こんにちは麹町デンタルクリニック歯科衛生士の本田です。
今年は桜が咲くのが早かったですね。
全体的に季節が早く進んでいる様で、先日ホテルニューオータニ前の通りに咲いている八重桜を見にいってきましたが、去年より1週間以上早く満開になっていて驚きました。
今回は飲み物と口の中の関係についてお話しします
正常な口の中は大体pH6.8〜7.0の中性で保たれています。
飲食をすると、この数値が下がり酸性に傾きます。
それを唾液が中和することにより元の数値へと戻っていきます。
ではずっと酸性になったままになってしまうとどうなってしまうのでしょうか。
中和されずにずっと酸性に傾いたままだと、歯が溶けてしまいます。
歯が溶けると表面は粗造になり、汚れもつきやすくなり、艶も無くなるので黄色っぽく見え見た目も良くありません。また汚れがつくということは虫歯や歯周病の原因菌が長時間ついたままになるので、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。
歯のエナメル質が溶け出す限界pHというのがあります。
数値は大体pH5位と言われています。
では普段みなさんが良く飲んでいる飲み物などはどれくらいの数値なのかと言うと
お茶やお水はほぼ中性のpH7
紅茶・コーヒー・ビールなどがpH5
オレンジジュースやワインがpH4
食酢やレモンジュースはpH3
コーラはなんとpH2.2を示すそうです
pH2.2というと胃液と同じくらいです。
相当な数値です。
先日、磨いても磨いても汚れがつく…と悩まれてる何人かの患者さんと原因を探るために色々お話を伺っていたのですが、
共通して飲んでいるのが炭酸水でした。
新型コロナウィルスの影響で在宅ワークも増え
家で水代わりに炭酸水を飲む方が増えてきたのでしょうか。
しかし無糖の炭酸水のpHは5位なので実はそこまで低くはありません。
ただ気を付けて欲しいのは、フレーバー付きの炭酸水です。特にレモンやオレンジなどの柑橘系などはクエン酸が入っているため
無糖のものより酸性度が強くなっています
(お酒で言うと、ビールよりもレモンサワーなどが低いですね。笑)
また飲み方にも注意しなければいけません。
ちょっとずつ飲んだりすると、
唾液によって中和される暇もなくずっと酸性に傾いた状態になり歯は溶けていきます
ちびちびのみは要注意です。
あとは口の中に長時間溜めないことも大事です
ストローなどで飲めば少しリスクを減らすことができるかもしれませんね。
できれば炭酸などを飲む時はその後にお茶や水などを飲むといいでしょう。
そして寝る前に飲まないこと。
寝ている間は中和してくれる唾液の量が極端に減り、下がってしまったpHを元に戻す時間が長くなり、寝ている間に歯が溶けていってしまいます。
唾液が口の中を中和してくれる力を「唾液の緩衝能」と言いますが、実はこの緩衝能も人それぞれで薬の副作用や食生活などでも変わっていきます。
当院ではその唾液の緩衝能を調べる
SiLL-Ha(シルハ)という唾液検査を導入しています。
専用の水で口をゆすいでいただくだけで検査をすることができます。
緩衝能だけでなく、口の中の酸性度や虫歯菌の数
歯周病のリスクやアンモニア度など
6つの項目を調べることができます。
気になる方ぜひ調べてみてはいかがでしょうか?
また定期的に検査をする事もおすすめします。
在宅ワークが増え、職場とは違い常に何か食べたり飲んだりをしながらお仕事される方がとても増えています。
これを読んだあとは、ぜひ口の中の酸性度を気にしてみてください。
皆さまこんにちは!
麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
春深く、木々の緑に心躍るこのごろ、いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まっていますが、変異株が猛威を振るってきており、まだまだ気が抜けない日々が続いていますね。
当院としては、院内の徹底した消毒・検温・防護・減菌処理など、考えうる限り最大限の感染予防の対策を行っています。
そのおかげもあり、当院では現在まで感染者が出ておりません。スタッフを始め、ご来院いただく患者様のご協力があってこそだと考えております。
誠にありがとうございます。
ちなみに全国の歯科でクラスターが発生したことはありません。
歯科は飛沫が飛びやすい環境と言われていますが、平時より感染症に対し十分な対策を行っていること、歯科全体が「予防慣れ」をしていることがクラスターが起きていない要因なのではないかと考えております。
しかしながら感染力の高いと言われている変異株に対し、油断はできません。感染予防対策により一層気を引き締め医院全体で取り組んでいきたいと思います。
さて話は少々変わりますが先日患者様より差し入れをいただきました!
