麹町デンタルクリニック

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医院ブログ

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

私はインビザライン公認歯科医師であり、年間で複数のマウスピース矯正の症例を対応しています。

 

 

今日のテーマは、「むし歯と歯周病は、歯ブラシの共有や歯磨き粉から感染するの?」です。

 

一般的には、大人同士の間では歯ブラシや歯磨き粉の共有から歯周病菌が感染する可能性は低いとされています。

歯周病菌に感染したからといって、いわゆる歯周病になるわけではありません。

ただし、自分の口内環境が健康でない場合は、感染リスクが高まってしまいます。

明確な理由はわかりませんが、中学生以下のお子さんは家庭内で親と共有する歯磨き粉やコップから、

大人の歯周病菌に感染することはありません。

しかし、むし歯菌は別問題で、家庭内で感染する可能性があります。

 

 

また、ご存じの方もいるかと思いますが、

驚くべき事実として、赤ちゃんは生まれたばかりの時は虫歯菌がいません。

ただし、歯が生え始める約6ヶ月頃から感染が始まり、特に1歳6ヶ月から26ヶ月の間が感染しやすい期間になります。

 

この頃は、大人の唾液中の菌が感染源となる可能性が指摘されています。具体的な例としては、以下です。

 

・スープなどの熱い食べ物を息で冷ましてからお子さんにあげる。

・大人がつかっている箸やスプーンで子供に食べ物を与える

 

このような行為や、離乳食期から大人と同じ食事や飲み物を共有することで、感染のリスクが高まるとされています。

現状、虫歯菌を完全に予防する方法は存在しません。特に1歳6ヶ月から2歳6ヶ月の間は、むし歯菌の感染に注意が必要です。

そして、大事な点として、お子さんのむし歯予防には、親御さん自身の口腔ケアが非常に重要です。

親の口腔内のむし歯菌の数が多ければ、子どもへの感染リスクも高まります。

 

ただし、口腔内にむし歯菌が存在するからと言って、確実に虫歯になるわけではありません。

もちろん、食器などを共有しないほうがベストですが、子育て自体が忙しい中で、過度に神経質になる必要はありません。

どんなに気を付けたとしても、共同生活をしている以上、全ての感染経路を防止することは難しいと思います。

親御さん自身の口腔ケアが最も効果的な予防策と言えるでしょう。

 

おじいちゃんやおばあちゃんも含めた家族全員で、歯の問題があれば治療し、予防もいれた口腔ケアに取り組むことが大切です。

 

 

 

【むし歯予防の最適な方法は?】

口の中のむし歯菌を100%排除するのは難しいですが、適切な口腔ケアを行うことで、その数を減らすことは可能です。

日常生活の中で、ご自身ができるセルフケアと、歯科医院で取り組むプロフェッショナルケアの両方が重要になります。

【参考】当院の予防歯科について

以下に、私たちがおすすめする虫歯予防の5つのポイントを紹介します。

 

●デンタルフロス

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスを使うことも大切です!

 

 

 

●食習慣の改善

健全な食生活を心掛けることが、むし歯を防ぐために効果的です。

甘いものを手に取ってしまう習慣はありませんか?頻度を減らすだけでも改善につながります。

 

③多くの野菜を摂取する

特に深い色のフルーツや葉物野菜は、唾液中のカルシウム濃度を高め、酸を減少させます。

また、ビタミンCとビタミンDも健康な歯をサポートします。

 

●適度な水分補給

口が乾燥すると、歯垢が残りやすくなります。

特に甘い飲み物やアルコールは歯にダメージを与える可能性があるので、注意が必要です。

 

●歯科での定期的なクリーニング

歯科医での定​​期検診とクリーニングは、

虫歯や歯周病の悪化など問題が起こる前に早期発見ができます。

 

むし歯はう蝕とも言います。これは、多くの人が悩む慢性疾患です。

実は最も予防しやすい疾患の一つでもあります。 歯科医院の定期検診を利用して、

ご自身の他、家族の口腔健康を保つため、最適なケアをおこなっていきましょう。

もしご家族で定期健診などに通われておらず、不安な場合には、一度当院までご相談下さい。

お口の健康のため、誠心誠意対応させて頂きます。

 

