理に非常に効果的ですが、自己判断で服用量や頻度を変えないようにしましょう。
また、手術後には氷嚢を使用して患部を冷やすと腫れや痛みが軽減されます。
冷却は20分ごとに休憩を挟みながら行うと良いです。
ただし、冷却し過ぎや直接氷が皮膚に触れることは避けましょう。
さらに、術後2日間は激しい運動や熱いシャワーを避け、
できるだけ安静に過ごすことが痛みの管理には有効です。
これに加えて、食事に関しては術後しばらくは柔らかい食品を摂取し、
熱いものやスパイシーな食品も避けましょう。
4. インプラント術後のケアと重要性
インプラント治療が成功するかどうかは、
術後のケアと患者さんのセルフケアに大いに関わっています。
インプラントがしっかりと顎の骨に固定されるまでの期間、口内を清潔に保つことは特に重要です。
術後は通常通りのブラッシングに加え、歯間ブラシやフロスを使って口腔内のケアを徹底します。
また、定期的な歯科医院でのチェックアップも欠かせません。
特にインプラントの周囲に炎症が起きる「インプラント周囲炎」を防ぐため、
初期段階での診断と適切な処置が重要です。
定期的な歯科医院でのメンテナンスも、その一環として受けるよう心がけましょう。
5. 術後の注意事項とアフターケア
インプラント手術後は通常の生活に戻る前に、いくつかの注意事項があります。
軟膏処理された部位を擦ったり触ったりしないこと、
うつ伏せで寝ないこと、術後の指示に従った食事を続けることなどです。
特に口内を刺激することは出血や感染の原因となるため避けるようにしましょう。
この他に、アルコールや喫煙も術後は控えるべきです。
喫煙はインプラント治癒を遅らせ、失敗するリスクを高める要因として知られています。
もし何か不安な症状や疑問があれば、すぐに歯科医院へ相談し、適切な指導を受けることが大切です。
まとめ
インプラント術後の痛みはほとんどの患者さんに発生しますが、
適切にケアすることで痛みを軽減し、スムーズな回復が望めます。
術後の痛みは一般的には短期間でおさまり、長期的な視野に立てば、大きなメリットを得られる治療です。
しっかりとしたアフターケアと歯科医の指導に従うことで、
安心してインプラントを日常生活に取り入れましょう。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。
安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。
症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
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麹町デンタルクリニック
院長 西澤 道雄
麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、
「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。
インプラント治療は、歯を失った方にとって、
自然な見た目と機能を取り戻すための素晴らしい選択肢です。
しかし、インプラントの寿命や再手術についての不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
このブログでは、インプラントの寿命、定期的なメンテナンスの重要性、
そして必要に応じた再手術について詳しく説明します。
目次
インプラントの寿命とは
インプラントのメンテナンス方法
再手術が必要になるケース
再手術の方法と注意点
インプラント治療のメリットとデメリット
まとめ
インプラントの寿命とは
インプラントの寿命は、多くの患者様が最も気になるところでしょう。
一般的に、インプラントは適切なケアとメンテナンスが施されていれば10年以上の寿命が期待できます。
しかし、ある研究では20年以上正常に機能している例も報告されています。
寿命を左右する要素としては、定期的なメンテナンス、適切な口腔衛生、使用するインプラントの材質、
患者様の健康状態や食生活、習慣(喫煙や歯ぎしりなど)が挙げられます。
インプラントの寿命を延ばすためには、
日常的な歯磨きや歯間ブラシの使用によるプラークの除去が欠かせません。
加えて、定期的な歯科医院でのメンテナンスが、長期間にわたりインプラントを健康に保つ鍵となります。
これによって、インプラント周囲炎といったトラブルの発生を未然に防ぐことができます。
インプラントのメンテナンス方法
インプラントの長寿命を確保するためには、日常の口腔ケアと定期的な歯科でのメンテナンスが重要です。
日常的な歯磨きはもちろんのこと、特に歯間ブラシやフロスを使ってインプラント周囲をしっかりと清掃することが必要です。
そして、歯科医院での定期的なクリーニングや検診により、
インプラント周囲の健康状態をチェックし、問題がないかどうか確認することが求められます。
特にチェックするポイントとしては、インプラントを支える骨の状態や、歯肉の炎症などが挙げられます。
インプラント周囲の健康状態を維持するために、3か月から半年に一度の割合での定期検診をおすすめします。
これにより、炎症や歯周病が進行する前に対処することができ、インプラントの寿命を大幅に延ばすことが可能です。
【参考情報】インプラントを検討中の方は必読!知っておくべきリスク!インプラント歯周炎とは?