「コロナ禍の医療現場で頑張っている皆さんを応援したい、また、打撃を受けている飲⾷業界を助けたい」という思いからの差し⼊れでした。
こんなに素敵なお弁当の差し入れを頂戴いたしました。
ありがとうございます。
患者様の知⼈のお店様がこの度テイクアウトを始められたそうです。患者様からお電話をいただき、とても美味しいお弁当なので当院にお送りしたいとお申し出でをいただきました。
医療機関、飲食業界も含め、知人の方の応援の気持ちもあってのお申し出に、とても感激いたしました。
いただいたお弁当は亀戸升本さんの「桜ごよみ」というお弁当です。
明けた瞬間、目に飛び込んできた色とりどりの鮮やかな料理の数々!
満開の桜を見た時のように「うわぁ」という声が思わずこぼれました。
季節の食材を使い丁寧な仕事がされており、素材の味も感じられる優しい味付けです。まさに春が凝縮されたような1箱でした。
⾊とりどりの綺麗なお弁当にスタッフ全員も笑顔が溢れています。
笑顔の中、春を満喫させていただきました。
新型コロナに負けず、ひとりでも多くの患者様の力になれるよう頑張っていかなくては!と改めてこころに誓いました。
お弁当とても美味しかったです。
ありがとうございました。
皆さまこんにちは!麹町デンタルクリニックの西澤です。
新型コロナウイルスの影響については当院も例外なく対策を施しております。
そこで、当院で行っている感染対策について少しでも安心につながればと思い、一部ご紹介させていただきます。
【ご来院時の検温とアルコール消毒について】
多くの方にご利用いただくので、非接触で検温できる検温器を設置しています。ご来院いただきましたら、センサーの前に手のひらまたは額をぎりぎりまで近づけてください。次に、下の部分に手をかざしていただくとアルコールが出てきます。
来院時に必ず皆さまにご協力をいただいております。脇に挟むタイプの検温器と比較すると、触れずに済むというのは些細なことながらとても大きな感染対策となっております。また、アルコール消毒も非接触ですのでご安心ください。
【治療中の対策について】
治療チェアは患者様毎に必ずアルコール清拭し、感染の可能性を可能な限りゼロに近づけられるよう対策しております。
また、治療を行う上で患者様のお口に触れる必要があります。
そのため、口から機材→機材から口へと感染経路ができることを防ぐために、治療用機材などのグローブで触れる必要がある機材・箇所にはブルーのバリアフィルムを貼り、患者様毎に貼り替えています。
しかし、バリアフィルムを貼ることができない機材などもあります。例えば口腔内を撮影するカメラなどです。そのような場合は、片側のグローブを裏返しながらもう片方のグローブに被せます。そうすることにより汚染面が内側となりますので、カメラやiPadに触れたり、引出しに手を掛けたりすることができるようになります。
【飛沫対策について】
当院スタッフはフェイスガードとN95マスクを着用しています。
N95マスクというのは、アメリカ合衆国国立労働安全衛生研究所(NIOSH)が制定した呼吸器防護具の規格基準をクリアしているマスクです。
簡単に説明しますと、新型コロナウイルスのようなウイルスがついた飛沫をまったくと言ってもいいほど拡散させない!という高性能マスクです。
一般の方でも通販などで購入が可能なマスクなのですが、その中でも、とても性能が高いマスクのため、医療従事者や各専門家からの評価も高く、使用している方は多くいらっしゃいます。
むし歯などの治療では、どうしても患者様の飛沫が飛んでしまいますが、患者様からスタッフへ、スタッフから患者様へという感染経路となってはいけません。
そのためにも、この高性能なN95マスクを着用しています。
また、口腔外バキュームを使用し、飛沫を吸込みながら治療を行います。