当院では、歯並びに関しての無料相談をおこなっております。少しでも気になる方は、

以下を参考に御覧下さい。

【歯並び無料相談について】

https://kojimachidental.jp/invisalign/

医療法人社団 恵雄会 麹町デンタルクリニック

インビザライン認定医

東京都千代田区 麹町デンタルクリニック

歯科医師 西澤道雄

 

【2つの矯正方法】

 

昔に比べて、日本人も歯並びを気にする方がとても増えてきました。

歯並びを治すという事は見た目だけでなく、虫歯や歯周病のリスク改善や他の機能改善も見込まれます。

 

今回はそもそも矯正ってどんな種類があるのか?というお話をしたいと思います。

矯正に種類?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実は矯正には大きく分けて2種類の方法があります。

それはワイヤーとマウスピースです。

以前はワイヤー矯正が主流でしたが、最近はマウスピース矯正をされる方が増えてきました。

 

【ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとは?】

 

歯の並びを治す方法にはワイヤーを使う方法と、マウスピースを使う方法があります。

ワイヤー矯正は歯に四角い金具やプラスチックの装置をつけ(ブラケットと言います)、そこにワイヤーをはめ込み、歯を動かしていきます。

一方、マウスピース矯正は透明のマウスピースをはめることにより歯を動かしていきます。人によっては歯に四角いプラスチックを装置をつけ(アタッチメントと言います)たり、ゴムを付けたりする事もあります。

 

【ワイヤー矯正とマウスピース矯正のメリット・デメリット】

 

☆ワイヤー矯正

ワイヤー矯正のデメリット

・ワイヤーや金属のブラケットが口の中で引っかかってしまい傷を作ってしまう。

・どちらかというと締め付け感や痛みがマウスピースに比べ強め。

・ずっと装置をつけっぱなしになるため、食事がしにくく装置に食べ物が挟まってしまったり、歯磨きがしにくくなるため虫歯や歯周病のリスクが高くなる。

 

ワイヤー矯正のメリット

・はめたままで食事ができるため、矯正中の食事制限が基本的にない。

(もちろん甘いものや炭酸などをたくさん食べ過ぎるのは虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいますが…)

・付け外しをしないため、管理がしやすい。

 

☆マウスピース矯正

マウスピース矯正は型取りをすると、たくさんのマウスピースが出来上がってきます。そのマウスピースを決められた期間でご自身で交換していただきます。

 

マウスピース矯正のデメリット

・食事制限がある。はめている間は食事ができません。飲み物もはめている間は水のみ可能。

(食事をする時はマウスピースを外し、食事が終わったら歯磨きをしてマウスピースをはめます。)

・決められた時間はめていないと歯が計画通りに動かなくなってしまう。モチベーション維持が大事です。

 

マウスピース矯正のメリット

・目立ちにくい。余程近付かないとわからない位です。なので周りにあまり気付かれないうちに歯並びを綺麗にする事ができる。

アタッチメントも歯と同じ色をしているため目立ちにくい。

・アタッチメントの上からマウスピースを付けるため、ワイヤー矯正の様に口の中を傷付ける事がない。

・ワイヤーがないため、歯磨きもしやすく、フロスも使えます。そのため虫歯や歯周病のリスクもワイヤー矯正に比べ少なめ。

 

【まとめ】

今回は矯正の種類、それぞれの特徴についてお話ししましたが、いかがでしたか?

矯正治療は長期的な治療になるため、ご自身に合った矯正方法をよく検討し選んでいただきたいと思います。

当院ではマウスピース矯正を行なっていますが、必ずこのメリット・デメリットをしっかりお伝えした上でマウスピース矯正を選択していただいています。

 

もう少し詳しく聞きたいなどございましたら、当院で行っている無料相談をおすすめします。

やるかやらないかまだ決めかねているけど、とりあえず話だけ聞いてみたいな…という方もぜひ気軽にご相談にいらしてください。

矯正に対する不安の解消や判断材料にしていただけると嬉しいです。

みなさまこんにちは!歯科衛生士の松尾です。
だいぶ桜も満開になり見頃を迎えつつありますね!ただ三寒四温で気温差が激しく体がついていかない季節でもありますのでくれぐれも体調管理にはお気をつけ下さい。

さて、先日当院の歯科衛生士4名で“エアフローハンズオンセミナー”というものに参加してきました!
エアフローとは以前のブログでもお伝えしているように、微粒子パウダーと水と圧縮空気の力で健康な歯を傷つけることなく歯石以外の汚れ全てを落とせる画期的なマシンです!!
当院でも昨年から一台導入しており毎日の定期検診で大活躍しております。
このセミナーでより技術的なことを直接指導で教わることができ各自の疑問点などが解決していい勉強になりました。少しでも多くの患者様に快適なクリーニングができるようより一層技術に磨きをかけていきたいと思います!