再手術が必要になるケース
インプラントが永遠にそのまま機能するという保証はありません。
さまざまな理由により、再手術が必要になる場合もあります。
一般的な原因としては、インプラント周囲炎、骨の吸収、
機械的な負担によるインプラントの破損、またはインプラントの位置ズレなどがあります。
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の組織が感染症になる状態で、
放置するとインプラントが不安定になり、最終的には失われることがあります。
これが進行してしまった場合、再手術が必要になることがあります。
また、骨の吸収や機械的な問題についても適切な対応が必要なことが多く、
早期発見・早期治療が重要です。
再手術の方法と注意点
インプラント再手術には、いくつかのアプローチがあります。
症状や損傷の程度に応じて、再度のインプラント埋入が必要になる場合や、
補綴物の交換、周囲組織の再構築を行うことがあります。
再度インプラントを埋入する場合、骨の状態が重要な要素となります。
骨が不足している場合には、骨移植や骨の再生を行うことが必要となることがあります。
再手術において、最も重要なのは正確な診断と計画です。
そのため、術前に行われるCTスキャンやデジタル模型による精密な診断が重要です。
また、再手術の際には従来よりも大きな負担がかかることから、
術後のケアが従来以上に大切となる場合があります。
術後の定期検診を怠らないようにし、インプラントの長期的な維持に努めることが必要です。
インプラント治療のメリットとデメリット
インプラント治療には多くのメリットがありますが、デメリットもあるため、確認しておきましょう。
最も大きなメリットは、自然な見た目と機能を取り戻せる点です。
噛む力も元通りになり、違和感が少ないため、
日常生活において質の高い生活を送ることが可能になります。
また、隣の歯に影響を与えない、骨の吸収を防ぐといった健康上の利点もあります。
一方、デメリットとしては、治療期間の長さと費用の面があります。
治療は数ヶ月から一年ほどかかることが一般的で、その間に複数回の通院が必要になります。
費用面では、保険適用外となる場合が多いため、数十万円以上のコストがかかることがあります。
しかし、この費用は長期的な自身の健康を考えた上での投資と考えることもできます。
【参考情報】40代におけるインプラント治療のメリットとデメリットとは?
まとめ
インプラントは、歯を失った方にとって、見た目や機能を取り戻すための素晴らしい治療法です。
適切なメンテナンスと口腔ケアを行い、インプラントの健康状態を維持することが大切です。
万が一再手術が必要になった場合でも、早期に対処することが重要です。
インプラントの寿命を延ばし、快適な生活を送るために、定期的な歯科医院での受診を心がけましょう。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。
症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
麹町デンタルクリニック
院長 西澤 道雄
麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、
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インプラント治療をお考えの方や現在受けている方、
または親族や知人がインプラントを検討している方にとって、「骨補填材」という言葉は少し聞き慣れないかもしれません。
しかし、インプラントを正しく行うためには重要な要素です。
このブログでは、骨補填材の役割とその治療がなぜ必要なのかに焦点を当ててお伝えします。
目次
インプラント治療とは?
骨補填材の役割
骨補填材の種類と特徴
インプラント治療における骨補填材のメリットとデメリット
骨補填材を考慮した治療費用と期間
まとめ
1. インプラント治療とは?
