こんにちは!麹町デンタルクリニック歯科衛生士の宮本です。
日増しに秋の深まりを感じるようになりましたが、今年はコロナがあるので、体調管理には本当に気をつかいますよね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、毎日のマスク生活でご自身の口元をじっくりと見たり、気にする機会が以前に比べて減っていませんか?
私は最近、歯のことで新たに始めた事があります!
それは、インビザラインというマウスピースを使って歯並びを綺麗にしていく治療です。
透明のマウスピースを使って少しずつ歯を動かしていくのですが、1日20時間以上装着して、自分で1週間ごとにマウスピースを交換していきます。
インビザラインのメリットは、マウスピースが透明で目立ちにくいことと、取り外しが簡単にできることだと思います。いつかマスク生活の日々が終わっても、透明なマウスピースなら人目を気にせずに話したり笑ったりできますよね!!
そして何より、自分で簡単に取り外しが出来る為、むし歯や歯周病になるリスクが低いです。外した状態で食事をするので、今まで通りに違和感なく食べることができますし、歯磨きや歯間清掃のフロスもしっかりできます。
もちろん歯を動かしているので、多少の違和感や痛みを感じることはありますが、慣れてしまうとあまり気になりません。
装着時間が長いので、大変だな〜と感じることもありますが、先日スタッフ全員が受講したオンラインセミナーで、マウスピースの装着時間の重要さを学んだので、装着時間はしっかり守って頑張ろう!と改めて思いました。
最近は、実際に歯が動いてきているのを実感できて面白いです!先日お話しした患者様も、インビザラインを始めた事がきっかけで歯に興味を持つようになり、「コロナ禍で退屈だったけど良いですね!」とおっしゃっていました。
当院では、インビザラインの無料相談を行なっております。
無料相談では、3Dスキャナーでお口の中を簡単に撮影させて頂き、精密で正確な歯型をデータ化することで、歯並びのビフォーアフターをシュミレーションでお見せすることができます。
歯並びで悩んでいる方はもちろん、ご自分の歯並びや噛み合わせがどんな状態か知りたいという方、ご来院をお待ちしております。
また、インビザライン中のスタッフも数名おりますので、いつでもお気軽にお声がけ下さい!
皆さまこんにちは!麹町デンタルクリニックの西澤です。全国的に長雨が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏の疲れが出始めるころです。くれぐれもお体にお気をつけください。
さて今回は当院で使用しております機器のご紹介です。
当院ではジルコニアクラウンやマウスピース矯正のインビザライン、インプラントの被せ物など様々な治療の際に口腔内の状態を正確に測定するため、口腔内スキャナーを導入しています。
昔はお口の中の形状を把握するために、粘土のような印象材をお口の中に入れて型取りをしていました。(現在も治療内容により印象材で型取りをする場合がございます)人によってはお口の奥まで印象材が入ることで気持ちが悪くなってしまい、型取りが苦手という方もたくさんいらっしゃると思います。この口腔内スキャナーの登場で印象材を使う必要がなくなり、スティック状のカメラをお口の中に入れるだけで詳細な形状を正確にスキャンすることができるようになりました。
口腔内を精密に測定しデータを取ることで、その後の製作物や治療の精度が格段にアップします。まさに最新鋭の歯科技術にはなくてはならない、基盤となるデータ収集をする機器がこの口腔内スキャナーなのです。
そんな口腔内スキャナーを当院では以前より導入しておりましたが、6月より新しい「iTero エレメント5D」にモデルチェンジしました。
従来の口腔内スキャナーとの違いは色々あるのですが、一番大きな点は口腔内スキャナーとしては初めてNIRIと呼ばれる近赤外線でのスキャンが可能になったことです。
近赤外線で歯の象牙の中の状態を見ることができるようになり、歯と歯の隣接面などのむし歯の早期発見や、見えにくい部分の歯石もレントゲン撮影をせずに発見できるようになりました。もちろんジルコニアクラウンやインプラントの被せ物も精密にスキャンすることもできます。
また、レントゲンを撮影するときに使用する放射線は一切使用していないため、妊娠中の方でも安心・安全にむし歯のチェックができます。
マウスピース矯正のインビザラインにおいてはこの「iTero エレメント5D」でビフォーアフターのシミュレーションを見ることができます。正確な矯正後のイメージを患者さまと共有することができるようになり、矯正の計画もより綿密に立てることが可能になります。
スキャンしたデータはリアルタイムでインビザライン社に送られるため、マウスピース製作までの時間が大幅に短縮されます。
歯並び・噛み合わせ相談(無料)も開催しております。3D映像をご覧いただきながら、お口の噛み合わせの状態等を詳しくご説明いたします。歯の重なっている部分が上手く歯みがきができないなど、お困りの際も是非ご相談ください。定期検診では歯みがき指導も行っております。お気軽にご予約ください。
また、矯正をご検討されている方へ、当院では無料で矯正診断を行っております。矯正は金額も治療期間もかかるものです。矯正を始める場合は、何ヵ所か歯科医院を受診し、きちんと納得できるまでカウンセリングをお受けになり、ご検討いただくことをおすすめします。
みなさんこんにちは。麹町デンタルクリニック院長の西澤です。今回は口呼吸についてお話させていただきます。
普段、私たちが無意識のうちに行っている呼吸法には、口呼吸と鼻呼吸の2種類があります。基本的に、哺乳類が行う正しい呼吸法は鼻から吸って鼻から吐く鼻呼吸で、口呼吸を行うのは人間だけです。
犬がハアハアと口で息しているのを見たことがあるかもしれませんが、あれはパンティングといって、汗をかけない代わりに体温を下げようとするときなどに見られる行動です。酸素はほとんど肺に送られていないようで、正常な状態であれば、やはり鼻呼吸を行っているのです。
人間が口呼吸を獲得したのは、言語を発するようになった影響だといわれています。しかし、口呼吸はあまり良い呼吸法とは言えません。口呼吸をしていると冷たく乾いた空気とともに、細菌やウイルスなどの異物が直接肺に入ってしまうため、鼻呼吸に比べて、病気にかかりやすくなります。口呼吸による影響はそれだけではありません。
本来、お口の中の唾液は、細菌や汚れを常に洗い流してくれています。しかし、口呼吸を続けていると唾液が少なくなり口腔内は乾燥状態に。それによって、むし歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。むし歯が進行すれば、ズキズキとした耐えがたい痛みに襲われますし、むし歯が神経に達すると神経の治療も必要になります。また、歯周病は気づかないうちに進行しやすく、放置していると歯が抜け落ちるほど重症化してしまうこともあります。
口呼吸による影響は、他にもたくさんあります。
・口臭の原因になる
・味覚障害を引き起こす
・いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になる 等
このように様々なトラブルを招くため、口呼吸をしている方は、ぜひとも鼻呼吸に改善していきましょう。
それでは、実際に口呼吸を改善するためにはどうすればよいのでしょうか。
専門の治療を受けたり、矯正器具を使うといった方法もありますが、まずはご自宅でも簡単にできる「あいうべ体操」をご紹介したいと思います。
1.「あー」と口を大きく開く
2.「いー」と口を大きく横に開く
3.「うー」と唇をとがらせ、口を強く前に突き出す
4.「ベー」と舌を突き出し、下に向けて伸ばす
1~4を1セットとし、毎食後に10セット繰り返します
舌や口周りの筋肉を鍛えることで、口が不意に開くことを防ぎ、口呼吸の改善の他、いびきや誤嚥の予防効果も期待できます。ぜひ毎日の習慣にしてみてください。