話は変わりますが、歯を失う原因として一番最初にあがるのが“歯周病”だと思います。
しかし歯周病はあくまで結果でありそれを起こす根本的な原因が2つあります。
それが細菌性のプラーク(歯垢)と歯に加わる外傷力です!
プラーク(歯垢)は細菌の塊なのでたくさん歯に付いたままになると歯周病になる原因になることはみなさんがご存じだと思います。では2つ目の歯に加わる外傷力とはなんのことでしょうか?
外傷力とは、日中のくいしばり癖や睡眠中の歯ぎしりやくいしばり、日ごろから歯ごたえのある食べ物ばかり食べている、片側ばかりで噛んでいるなどのことをいいます。
このような何気ない日々の生活習慣が歯を失う原因になるのです!
睡眠中のくいしばりや歯ぎしりは約20~30kg重の力で歯をすりつぶしているそうです…恐ろしいですよね。このような癖に覚えがある方はナイトガード(マウスピース)を作ることおすすめします。保険適応で作成できますのでぜひご相談ください!

また、日中のくいしばり癖や上と下の歯を常に接触させた状態でいるTCH(上下歯列接触癖)は顎関節症にも関係しています。特にTCHは顎関節症患者の半数以上でみられます。みなさんは口を閉じているとき上下の歯は離れていますか?舌はどこにいますか?
これが上下の歯が常にくっつき舌が下の歯を押し続けているのだとしたら、相当歯に無駄な力がかかっています。
ちょっとした意識で習慣は変えられます!自分の大切な歯を守るために生活習慣もぜひ見直してみてください!

インビザラインで、すきっ歯は治るのでしょうか?
結論から言うと、治すことができます。
インビザラインは、お口の中を特殊なカメラを使ってスキャンして歯の大きさを厳密に計測しています。そのデータを元に、ミリ単位で歯の動きをコントロールするマウスピースを製作して、患者さんに提供しています。
完成したマウスピースを毎日しっかりと装着することで、最短で最適な歯の動きが実現されます。

すきっ歯の治療方法って気になりますよね!

実は、すきっ歯の治療にはいくつかの方法があります。
治療方法をまとめてみました。

すき間を硬質レジンで充填するダイレクトボンディング
通院回数 1~2回  2歯 22万円

すき間の歯を削って被せる治療
通院回数 4~6回  2歯 26.4万円

インビザライン矯正
数か月~2年程度  30~100万円

インビザラインですきっ歯を治すメリットは、自分の歯をたくさん削ったり、被せないところです。
セラミックなどの人工的なものを使わずに、自分のオリジナルの歯の位置を移動させるだけなので、歯の色調や形態は維持され、自然な感じが持続します。

インビザラインですきっ歯の治療をした場合、抜歯は必要でしょうか?

ほとんどのケースで抜歯は必要ありません。
どうしても歯の移動に制限を受けてしまう場合は、歯の間を0.5mm程度削り、歯を動かすことが可能になります。

インビザラインですきっ歯の治療をしても、また元に戻ることはあるのでしょうか?

歯並びを治療すると、元の位置へ戻ろうとする力が発生します。
そのままにしておくと、元の位置に戻ってしまう場合があります。
そのため、治療後は必ずリテーナーという保定装置を装着して、よい位置をキープすることが大切です。

インビザラインですきっ歯の治療は、神経が無くてもできますか?