インプラント治療は、失われた歯を補うための先進的な歯科治療です。
一般的にはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯冠を装着します。
この治療法は、入れ歯やブリッジに比べて長持ちし、自然な感覚と外観を提供します。
ただし、インプラント治療が成功するためには、顎の骨が十分な厚さと密度を持っていることが必要です。
骨が不十分な場合、インプラントは固定されず、失敗する可能性が高くなるため、骨補填材の使用が考慮されます。
2. 骨補填材の役割
顎の骨が不足している場合に、インプラントを安定して固定するために骨補填材が使用されます。
骨補填材は、新しい骨の成長を促進し、インプラントを支えるためのサポートを提供します。
これにより、インプラントが安全にそして長期間にわたって機能することができます。
骨補填材は、特に顎の骨が薄い、または密度が低い患者様にとって重要です。
歯を失ってから時間が経つと、骨が吸収されてしまうことがあり、
そのままではインプラントが安定せず、長期的な成功が難しくなります。
そのため、骨補填材を使用して骨の厚さや密度を補強することが効果的です。
3. 骨補填材の種類と特徴
骨補填材にはいくつかの種類があり、それぞれに特性や適用例があります。
– 自家骨:患者様自身の骨を採取して使用する方法で、生体適合性が高く、
骨の再生が促進されやすいです。
ただし、採取に伴う手術が必要で、ドナーサイト(採取元)の回復時間がかかることがあります。
– 人工骨:医療グレードの材料で作成されたもので、
生体適合性や安全性が高まるように処理されています。
採取が不要なため、身体的負担が少なく、技術の進歩により効果も向上しています。
– 異種骨や同種骨:異種骨は動物の骨から、同種骨は他人からの移植による素材で、
治療が比較的容易になる場合もありますが、
アレルギー反応や感染リスクを考慮する必要があります。
選択する骨補填材は、患者様の状態や治療の目的に応じて歯科医が決定します。
それぞれの利点やリスクを把握し、適切な経過を踏まえた選択が求められます。
4. インプラント治療における骨補填材のメリットとデメリット
骨補填材を使用することには多くの利点があります。
まず、大きなメリットはインプラントの成功率が向上することです。
不十分な骨量を補うことで、安全で長期にわたる安定したインプラントの設置が可能になります。
また、審美的な面でも自然な仕上がりが期待できます。
一方で、デメリットも考慮する必要があります。
例えば、骨補填手術は通常のインプラント手術よりも時間がかかる可能性があります。
さらに、手術そのものに伴う感染や合併症のリスクがあります。
また、素材や施術内容によりコストが高くなることがあります。
精神的な負担も無視できません。
手術に対する不安や、術後の回復期間中の制限など、事前に十分な説明と相談が必要です。
歯科医としっかりとコミュニケーションを取り、納得した上で治療を進めることが大切です。
5. 骨補填材を考慮した治療費用と期間
骨補填材を使用するインプラント治療は、既存のインプラント治療に比べて複雑になる場合が多く、
費用もその分増加することがあります。
治療費は素材や方法によって異なるため、一概には言えませんが、一般的に数十万円から数百万円に及ぶこともあります。
治療期間に関しては、骨補填を行う際は通常のインプラント治療よりも時間がかかることがあります。
骨が新しく形成されるには数か月から半年以上を要する場合もあり、
最終的なインプラントの完成まで長期間を見越す必要があります。
初期のカウンセリングから始まり、計画的に治療を進めることで、
確実な治療結果を目指します。優れた歯科クリニックでは、
患者様の経済的負担や治療にかかる時間を考慮し、
柔軟な相談を行うことができるので、事前に十分な話し合いが重要です。
6. まとめ
インプラント治療を検討する際に骨補填材が必要とされるケースは少なくありません。
骨補填材によって、より安全で長持ちするインプラントが可能になり、患者様の満足度も高まります。
治療には時間と費用がかかるものの、しっかりとした説明を受け、納得の上で進めることが大切です。
最終的には、信頼できる歯科医と共に自分に最適な治療法を選び、快適で自然な口腔内環境を取り戻すことを目指しましょう。
インプラント治療に関わるさまざまな質問や不安については、どうぞお気軽にご相談ください。
私たち歯科医院では、患者様の健康と笑顔を最優先に考えたサポートをご提供いたします。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