皆さまが安心して来院・治療を受けられる医院となるように、これからも細心の注意を払い感染対策に取り組んで参ります。医院での感染対策はもちろんなのですが皆さまのご協力なくしては感染対策の効果は高まりません。大変お手数をおかけしますが、引き続き何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
みなさん、こんにちは!麹町デンタルクリニック、歯科衛生士の松尾です。
先日初めてZoomを使ったオンラインセミナーに参加してみました。そこでは「マイスターが考える新時代の歯科医療」と題して、4人の先生方によるこれからの歯周病予防・治療の考え方などを勉強することができました。その中でも、大阪大学の天野敦雄先生のお話はとても興味深いものでした。みなさんは歯科にはどんなタイミングでいらっしゃいますか?歯が痛くなってからですか?症状がないと行かないという方もいらっしゃるでしょう。実は21世紀は「削る・詰める」という時代から「管理し・予防する」時代へと移行しています。特に多くの人が罹患している「歯周病」は予防がとても大切です。ではなぜ歯科でのメインテナンスが必要なのか、それは歯周病菌と歯茎などの歯周組織がバランスをとって共生しているからなんです!年齢が若かったりして歯茎の健康な状態が続きバランスが保たれているときは歯周病の症状は現れませんが、実は絶えず私たちの状態を菌は観察しています。口腔清掃が不良や加齢などの理由でバランスが崩れ共生が破綻したときに歯周病は発症します。ということは、生涯お口のケアを怠らずバランスを保ち続けることができれば発症しないことも十分可能なのです。そのためには歯周病菌に栄養を与えないことが大切になってきます!その栄養とは鉄分とタンパク質。鉄分とタンパク質を含むのは「血液」です。歯ブラシや歯間ブラシで出血するということは、歯周病が進んで歯茎の中が転んで擦りむいて怪我をしているのと全く同じ状態なのです。その擦りむいて出血しているままにしていては歯周病菌に隙をつかれてさらに増殖されてしまいます。そうならないためにも患者様自身のご自宅でのケアがとても重要になってきます。そして定期検診で私たち歯科衛生士は患者様の生涯を通じてお口のバランスが崩れないようにサポートしていきます!実は海外では「患者が主治医」という考え方が根付いているそうですが、日本では「定期検診で椅子に座って口を開けているだけでいい」と思っている方がとても多いそうです。是非、この機会にご自分のお口のことにもっと関心を持っていただけたら嬉しいです。
そしてこのセミナー目玉の最新情報!それは、衛生商品の分野で有名な「SARAYA」と天野先生のいらっしゃる大阪大学歯学研究科共同研究講座の研究で、ウコンの成分として古くから知られているクルクミンに歯周病菌(Pg菌)の増殖とバイオフィルム形成を抑える効果があることがわかったそうです!このPg菌とは特に病原性の高い3つの細菌の内の1つです。これらの歯周病菌は口腔内に常在化しており、完全に除去するのは不可能であると考えられています。今後クルクミンを含んだ製品が多く作られ、これらの歯周病菌と付き合いやすくなるとお口の中のバランスが保たれ、今より歯周病になりづらい未来が来るのでは?とクルクミン効果にとても期待しています!コロナにも歯周病菌にも負けずに頑張りましょう!!
こんにちは。麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
3月となり、今年も卒業シーズンがやってきました。
コロナ禍で今までとは違った学校生活に
戸惑いながら過ごした学生さんも
多かったのではないでしょうか。
困難な時期を乗りこえ、
新たな門出を迎えられることを祝福し、
未来が明るいものになるよう、
心から応援しております!
さて、コロナの問題が発生し、
外出時にはマスクの欠かせない生活が始まって
早くも1年が経過しました。
毎日のマスク生活の中で口元に意識がいくと
「自分の口臭が気になる」
「なんだか口の中がネバネバする」
と感じたことはありませんか?