神経が無くても、インビザラインですきっ歯の治療は可能です。
神経を取ってから長時間経過した変色歯の場合は、歯の漂白やかぶせた方がいい場合もあります。

インビザラインですきっ歯の治療まとめ

インビザラインですきっ歯の治療ができるようになりました。

お口の状況により、期間や通院回数は変化しますが、いつまでも自分の歯で美味しく食べられるように、麹町デンタルクリニックでは皆様の健康のお手伝いをしていきます。

ご不明点などございましたら、スタッフまでお尋ねください。

東京都 千代田区 麹町デンタルクリニック
歯科医師 西澤道雄

こんにちは。麹町デンタルクリニックの大庭です。
新型コロナウイルスが再び流行してますね…
感染者数が日々増え続けていますが、みなさん体調などは崩されていませんか??
少し咳や鼻水が出るだけでも、不安になりますよね。
手洗いうがい、手指の消毒をこまめに行って、感染予防対策をしっかり行っていきましょう‼️

今回は【歯ブラシの交換時期】について書かせていただきます。
ふと、この歯ブラシいつまで使えるの?気が付いたらずっと使っていた…なんてことはありませんか?
交換時期がわからない方や歯を磨いていてもなぜか虫歯になる、汚れが落ちにくいという方のお役に立てたら嬉しいです。

①ブラシの交換時期、目安って?
皆さんは1日何回、歯を磨きますか?
朝・夜の1日2回磨く方もいれば、朝・昼・夜の1日3回磨く方もいます。平均だと1日3回磨く方の方が多いかと思います。毎食後1日3回磨いた方で歯ブラシの交換目安は約1ヶ月といわれています。
その他にも歯ブラシを後ろから見たとき毛先がヘッド(歯ブラシの頭)からはみ出してみえる時は交換の合図です。

②同じ歯ブラシをずっと使い続けるとどうなるの?
・虫歯や歯周病になりやすくなる
→毛先の開いた歯ブラシで磨くことによって、汚れが落としきれず、汚れが残ったままになってしまいます。
・細菌が増殖する
→口腔内には常在菌が存在しているので、歯を磨くことによって歯ブラシの毛先には菌がたくさん付着してしまいます。
古くなった歯ブラシには特に菌が多く、適切な保管をしていてもヘッドの部分は汚れていってしまいます。
・歯茎や歯を傷つけやすくなる
→新しい歯ブラシの毛先には弾力性があります。毛先が広がり古くなるとその弾力性が失われ、汚れが落とせなくなる他に歯茎や歯を傷つけてしまうのです。

③ 歯ブラシを1ヶ月間しっかり使うためには?
・ブラッシング圧には注意
→ゴシゴシ強く磨いてしまうと、毛先は1ヶ月も経たないうちに開いてしまいます。また、強く磨くことによって歯茎や歯を傷つけてしまい知覚過敏の原因にもなってしまいます。
・歯を磨いた後は歯ブラシを水洗い
→歯ブラシには菌や汚れがたくさん付着するので必ず水洗いしましょう。軽く水で流して終わりという方も多くいますが、それだけでは菌や汚れ、歯磨き粉などは落とせていません。水で流したら指でヘッドの毛先部分を洗い流してください。
・乾燥させて保管する
→毛先部分に水分が残っていることで、カビや雑菌が繁殖してしまう原因となります。歯ブラシを水洗いした後は必ず水気を取り、風通しのよい場所でヘッドを上にして保管しましょう。

歯ブラシの交換時期の参考になりましたでしょうか?
毎日お口の中に入れるものなので、常に清潔な歯ブラシを使用し、虫歯や歯周病を予防しましょう‼️

皆さま、明けましておめでとうございます!!本年も麹町デンタルクリニックをどうぞよろしくお願いいたします!!

寒さも本格的になってきましたが体調を崩されてませんか?コロナで始まった2022年ですが、新しい変異株が見つかったりとまだまだ収束には遠いようです。マスク生活もしばらく続きそうですね。

マスク生活と言えば、とある調査でコロナ渦でマスク生活になり、この機会にこっそり気になっていた歯並びや噛み合わせを治す人が増えているそうです。歯並びを治しているのを人にあまり知られたくないという心情の表れなのでしょうか?!

人に知られずに歯並びを治すにはうってつけの治療法があります!!