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インプラント治療は、多くの患者さんに選ばれる歯科治療の一つです。
しかし、インプラントを検討している患者さんの中には、
インプラントがMRIやCTスキャンに及ぼす影響について不安を抱える方もいらっしゃいます。
このブログでは、インプラントとそれに関連するMRIやCTスキャンについて詳しく説明し、
一般的な疑問にお答えします。
目次
インプラント治療とは
MRIとインプラント
CTスキャンとインプラント
インプラント治療のメリットとデメリット
インプラント治療の費用と期間
まとめ
1. インプラント治療とは
インプラント治療は、失った歯を補うために顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、
その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
この治療法は、入れ歯やブリッジに比べて自然な見た目や使用感を提供し、
多くの患者さんに好まれています。
手術は通常、局所麻酔のもとで行われます。
通常、インプラント体が骨と結合するまでの期間は数ヶ月とされています。
この間、骨がインプラントとしっかり結合することを「オッセオインテグレーション」と呼び、
これが成功すると非常に安定した基盤ができ、長くインプラントを維持することが可能となります。
インプラントは、1本の歯を失った場合から数本、
さらにはすべての歯をインプラントで置き換えることまで可能です。
しかし、患者さんの口腔状態や全身の健康状態によっては、この治療が適さない場合もあります。
特に、顎の骨量が不十分な場合は、骨を増やす手術が必要なこともあります。
2. MRIとインプラント
MRI(磁気共鳴画像法)は、磁場とラジオ波を利用して体内の組織を詳細に撮影する検査です。
MRIでよく懸念されるのは、金属が検査に悪影響を及ぼす可能性がある点です。
しかしながら、現在多く使われているインプラントは、生体適合性の高いチタン合金やジルコニアを主成分としており、
これらはMRI検査において安全とされています。
インプラントは非磁性体であるため、基本的にMRIに影響を与えないとされています。
しかし、インプラントを入れている部位周辺の画像が一部ゆがむ可能性があるため、
検査の際には歯科医院や医療施設にインプラント装着の事実を伝えることが重要です。
これにより、放射線技師や医師が結果の解釈を正確に行うことができます。
3. CTスキャンとインプラント
CTスキャン(コンピュータ断層撮影)は、X線を利用して身体の断層画像を取得する技術です。
インプラント治療においては、顎の骨の状態を詳細に把握するためにCTスキャンが活用されます。
CTスキャンは、インプラントを計画する際に非常に重要で、
適切な位置とアングルでインプラントを埋め込むためのガイドとして利用されます。
インプラント体そのものはCTスキャン撮影に影響を与えません。
しかし、口腔内の他の金属製品(例えば詰め物やクラウン)がある場合、
アーチファクト(画像の歪み)が生じる可能性があります。
これを避けるため、検査前に歯科医師と相談し、適切なガイドラインに従って検査を行うことが推奨されます。
4. インプラント治療のメリットとデメリット
インプラント治療には多くの利点があります。
最も大きなメリットの一つは、非常に自然な見た目と使用感を提供することです。
入れ歯やブリッジと比較すると、インプラントはしっかりと固定されており、
食事や会話をする際も安心感が得られます。
一方で、デメリットも存在します。
インプラント治療は手術を伴うため、術後のケアが必要です。
また、インプラントは長期的に使用できる強固な装置ですが、
感染症や周囲の骨が減少するリスクは無視できません。
そのため、定期的なメンテナンスと口腔ケアが重要です。
経済的な面では、インプラントは比較的高額な治療とされています。
治療費用は、インプラントの本数や患者さんの口腔状況によって異なりますが、
1本あたりの費用としては数十万円が相場とされています。
さらに、治療全体の総額は数十万から数百万円に及ぶこともあります。
【参考情報】インプラントをやらなきゃよかったと後悔した3つのこと、後悔しないための5つのポイント
5. インプラント治療の費用と期間
インプラント治療の費用は、国内外の医療施設によって異なりますが、
一般的に1本あたり50万円から70万円程度が多いです。
これには、検査費用、手術費用、インプラント自体の費用、クラウンの費用が含まれています。