それは、もしかしたらマスク生活による
「だ液の減少」が原因かもしれません。
今回は、「マスク生活とお口の環境」について
お話しします。
◆だ液の役割
だ液は通常、健康な成人で
一日に1.0~1.5リットル分泌され、
お口の中で
・粘膜の保護
・自浄、殺菌作用
・歯を再生させる(再石灰化)
など、多くのお仕事をしてくれています。
たくさんの「だ液」でお口の中が潤っていることは、
食べ物の消化を助けるだけでなく、
むし歯や歯周病のリスクから
身を守ることになります。
一見、マスクをしていると加湿され、
お口が潤うように思われるかもしれませんが、
だ液の分泌量はいろいろな要因によって減少します。
だ液減少の原因
・口呼吸
・ストレス
・脱水
・話さない(口まわりを動かさない)
など
マスクをしていると息苦しくなり、
たくさん空気を取り込めるよう口呼吸になりがち。
この口呼吸は、お口の中を乾燥させ
だ液の分泌を減らしてしまう原因となります。
さらに
・マスク着用や自粛生活を含む様々なストレス
・マスクの付け外しが面倒で水分摂取が減ること
・在宅時間の増加などで人と話す機会が減ること
これらすべてが、
だ液を減らす原因となっている可能性があります。
だ液の減少とともに
自浄・殺菌作用が低下してしまい、
口臭が気になったり、
お口の中がネバネバしたり…
といった不快感が出てくるだけでなく
むし歯や歯周病にかかりやすくなってしまうのです。
◆大切なことは、
歯科での定期的な検診とセルフケア
お口の中を健やかに保つために大切なのが、
定期的な歯科検診。
そして、歯ブラシなどによる
丁寧な口腔ケアや、
こまめな水分補給など、
毎日のセルフケアです。
むし歯、歯周病の治療や
クリーニングはもちろんのこと、
日々の正しいお手入れの仕方や、
マスク生活でのお口の悩みについても、
当院までお気兼ねなくご相談ください!
みなさん、こんにちは!
麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
先日の休診日に所属している国際歯周内科学研究会のオンラインセミナーに1日参加しました。
毎年、東京でのセミナーには参加していましたが、今年はコロナの影響もあり、オンラインでの開催でした。
講師は17年以上お世話になっている熊本県の生田歯科医院 生田図南先生でした。
今回のセミナーでは小児の口腔育成、高齢者の訪問歯科診療、院内感染対策の内容が中心でした。
その中でも、小児の口腔育成はとても興味深い内容でした。
小児のむし歯は、以前に比べると少なくなってきましたが、かみ合わせの悪いお子さんや、
口がポカンと空いているお子さんが多くなってきましたよ、という内容でした。
食事中に両足を床につけると、咀嚼力が上がるのですが、
床から足が離れると力が入りません。
正座をして、1口では食べれない大きさの食材を前歯でガブリと嚙むようにする習慣が
良いかみ合わせを作るという考え方でした。
日本人の咀嚼回数は弥生時代の3990回から、現代では620回に激減しているとのことでした。
歯ごたえのある食事って大事なんですね!
実際の保育園などですでに成果も出ているので、これからの食育のスタンダードになるのではないかと思います。
そして、歯周内科治療の醍醐味でもある位相差顕微鏡検査の重要性のお話もありました。
当院でも歯周病の検査には位相差顕微鏡を取り入れていますが、改めて顕微鏡検査の重要性と予防歯科について再認識しました。
今後は、リアルタイムPCR検査や唾液検査などを併用して、より的確な診断の元、治療計画や予防プログラムをたてていこうと思います。
また、当院の1番大切にしている診療器具・機材の滅菌も生田先生を参考に実施してきました。
コロナ禍においては、院内感染対策は当然になってきましたが、15年以上前から生田先生は院内感染対策の重要性を研修会で提唱していました。
当院でも、「全ての体液、血液、分泌物、排泄物は感染の危険性があるものとして取り扱う」という
スタンダードプリコーション=標準予防策の考えのもと、段階を経て現在できる最高の院内感染対策を行っています。
感染対策はコロナでもお馴染みの通り、見えない相手です。
私たちも、細心の注意を払いこれからも院内感染対策に取り組んで参りますので、どうぞ安心して歯科診療を受けていただければと存じます。
皆さまこんにちは!院長の西澤です。
すでにご覧いただいた方もいるかもしれませんが
先日、当院の待合室にスタッフ紹介を貼り出しました。
スタッフ紹介の項目としては
・[名前]
・[役職]