噛み合わせや歯並びを治す場合、ひと昔前だとワイヤーを使うため器具が目立つ印象でしたが、最近は透明なマウスピースを使って調整していく「インビザライン」という方法が主流になってきています。

3Dスキャンでお口の中の詳細なデータを計測し、そのデータを元に透明なマウスピースを作成します。このマウスピースを一定期間で交換していくのですが、徐々に理想の歯並びに近づいていくので、交換する度に微妙に形状が変わっていきます。既存の方法と比べワイヤーを絞めたりしなくてもいいので、その点の恐怖心や心配がないのも良いですね。

また透明なマウスピースなので、装着していても歯並びを治療しているのがわかりにくい、というのも特徴です。マウスピースを装着した上にマスクをしていたら本当にわかりません!!

当院では「噛み合わせ・歯並びの無料相談」を行っています。もちろん無理に治療をお勧めすることはいたしません。患者さまの口腔内の状態をお調べし、ご希望を伺った上で一緒に方向性をご相談させていただければと考えております。

3Dスキャンしたデータを元に、歯並びを治した後のシミュレーションが簡単に見ることができるのもこの「インビザライン」の特徴です。

ご希望があればこの3D画像でビフォー・アフターを比較することもできます。もちろん無料相談の範囲内なので費用はいただきません。お話だけでも構いません。歯並びや噛み合わせで気になっていることがあれば、お気軽にご相談ください。

実は現在、当院のスタッフ4名がこのインビザラインで歯並びを治しています。スタッフの胸につけている「マウスピース矯正中」のバッジが目印です。使用感や感想など、実際に体験しているからこそお伝えできる内容がたくさんあります!!ご興味のある方は是非お気軽にお声がけください。

ご来院、ご予約お待ちしております!!

みなさんこんにちは!麹町デンタルクリニック受付の小林です!

今年も残すところ残り半月ほどですね。
私は今年を一言で表すと「課題をこなした年」となったように思います。仕事でもプライベートでも課題を黙々とこなしていく…そんな年でした。
みなさんはどんな1年だったでしょうか!?

さて、最近医院の中で読書が習慣になっているのですが私は今とある本を読むことに夢中になっています。それは普段気づかなかった自分の身体の素晴らしさや不思議さを改めて知ることのできる本です。例えば身体の重さについて。お米5キロを運ぶのは重い!と感じますが腕1本も同じくらいの重さがあります。普段腕重いな〜と感じながら生活してないですよね!自分の身体の重さは感じないのは当たり前ですが改めて書かれていると確かに!となりませんか?笑

歯と同じ口の中にある”舌”の機能についても面白いな〜と感じたのでご紹介させていただきます。
みなさん普段”舌”を気にされていますか?歯科に通院するからには”歯”を気にする事はあると思いますがすぐ隣にいる”舌”についてはあまり意識されていないのではないかと思います。
“舌”は味を感じる事以外にも多彩な役割があります。
☆咀嚼・・食べ物を歯で噛んで砕き唾液と混ぜ合わせること。ものを噛む為には当然歯と歯の間にものを移動させるという作業が必要でありこれが舌の役割の一つ。粉砕された食べ物は徐々に小さくなっていく為これを舌で集めて再び左右の歯と歯の間に移動させ、繰り返し咀嚼できるようにしている。
☆嚥下・・ものを飲み込む動作のこと。嚥下の際、舌がスプーンのような形に変化し、窪んだ中央部分に食べ物が集められる。その後、前から後ろに向かって口の中の空間を閉鎖していきながら、食べ物をのどの奥に送り込む。舌は多くの筋肉からできている為様々に形を変える事ができる。
☆発音・・口の中に歯ブラシを入れて上顎につけ、「あいうえお、かきくけこ…」と順に言葉を発してみると、舌が歯ブラシに当たる位置が全く異なる事がよくわかる。それぞれの音を発する為に、舌は様々な動きをしている。前歯が重要に思われる「さ行」も実は舌が上顎に近接しないと発声できないことがわかる。

みなさん、いかがでしょうか?
舌って意識していないだけで様々な役割を持っていて実はとても複雑で重要な任務を担っていたんです!!
舌を使っていつまでも美味しいご飯を食べる為にも歯科に通って定期的にチェックしてもらいましょう!