また、骨造成手術が必要な場合、さらに費用がかかることも考慮しなければなりません。
治療期間については、通常4ヶ月から1年程度が標準とされます。
初診時に行うCTスキャンや診断を元に、インプラントの埋入手術を行い、
その後、骨とインプラントがしっかり結合するのを待つために数ヶ月の時間が必要です。
その後、人工の歯を取り付けて最終的な仕上げを行います。
6. まとめ
インプラント治療は、多くの人々に安定した機能と美しい見た目を提供する魅力的な選択肢です。
しかし、MRIやCTスキャンといった医療画像検査についての理解と注意が必要です。
インプラントそのものはこれらの検査に大きな影響を与えませんが、
検査時には医師や歯科医師にしっかりと情報を伝えることが重要です。
また、治療には費用や時間、手術後のケアが必要であることを理解した上で、
安心して治療を受けるために十分な情報を持つことが大切です。
もし、インプラントに関する疑問や不安がある場合は、
歯科医師に相談して、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
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症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
麹町デンタルクリニック
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麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。患者様の負担を最小限にするため、
「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。
安心・安全のインプラント治療をおこなっており、年間で多数のインプラント症例に対応しています。
インプラント治療は、天然歯と同様の見た目や機能性を実現できる、
今や多くの患者様に知られている優れた治療法です。
しかし、そんなインプラント治療でも完璧な治療法ではありません。
インプラント周囲炎という深刻な症状のリスクも考えられます。
インプラント治療を現在、検討中の方や興味を持っている方は、
しっかりとリスク面も知った上で判断されてみて下さい。
インプラント周囲炎って?
インプラント自体は、虫歯リスクはありません。
理由は当然ですが人工のものだからです。しかし、その周辺の歯茎は別です。
口腔内ケアを怠ると歯茎にインプラント歯周炎を発生させるリスクがあります。
インプラント歯周炎は歯周病菌の増加から発症します。
食事後の口の中には食べ物が残り、プラークが形成されやすく歯に付着していきます。
これが歯周病菌が増える原因になります。
この菌の活動が活発化すると、顎の骨を溶かしてしまい、
最悪の場合、インプラントや周りが抜け落ちてしまう可能性があります。
どうしたら予防できるでしょうか?
インプラント周囲炎の早期発見は非常に重要です。
この症状は一般的な歯周病よりも治療が難しく、発症すると口の中への影響も大きいです。
毎日のセルフケアと定期的な検査が必要です。
インプラント周囲炎は発症していても、気づきにくいため、注意が必要です。
患者様自身が正確な知識を持ち、対策をしていくことが重要です。
逃さないで!インプラント周囲炎発症のサイン!
インプラント周囲炎の初期症状は、歯茎からの出血や膿が多いです。
どれだけレベルの高い・高品質なインプラント治療を受けた後でも、
これらの症状を放置すると、顎の骨が溶けたり、
埋入したインプラントが抜け落ちたりする危険があります。
インプラント周囲炎は以下のような怖い特徴を持っています。
痛みをほとんど感じない
初期の歯茎の腫れが目立たない
出血が少ない
骨の炎症が大幅に広がる
症状が急速に進行する
これらの特徴から、インプラント周囲炎が進行している場合、すでにかなり悪化している可能性があります。
できるだけ早期に発見した上で治療開始できるように、歯科医院での検診、
ご自身での正しいケアを日々おこなっていくことが最適の予防策です。
【参考】除去が必要となるインプラントの症例やそれに伴う手続きと費用
歯科治療を受ける際の、賢明な歯科医院の選択方法
ヨーロッパ歯周病学会によると、インプラント治療を受けた患者の約28〜54%が
インプラント周囲炎を経験しているとのデータが示されています。
これは、インプラント歯周炎がこれまでの想定以上に蔓延していることを示唆しています。
さて、この高い発症率の裏にはどのような理由があるのでしょうか?
