麹町デンタルクリニック

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医院ブログ

不正咬合の種類とその治療方法

2025.10.06

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

当院ではマウスピースをつかった矯正治療

インビザラインフル、部分矯正のインビザラインgoを扱っております。

【参考情報】小児のマウスピース矯正 インビザラインファーストについて

不正咬合は、噛み合わせの異常であり、さまざまな種類があります。

適切な診断と治療を行うことで、口腔機能の改善や見た目の向上を図ることができます。

今回のブログでは、不正咬合の主要な種類とそれぞれの治療方法について詳しく解説します。

 

  1. 不正咬合とは
  2. 不正咬合の主な種類

    – クラスI不正咬合

    – クラスII不正咬合

    – クラスIII不正咬合

    – 開咬

    – 深咬合

  1. 不正咬合の治療方法

    – 矯正治療

    – 外科的治療

    – 補綴治療

  1. 不正咬合治療のメリットとデメリット

    – 身体的メリットとデメリット

    – 経済的メリットとデメリット

    – 精神的メリットとデメリット

  1. 不正咬合予防のポイント
  2. まとめ

 

1. 不正咬合とは

不正咬合とは、上下の歯が正しく噛み合わない状態を指します。

これは歯並びや咬み合わせの問題であり、放置すると歯の磨き残しや歯周病、

顎関節症などの原因となることがあります。

子供のお子さまから大人まで、早期に発見し適切な対策を講じることが重要です。

【参考情報】子供の顎が小さい場合の矯正治療とは?早期対応で得られるメリット

 

 

2. 不正咬合の主な種類

クラスI不正咬合

クラスI不正咬合は、上下の歯が基本的には正しい位置にあるものの、

歯並びや咬み合わせに軽度のずれが見られる状態です。

このタイプでは、前歯の重なり具合や歯の位置の不揃いが主な問題となります。

矯正治療によって歯の位置を整えることが可能であり、笑顔への自信につながります。

 

 

 

クラスII不正咬合

クラスII不正咬合は、上顎の歯が下顎の歯に対して前方に突出している状態を指します。

これにより、見た目にくっきりとした噛み合わせの歯並びの乱れが生じることがあります。

治療法としては、矯正装置の使用や成長期のお子さまには成長誘導を行うことで、

正しい咬み合わせを促す方法があります。

 

 

クラスIII不正咬合

クラスIII不正咬合は、下顎が上顎に対して前方に突出している状態です。

このタイプでは、外見的にも下顎が目立つため、顔のバランスが乱れる原因となります。

治療には成長段階での矯正療法や、場合によっては外科的治療が必要となることがあります。

 

 

開咬

開咬は、上下の歯が閉じた状態で接触せず、縦方向に隙間が開く不正咬合の一種です。

この状態では、食べ物が噛みにくくなるだけでなく、発音にも影響を及ぼすことがあります。

治療としては、矯正装置を用いて歯の位置を調整し、適切な咬み合わせを実現することが求められます。

 

 

過蓋咬合

過蓋咬合は、上の歯が下の歯を過剰に覆っている状態です。

この状態が続くと、歯や歯肉に過度な負担がかかり、歯の摩耗や歯周病の原因となることがあります。

矯正治療や咬合調整によって、正常な咬み合わせを取り戻すことが重要です。

【参考情報】子供の反対咬合矯正はいつから始めるべき?最適な時期と治療法を徹底解説

 

 

3. 不正咬合の治療方法

矯正治療

矯正治療は、不正咬合の改善に最も一般的に用いられる方法です。

ブラケットやワイヤーを使用して歯を徐々に動かし、正しい位置に導きます。

最近では、目立ちにくい透明な矯正装置や取り外し可能なマウスピース型矯正も普及しており、

患者さんのライフスタイルに合わせた治療が可能です。

 

外科的治療

重度の不正咬合の場合、矯正治療だけでは対応できないことがあります。

そのような場合には、顎の骨を整えるための外科的治療が必要となります。

外科的治療は、矯正治療と併用して行われることが多く、

結果として安定した咬み合わせを実現することができます。

 

 

補綴治療

歯の欠損や損傷が不正咬合の一因となっている場合、補綴治療が必要です。

インプラントやブリッジ、クラウンといった治療方法を用いて、

欠けた歯を補い、咬み合わせを改善します。

これにより、噛む力のバランスが整い、食事や会話が快適になります。

 

4. 不正咬合治療のメリットとデメリット

身体的メリットとデメリット

治療によって歯並びが整い、噛み合わせが改善されることで、食事がしやすくなります。

また、歯や歯周病のリスクが減少し、口腔内の健康が向上します。

一方で、矯正治療には痛みや不快感が伴うことがあり、

一時的に食事や日常生活に支障をきたすこともあります。

 

経済的メリットとデメリット

不正咬合の治療は長期的な視点で見ると、歯の健康維持や将来的な治療費の節約につながります。

しかし、初期の治療費用が高額になることがデメリットとして挙げられます。

保険適用外の場合も多く、経済的な負担を考慮する必要があります。

 

 

精神的メリットとデメリット

美しい歯並びは自信につながり、社会生活や職場での印象を向上させます。

これにより、精神的なストレスが軽減されることがあります。

しかし、治療期間中は見た目に変化が生じるため、一時的な心理的負担を感じることもあります。

 

 

5. 不正咬合予防のポイント

不正咬合の予防には、早期の発見と適切なケアが重要です。

定期的な歯科検診を受けることで、歯並びや咬み合わせの異常を早期に発見できます。

また、適切な歯磨き習慣の確立や、お子様の場合は指しゃぶりなどの悪習慣を防ぐことも大切です。

お子さまの成長に合わせた予防策を講じることで、将来的な不正咬合のリスクを減少させることが可能です。

 

6. まとめ

不正咬合は、噛み合わせや歯並びの問題として多くの人々が抱える課題です。

種類に応じた適切な治療を行うことで、口腔機能の改善や美しい笑顔を取り戻すことができます。

身体的、経済的、精神的なメリットを考慮しながら、早期の診断と治療を心掛けることが重要です。

当院では、患者様一人ひとりに合った最適な治療プランをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

 

インビザライン認定医

院長 西澤 道雄

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