年末年始辺りは混雑しておりますのでお早めのご予約をおすすめ致します。
みなさまのお越しをお待ちしております(^^)

こんにちは!
麹町デンタルクリニック歯科衛生士の小泉です。
朝晩冷え込む季節となり、2021年も残すところあとひと月ほどとなりましたね。
この1年とても早かったなと感じます。
少しずつコロナも落ち着いてきて緊急事態宣言も解除されましたが、まだまだ油断できない日々が続いておりストレスもたまりやすいですよね。
ストレスが原因で気付かぬうちに食いしばりや歯ぎしりをしてる人も多いのではないでしょうか。食いしばりや歯ぎしりの負担は歯だけではなく、歯を支えてる骨や筋肉を通して全身へかかります。知らないうちにいろいろな所に負担がかかっています。

【食いしばり・歯ぎしりの症状】

・歯が痛い、冷たいものがしみる
歯が削れてしまうことで痛みが出たり、冷たい物がしみやすくなります。

・顎が痛い
歯ぎしりによって顎関節症になり顎が痛くなることがあります。

・歯、詰め物が割れる
体重の2倍もの力により自分の歯、また白い詰め物、被せ物が割れてしまうことがあります。

・肩こり
歯ぎしりに使う筋肉は肩にも繋がっており、筋肉が緊張することで肩こりが発生します。

・偏頭痛

他にも、かみ合わせの問題、合わない詰め物を入れているためなど、問題はありますが一番の問題はストレスが多いと言われています。
歯ぎしりや食いしばりの癖があると筋肉の緊張や凝り、頭痛などの症状が引き起こされるため、睡眠の質の低下にも繋がってしまいます。

実際、歯ぎしりや食いしばりの症状を予防する為にはどうしたら良いのかご紹介します。

【予防方法】

①ストレスを溜めない(規則正しい生活を送る)

②かみ合わせの調整

③マウスピースをつける

などがあります。ナイトガードを付けるだけで
健康な歯がダメージをうけないように守ってくれます!!
歯ぎしりや食いしばりのある方はぜひマウスピースを作り健康な歯を守りましょう!

皆さまこんにちは!

麹町デンタルクリニックの西澤です。

 

11月になり、秋らしくなってまいりました。秋は旬の美味しい食べ物がたくさんあります。美味しい物を食べた後は必ず歯みがきを忘れず、しっかり磨いてケアしていきましょう!!

 

さて、今回は歯をケアするための定期検診で、当院が最近導入しました機器のご紹介をします。

 

当院では定期検診の方をメインに、歯のクリーニングで「エアフロー」という最新の機械を導入し、パウダークリーニングを取り入れています。

スイス製の機械で、GOOD DESIGN賞に輝きました!!とてもクリアでスタイリッシュなデザインです!!

まずこの「エアフロー」がどんな機械なのか説明します。エアフローとは、超微細なウォータースプレーとパウダーを専用ノズルから噴射して使用します。お口に使う高圧洗浄機と思っていただければ想像しやすいかもしれません。笑

水とパウダーを噴射することで、茶渋・タバコのヤニといった歯の着色の汚れや、むし歯・歯周病・口臭の元となる歯ブラシだけでは落としきれない、歯の表面に付着したバイオフィルムをやさしく取り除きます。パウダー成分のエリスリトールはバイオフィルムを抑制する効果があります。

水圧と非常に細かいパウダーの力で着色や汚れを落としているため、歯を傷つける心配がないので安心です。このパウダークリーニングではノズルの先端が直接、歯に触れないので、歯への負担がありません。

歯並びが悪い箇所や、矯正中の方、歯の細かい溝など複雑な形態にも微粒子のパウダーが入り込むのでより効果的なお掃除でアプローチすることができます。ステインが気になる方には特におすすめです。タバコのヤニ、コーヒー・紅茶・ワインなどによる着色に効果を発揮します。

また、歯を傷つけずにクリーニングを行うことで、汚れのつきにくい歯にもなります。

知覚過敏が心配という方もご安心ください。真水の冷たさはなく、温水を噴射します。

エアフローを体験していただいた患者さまからは「気持ちいい~!!!!!!」「歯がツルツルする!!!!!」「すっきりしました!!!!!」というお声をたくさんいただいております。

施術後はフッ素を塗布し完了です。定期的に虫歯予防をしていきましょう!!