・[血液型]
・[星座]
・[趣味・特技]
・[皆さまへのメッセージ]
・[普段のわたし]
・[プライベートフォト]
となっています。
なぜこのような掲示物を作ったかと言いますと
患者さまと我々との距離をできる限り縮めたい、
もっと私達のことを知ってほしい、という想いからです。
歯科医院として、患者さまのお口の治療・予防・メンテナンスに全力でお応えさせていただくのが天命です。
そのためには患者さまとの信頼関係がなにより一番大切だと考えます。
信頼関係なくして良い治療、良いサービスは提供できません。
しかしながら、診療の短い時間内で、患者さまとしっかりとした関係性や信頼関係を築くのはなかなか難しいところもあります。
そこでまずは我々がどのような人間なのか、ということを患者さまに知っていただこうと思い、今回の掲示板作成に至りました。
私で言えば趣味は「筋トレ・水泳・スキー」なのですが、嬉しいことに先日患者さまから「今年はスキーに行かれましたか?」というお声がけをいただきました。
そこから「あそこのスキー場には行きますか?」など、短いながらもお時間を共有させていただき、とても楽しいやりとりができました。
こういうちょっとしたコミュニケーションの元にもなります。
実はこの掲示板を作ったことはスタッフ同士のコミュニケーションにも役立っています。
私自身、スタッフの紹介文を拝見し、そんな一面があるのかと改めて気づいたことも多々ありました。
普段からスタッフとのコミュニケーションは大切にしているのですが、それでもまだまだ知らないことも多く「相手を知る」ということを改めて意識しなければと思った次第です。
円滑なスタッフとの関係はそのまま医院の雰囲気にも繋がります。
明るく活気に満ちている医院は患者さまにとっても居心地の良い空間になると思います。
今後とも、皆さまに愛される医院となるよう
日々努力を重ねていきたいと思います。
余談ですが、実はもっと鮮明に掲示板を映した写真もありますが
実際にご来院し見ていただきたいと思い、あえて粗めの写真を掲載いたしました。
ぜひとも治療の待ち時間にご覧ください。
スタッフと意外な共通点が見つかるかもしれません。
いつでもお待ちしております。
みなさん、こんにちは!
麹町デンタルクリニックの小林です。
自粛期間が長引き、オリンピック組織委員会会長はこの時期に変わり、日本はどんな方向に進んでいくのか先が見えない日々が続いていますね。数ヶ月後の日本は、世界は、どんな決断を下しているのでしょうか。
また、先日再び東北で大きな地震がありましたね。皆様お怪我はありませんでしたでしょうか。コロナ禍の中もし大きな災害にあったらなにに注意すべきか、特に首都圏の人口密集地域に住んでいる方々は今までとは違った視点からも備えなければならないかもしれないですね。
先日とある雑誌に載っていた記事のタイトルに目が止まりました。「外出自粛中、人々は何を食べていたか?」コロナが流行し、行動を制限されてから約1年が経ちました。その中で食習慣が変わると当然健康にも影響が出てきます。コロナ太りをされた方も多いのではないでしょうか。
この記事の内容を要約してみました。
・2020年3月、ヨーロッパで最も早くコロナの感染が拡大し、ロックダウンを行ったイタリアでは肥満の子ども達は食事回数(中でも豚肉や牛肉と甘い飲み物の摂取頻度)が増え、運動は減り、毎日7時間以上もテレビやスマートフォン、ゲームなどの画面を見て過ごしていた。
・2020年4月、ポーランドが行った調査では痩せている人は更に痩せ、太っている人は更に太ったことがわかった。
・2020年4月、イタリアの調査では手作りの菓子やピザを作る人が増えたことがわかった。
残念ながら海外のことばかりで日本がどうだったかは載っていませんでした。もしかしたらこれから色々わかってくることがあるかもしれません。
この結果を見て自分に当てはまると思った方は少なくないのではないでしょうか。
実際私も最初の緊急事態宣言中はどこにも出かけられずテレビを見てバラエティー番組にどハマりし、今でも休みの日はテレビを観ている時間が増えたように思います(笑)
皆様は食習慣にこの1年で変化がありましたか?手作り料理が増えた、テイクアウトの頻度が増えた、間食が増えたなど様々な変化があったのではないでしょうか。大事なことは主食、主菜、副菜が揃ったバランスのとれた食事を摂ること、体を動かすこと、規則正しい生活を送ることなどです。制限がある生活の中でも自分の健康は自分で守るしかないのです!今一度今の生活を振り返って見直せる部分を見つけていきましょう!