これはインプラント治療の「成功」の定義に深く関係しています。
多くの方がご存じないかもしれませんが、
インプラント治療の成功を示す基準には2つのカテゴリーが存在します。
「生存率」…インプラントが抜け落ちていなければ、問題ないという判断基準になります。
つまり、インプラント周囲炎を発症していたとてもその治療は「成功」としています。
「成功率」…インプラントが適切に埋入されているというだけではなく、
周囲の骨や歯茎の健康状態も兼ねて「成功」と評価されます。
つまり、インプラント周囲炎を含む、なんらかの問題が発生している場合、成功とは判断されません。
インプラント治療の「成功」の定義は、歯科医師や各クリニックによって異なることがあるのです。
いくつかのクリニックは「生存率」を重視していることもあります。
厳密に健康状態を判断するには、当然「成功率」の方が良い基準と言えます。
質の高い治療を施す歯科医師は、治療のメリットだけではなく、長期にわたるリスクを明確に説明します。
患者が納得した上での治療が、本当の意味での質の高い治療と言えます。
宣伝やキャッチコピーただで歯科医院を選ぶことはリスクが伴うのです。
最後に
インプラント治療を成功させるためには、
歯科医師の専門知識、設備の最新性、患者のニーズへの適切な対応が必要です。
治療前の詳しいカウンセリングや、治療後も口腔内の健康を継続的にケアできる環境なのかまで確認して、
歯科医院を選択しましょう。
当院では患者様が安心できる質の高い治療を受けられるよう、
最新の設備・技術を導入しております。
インプラントは確かに機能性・審美性・健康面のどれをとっても効果的な治療方法ですが、リスクも伴います。
スタッフ一同、しっかりと丁寧なコミュニケーションを患者様と取りながら、
最適な選択をしていただきたいと考えております。
治療の適用可否については、必要な検査と歯科医師とのカウンセリングが重要です。
少しでも興味をお持ちの際には、治療内容やコスト面など、
詳細をご説明しますので、お気軽にお声がけください。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。
症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
麹町デンタルクリニック
院長 西澤 道雄
麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
私はインビザライン公認歯科医師であり、年間で複数のマウスピース矯正の症例を対応しています。
今日のテーマは、「むし歯と歯周病は、歯ブラシの共有や歯磨き粉から感染するの?」です。
一般的には、大人同士の間では歯ブラシや歯磨き粉の共有から歯周病菌が感染する可能性は低いとされています。
歯周病菌に感染したからといって、いわゆる歯周病になるわけではありません。
ただし、自分の口内環境が健康でない場合は、感染リスクが高まってしまいます。
明確な理由はわかりませんが、中学生以下のお子さんは家庭内で親と共有する歯磨き粉やコップから、
大人の歯周病菌に感染することはありません。
しかし、むし歯菌は別問題で、家庭内で感染する可能性があります。
また、ご存じの方もいるかと思いますが、
驚くべき事実として、赤ちゃんは生まれたばかりの時は虫歯菌がいません。
ただし、歯が生え始める約6ヶ月頃から感染が始まり、特に1歳6ヶ月から26ヶ月の間が感染しやすい期間になります。
この頃は、大人の唾液中の菌が感染源となる可能性が指摘されています。具体的な例としては、以下です。
・スープなどの熱い食べ物を息で冷ましてからお子さんにあげる。
・大人がつかっている箸やスプーンで子供に食べ物を与える
このような行為や、離乳食期から大人と同じ食事や飲み物を共有することで、感染のリスクが高まるとされています。
現状、虫歯菌を完全に予防する方法は存在しません。特に1歳6ヶ月から2歳6ヶ月の間は、むし歯菌の感染に注意が必要です。
そして、大事な点として、お子さんのむし歯予防には、親御さん自身の口腔ケアが非常に重要です。
親の口腔内のむし歯菌の数が多ければ、子どもへの感染リスクも高まります。
ただし、口腔内にむし歯菌が存在するからと言って、確実に虫歯になるわけではありません。
もちろん、食器などを共有しないほうがベストですが、子育て自体が忙しい中で、過度に神経質になる必要はありません。
どんなに気を付けたとしても、共同生活をしている以上、全ての感染経路を防止することは難しいと思います。
親御さん自身の口腔ケアが最も効果的な予防策と言えるでしょう。
おじいちゃんやおばあちゃんも含めた家族全員で、歯の問題があれば治療し、予防もいれた口腔ケアに取り組むことが大切です。
【むし歯予防の最適な方法は?】
口の中のむし歯菌を100%排除するのは難しいですが、適切な口腔ケアを行うことで、その数を減らすことは可能です。
日常生活の中で、ご自身ができるセルフケアと、歯科医院で取り組むプロフェッショナルケアの両方が重要になります。
以下に、私たちがおすすめする虫歯予防の5つのポイントを紹介します。
●デンタルフロス
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスを使うことも大切です!