現在は定期検診の方をメインに使用しており、エアフローが1台しかないため、全ての方にご提供するのが難しい状態なのですが、ぜひ皆さんも定期検診でパウダークリーニングを体験してください!!

ツルツルな舌触りがやみつきになってしまうかもしれません!!

こんにちは、麹町デンタルクリニック歯科衛生士の本田です。

今年の秋は気温が不安定ですね。
家にある金木犀の木はここ最近1シーズンに2回咲いているのですが、この不安定な気温のせいなのか、今年はなんと3回目の開花です!!
木もびっくりしてるんでしょうか…

最近、
患者様にフッ素塗布をする機会が増えました。

フッ素ってよく聞くけどそもそも何??
歯にどんな効果があるの???
って思いませんか?

正確に言うと、みなさんの歯に塗布しているものは
『フッ素化合物』
というものです。
ちなみに「フッ素」は、実は気体なんです。
ご存知でしたか?
そのフッ素という気体は、不安定ですぐ他のものとくっついてしまう性質があり、単体では存在できません。
なので、それを利用し化合物として作用させています。

フッ素化合物も実は代表的な物が2種類あります。
・フッ化ナトリウム
・モノフルオロリン酸ナトリウム

です。
フッ化ナトリウムは歯に直接フッ素が浸透し、効果を出します。
また歯垢(プラーク)の中にも浸透して歯垢内のフッ化濃度を上げてくれます。
一方でモノフルオロリン酸ナトリウムの方が浸透力はあるのですが、歯垢の中にまで浸透しないので、歯垢をしっかり除去しないと効果が出ません。歯垢を全部取るのは不可能なので扱いが難しいです。

歯科専用の歯磨き粉やジェルにはフッ化ナトリウムが入っています。
一般的なものにはどちらかというとモノフルオロリン酸ナトリウムの方が含まれている事が多いです。

そもそもフッ素の効果ってどんなものなんでしょう?
みなさんは漠然と「虫歯予防」という事は理解されていると思います。

どうして虫歯予防になるのでしょうか?

効果はたくさんありますが大きく3つあります。
1つは
『エナメル質の強化』
エナメル質は細かいタイルが敷き詰めてあるような状態ですが、フッ素はそれが剥がれないようにしっかり留めてくれます。
そのため歯が強化され溶けにくくなります。

2つ目は
『再石灰化の促進』
物を食べたり飲んだりすると、お口の中が酸性に傾き、歯のエナメル質が溶けていきます。唾液の中には、エナメル質が溶けはじめた時に、それを再生させる機能が付いています。それを再石灰化というのですが、フッ素にはその再石灰化を早める力があります。

3つ目は
『菌の酸の生産を抑える』
虫歯菌はお口の中で、酸を作りだします。
それが歯を溶かしてしまい、虫歯に繋がります。その虫歯菌の働きを弱め、酸を作る力を抑えてくれます。

一時期、フッ素には毒性があるから使わない方がいいという噂が流れた時がありました。
確かに、フッ素も取り過ぎると中毒を起こします。しかしそれはどの食材でも同じことです。似たような化合物である食塩(塩化ナトリウム)も、取り過ぎれば体に毒です。
フッ素は食べ物にもたくさん含まれています。
代表的なものとしては
緑茶・飲み水・ビール・りんご・大根・牛肉・いわし・母乳……など。
危険な物というわけではなく、量を守って使用すれば体に毒どころか良い効果が期待できるのです。

現在市販の歯磨き粉にもフッ素は含まれています。
大体500〜1500ppm位です
(今までは上限が1000ppmでしたが引き上げられました。ただし、6歳未満のお子さんには1000ppm以下を推奨します。)

ちなみに大人がその市販の歯磨き粉を1本丸呑みしても、中毒は起きません。
そんな人はいないと思いますが(笑)

そして、歯科で使われているフッ素化合物は
10000ppmです。桁違いですね。

歯科専用との差はありますが、セルフケアとしてフッ素入りの歯磨き粉を毎日使う事で、虫歯の予防に大きく繋がります。
また虫歯ができやすい人は、フッ化物ジェルやフッ化物洗口剤などを使い、強化する事も大事です。

そして時々歯医者さんでスペシャルな虫歯の予防処置を受けに来てくださいね。
わからないことなどがありましたら、いつでも気軽にお声がけ下さい。