そして食べるものが変わるとお口の健康も変わってきてしまいます。自粛していたから最近歯医者に行っていないなという方!ぜひ専門家にお口の中を診てもらい、口の環境が変わっていないかチェックしてもらいましょう!
こんにちは、歯科衛生士の本田です。
気が付いたら今年ももう1ヶ月終わってしまいました。
早いですね…そして再度の緊急事態宣言。
いつまで頑張らなきゃいけないのでしょうね。
でも少しずつ感染者も減ってきていますし、ワクチンもそろそろ日本にやって来ます。
もう少しの辛抱でしょうか…
前回のブログで久しぶりな方がたくさんいらっしゃいましたと書きましたが、嬉しいことに今も変わらずたくさんの方にご来院くださっています。
歯磨き指導をさせていただく際に
なぜか会話が噛み合わないな??と思う事が時々あります。
よくよく患者さんと話してみると、どうやらお互い違う物を想像して話していたのです。
そのすれ違いの会話の原因が
歯間ブラシとフロスの違い
です(笑)
どちらも歯ブラシでは届かない歯の間の汚れを取るものです。
では何故2種類あるのでしょう??
答えは"目的がちがう"からです。
みなさん2つの違いはわかりますか?
フロスは糸状の清掃用具で糸だけの状態で巻かれて販売しているものもあれば、ホルダーに付いているものもあります。「糸ようじ」という商品名で販売されていますね。
フロスは『虫歯予防』を目的としています。隣り合う歯が触れている部分から虫歯ができやすいのですが、そこについた汚れはフロスを使って取ることができます。むしろフロスでないと取れません(!)
一方歯間ブラシは、細いブラシ状の清掃用具です。素材は針金にブラシが巻き付けてあるタイプや全てゴムで出来ているタイプなどがあります。またサイズがとても豊富です。
歯間ブラシは『歯周病予防』を目的としています。
歯の周りの骨や歯茎が下がって出来てしまった隙間に汚れがたまり、そこに歯周病菌が繁殖してしまうのですが、
それを歯間ブラシで根こそぎ取っていきます。隙間が大きければ大きいほどフロスで取るのは難しくなっていきます。
ただ、大きな隙間の根本や隣り合う歯が接触していない所の虫歯予防には歯間ブラシを使う方が良かったり、歯間ブラシが入らないほど小さな隙間の歯周病予防にはフロスが必要だったりと、適切な道具はその人その人でも違いますし、年齢によっても変わっていきます。
フロスや歯間ブラシをやってるのに虫歯ができてしまう、歯周病が治らないなどお悩みの方は、もしかしたら使っている道具が合っていないかもしれません。
そんな時はゼヒ歯医者へ来てチェックしてもらいましょう。
もしかしたら歯ブラシの使い方もあなたにとって適切なやり方があるかもしれません。
いい発見になりそうですね^ ^
当院では感染対策をしっかり行なっています。器具は一人一人滅菌された物を使いますし、使った椅子や物を置いた場所は毎回アルコール清拭しています。
他にも色々対策をしておりますのでHPをよくご覧になり、安心してご来院ください。
こんにちは‼︎麹町デンタルクリニックの大庭です。
2021年が始まりました。今年もよろしくお願い致します。
2020年は新型コロナウィルスでとても大変な年になりました…
皆さんはどんな1年でしたか?
私個人的には、オリンピック観戦する予定が無くなってしまったことが悲しかったです。仕方のないことだと理解していても、やはりショックでした。
今はただ祈るばかりです‼︎
さて、新型コロナウィルスの猛威が続いていますが、感染しないためにもお口の中を清潔に保つことが大切です。
人の喉や鼻の中は、適度に粘液で湿っていてウイルスなどの侵入を防いでいますが、冬は喉や鼻の粘膜が乾燥して傷むことで、ウイルスが侵入しやすくなってしまいます。
うがい、手洗い、マスク着用、など対策はあります。中でも大切なのは、お口の中のケアです!
お口の中が汚れていると細菌が増殖して感染もしやすくなります。
日々の歯ブラシはもちろん重要ですが、それだけではお口の中の細菌は残っています。
寒い冬だからこそ、健康のためにプロの手を借りてお口の中を清潔に保つために、メンテナンスの来院をお待ちしております!