●食習慣の改善
健全な食生活を心掛けることが、むし歯を防ぐために効果的です。
甘いものを手に取ってしまう習慣はありませんか?頻度を減らすだけでも改善につながります。
③多くの野菜を摂取する
特に深い色のフルーツや葉物野菜は、唾液中のカルシウム濃度を高め、酸を減少させます。
また、ビタミンCとビタミンDも健康な歯をサポートします。
●適度な水分補給
口が乾燥すると、歯垢が残りやすくなります。
特に甘い飲み物やアルコールは歯にダメージを与える可能性があるので、注意が必要です。
●歯科での定期的なクリーニング
歯科医での定期検診とクリーニングは、
虫歯や歯周病の悪化など問題が起こる前に早期発見ができます。
むし歯はう蝕とも言います。これは、多くの人が悩む慢性疾患です。
実は最も予防しやすい疾患の一つでもあります。 歯科医院の定期検診を利用して、
ご自身の他、家族の口腔健康を保つため、最適なケアをおこなっていきましょう。
もしご家族で定期健診などに通われておらず、不安な場合には、一度当院までご相談下さい。
お口の健康のため、誠心誠意対応させて頂きます。
当院では、歯並びに関しての無料相談をおこなっております。少しでも気になる方は、
以下を参考に御覧下さい。
【歯並び無料相談について】
https://kojimachidental.jp/invisalign/
医療法人社団 恵雄会 麹町デンタルクリニック
インビザライン認定医
東京都千代田区 麹町デンタルクリニック
歯科医師 西澤道雄
【2つの矯正方法】
昔に比べて、日本人も歯並びを気にする方がとても増えてきました。
歯並びを治すという事は見た目だけでなく、虫歯や歯周病のリスク改善や他の機能改善も見込まれます。
今回はそもそも矯正ってどんな種類があるのか?というお話をしたいと思います。
矯正に種類?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は矯正には大きく分けて2種類の方法があります。
それはワイヤーとマウスピースです。
以前はワイヤー矯正が主流でしたが、最近はマウスピース矯正をされる方が増えてきました。
【ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとは?】
歯の並びを治す方法にはワイヤーを使う方法と、マウスピースを使う方法があります。
ワイヤー矯正は歯に四角い金具やプラスチックの装置をつけ(ブラケットと言います)、そこにワイヤーをはめ込み、歯を動かしていきます。
一方、マウスピース矯正は透明のマウスピースをはめることにより歯を動かしていきます。人によっては歯に四角いプラスチックを装置をつけ(アタッチメントと言います)たり、ゴムを付けたりする事もあります。
【ワイヤー矯正とマウスピース矯正のメリット・デメリット】
☆ワイヤー矯正
ワイヤー矯正のデメリット
・ワイヤーや金属のブラケットが口の中で引っかかってしまい傷を作ってしまう。
・どちらかというと締め付け感や痛みがマウスピースに比べ強め。
・ずっと装置をつけっぱなしになるため、食事がしにくく装置に食べ物が挟まってしまったり、歯磨きがしにくくなるため虫歯や歯周病のリスクが高くなる。
ワイヤー矯正のメリット
・はめたままで食事ができるため、矯正中の食事制限が基本的にない。
(もちろん甘いものや炭酸などをたくさん食べ過ぎるのは虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいますが…)
・付け外しをしないため、管理がしやすい。
☆マウスピース矯正
マウスピース矯正は型取りをすると、たくさんのマウスピースが出来上がってきます。そのマウスピースを決められた期間でご自身で交換していただきます。
マウスピース矯正のデメリット
・食事制限がある。はめている間は食事ができません。飲み物もはめている間は水のみ可能。
(食事をする時はマウスピースを外し、食事が終わったら歯磨きをしてマウスピースをはめます。)
・決められた時間はめていないと歯が計画通りに動かなくなってしまう。モチベーション維持が大事です。
マウスピース矯正のメリット
・目立ちにくい。余程近付かないとわからない位です。なので周りにあまり気付かれないうちに歯並びを綺麗にする事ができる。
アタッチメントも歯と同じ色をしているため目立ちにくい。
・アタッチメントの上からマウスピースを付けるため、ワイヤー矯正の様に口の中を傷付ける事がない。
・ワイヤーがないため、歯磨きもしやすく、フロスも使えます。そのため虫歯や歯周病のリスクもワイヤー矯正に比べ少なめ。
【まとめ】
今回は矯正の種類、それぞれの特徴についてお話ししましたが、いかがでしたか?
矯正治療は長期的な治療になるため、ご自身に合った矯正方法をよく検討し選んでいただきたいと思います。
当院ではマウスピース矯正を行なっていますが、必ずこのメリット・デメリットをしっかりお伝えした上でマウスピース矯正を選択していただいています。
もう少し詳しく聞きたいなどございましたら、当院で行っている無料相談をおすすめします。
やるかやらないかまだ決めかねているけど、とりあえず話だけ聞いてみたいな…という方もぜひ気軽にご相談にいらしてください。
矯正に対する不安の解消や判断材料にしていただけると嬉しいです。
みなさまこんにちは!歯科衛生士の松尾です。
だいぶ桜も満開になり見頃を迎えつつありますね!ただ三寒四温で気温差が激しく体がついていかない季節でもありますのでくれぐれも体調管理にはお気をつけ下さい。
さて、先日当院の歯科衛生士4名で“エアフローハンズオンセミナー”というものに参加してきました!
エアフローとは以前のブログでもお伝えしているように、微粒子パウダーと水と圧縮空気の力で健康な歯を傷つけることなく歯石以外の汚れ全てを落とせる画期的なマシンです!!
当院でも昨年から一台導入しており毎日の定期検診で大活躍しております。
このセミナーでより技術的なことを直接指導で教わることができ各自の疑問点などが解決していい勉強になりました。少しでも多くの患者様に快適なクリーニングができるようより一層技術に磨きをかけていきたいと思います!
話は変わりますが、歯を失う原因として一番最初にあがるのが“歯周病”だと思います。
しかし歯周病はあくまで結果でありそれを起こす根本的な原因が2つあります。
それが細菌性のプラーク(歯垢)と歯に加わる外傷力です!
プラーク(歯垢)は細菌の塊なのでたくさん歯に付いたままになると歯周病になる原因になることはみなさんがご存じだと思います。では2つ目の歯に加わる外傷力とはなんのことでしょうか?
外傷力とは、日中のくいしばり癖や睡眠中の歯ぎしりやくいしばり、日ごろから歯ごたえのある食べ物ばかり食べている、片側ばかりで噛んでいるなどのことをいいます。
このような何気ない日々の生活習慣が歯を失う原因になるのです!
睡眠中のくいしばりや歯ぎしりは約20~30kg重の力で歯をすりつぶしているそうです…恐ろしいですよね。このような癖に覚えがある方はナイトガード(マウスピース)を作ることおすすめします。保険適応で作成できますのでぜひご相談ください!
また、日中のくいしばり癖や上と下の歯を常に接触させた状態でいるTCH(上下歯列接触癖)は顎関節症にも関係しています。特にTCHは顎関節症患者の半数以上でみられます。みなさんは口を閉じているとき上下の歯は離れていますか?舌はどこにいますか?
これが上下の歯が常にくっつき舌が下の歯を押し続けているのだとしたら、相当歯に無駄な力がかかっています。
ちょっとした意識で習慣は変えられます!自分の大切な歯を守るために生活習慣もぜひ見直してみてください!