

小児矯正の1期と2期について徹底解説!
2025.08.04麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院では数多くのマウスピースをつかった矯正治療
インビザラインフル、部分矯正のインビザラインigoを扱っております。
まえがき
お子さまの歯並びは、将来の健康や生活に大きな影響を与えます。
小児矯正は、歯並びを整えるための効果的な方法であり、
1期と2期に分けて行われることが一般的です。
本記事では、小児矯正の1期と2期について詳しく解説し、
それぞれの治療の目的やメリット・デメリット、治療の流れについてご紹介します。
お子さまの歯の健康を守るための参考にしてください。
【参考情報】小児のマウスピース矯正 インビザラインファーストについて
目次
- 小児矯正とは?
- 小児矯正の1期治療
– 1.1 1期治療の目的
– 1.2 1期治療の具体的な方法
– 1.3 1期治療のメリットとデメリット
- 小児矯正の2期治療
– 3.1 2期治療の目的
– 3.2 2期治療の具体的な方法
– 3.3 2期治療のメリットとデメリット
- 1期と2期の違い
- 小児矯正を始めるべきタイミング
- 小児矯正の費用について
- まとめ
1. 小児矯正とは?
小児矯正とは、成長期にあるお子さまの歯並びや咬み合わせを改善するための矯正治療です。
早期に適切な治療を行うことで、将来的な複雑な矯正治療を避けたり、
顔全体のバランスを整えることが可能になります。
小児矯正は、歯の位置だけでなく、顎の成長や発育にも影響を与えるため、専門的な知識が必要となります。
2. 小児矯正の1期治療
2.1 1期治療の目的
1期治療は、一般的にお子さまが7歳から10歳の間に行われます。
この時期は乳歯が永久歯に置き換わる重要な時期であり、
歯や顎の成長を利用して矯正効果を高めることができます。
1期治療の主な目的は、将来的な大掛かりな治療を防ぐために、
今のうちに問題を早期に発見し、対応することです。
2.2 1期治療の具体的な方法
1期治療には、以下のような方法があります:
– **スペーサー**:歯と歯の間にスペースを作り、正しい歯並びを促進します。
– **フェイスマスク**:上顎の前突を矯正するために使用されます。
– **ヘッドギア**:上下の歯並びや咬み合わせを調整するために用いられます。
これらの装置を使用することで、顎の成長を誘導し、歯並びを整えることが可能です。
2.3 1期治療のメリットとデメリット
**メリット**
– **早期発見と治療**:問題を早期に発見し、簡単な治療で解決できる可能性が高まります。
– **将来の治療費の軽減**:後期の治療費を抑えることができます。
– **心理的な安心感**:お子さまが自信を持って笑えるようになります。
**デメリット**
– **装置の不快感**:装置を装着する際に違和感や痛みを感じることがあります。
– **経済的負担**:治療費が必要となります。
– **継続的な通院**:定期的に歯科医院に通う必要があります。
3. 小児矯正の2期治療
3.1 2期治療の目的
2期治療は、主に永久歯が全て生え揃った後の11歳以降に行われます。
この時期には、1期治療で得られた効果を基に、さらに詳細な歯列矯正を行います。
2期治療の目的は、歯並びを最終的に整え、理想的な咬み合わせを実現することです。
3.2 2期治療の具体的な方法
2期治療には、以下のような方法があります:
– **ブラケットとワイヤー**:最も一般的な矯正装置であり、金属やセラミックのブラケットを歯に取り付け、ワイヤーで調整します。
– **マウスピース型矯正**:透明なマウスピースを用いて、目立たずに歯を移動させます。
– **インプラント**:必要に応じて、歯の位置を固定するためのインプラントを使用することもあります。
3.3 2期治療のメリットとデメリット
**メリット**
– **理想的な歯並びの実現**:最終的に美しい歯並びを手に入れることができます。
– **咬み合わせの改善**:咀嚼や発音が正常に行えるようになります。
– **口腔衛生の向上**:歯が整うことで、歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病の予防につながります。
**デメリット**
– **治療期間の長さ**:2期治療は数ヶ月から数年にわたり、継続的なケアが必要です。
– **経済的負担**:治療費が高額になる場合があります。
– **装置による不快感**:ブラケットやワイヤーが口内を傷つけることがあります。
4. 1期と2期の違い
1期と2期の小児矯正は、治療のタイミングや目的、使用する装置が異なります。
1期治療は早期発見と成長を利用した矯正が中心であり、2期治療は永久歯の位置を最終的に整えることが目的です。
1期治療で基礎を作ることで、2期治療の効果を高め、最終的な歯並びを理想的なものにすることができます。
5. 小児矯正を始めるべきタイミング
小児矯正を始めるタイミングは、お子さまの歯の成長状況や矯正の必要性によって異なります。
一般的には、乳歯が永久歯に置き換わり始める6歳頃から歯科医院での定期検診を受けることが推奨されます。
歯科医師と相談し、お子さまに最適な治療時期を見極めることが重要です。
【参考情報】子供の反対咬合矯正はいつから始めるべき?最適な時期と治療法を徹底解説
6. 小児矯正の費用について
小児矯正の費用は、治療の内容や期間によって異なります。
1期治療と2期治療を合わせると、数十万円から百万円以上になることもあります。
しかし、早期に治療を始めることで、後期の治療費を抑えることができる場合があります。
また、分割払いなどの支払い方法もあるため、歯科医院と相談して最適なプランを選ぶことが重要です。
7. 小児矯正の身体的・経済的・精神的なメリットとデメリット
**身体的メリット**
– 正しい咬み合わせの実現
– むし歯や歯周病の予防
– 顔のバランスが整う
**経済的メリット**
– 将来的な治療費の軽減
– 長期的な健康維持による医療費の削減
**精神的メリット**
– 自信を持って笑顔を見せられる
– 社会的なストレスの軽減
**身体的デメリット**
– 装置による口内の不快感や傷
– 治療中の痛みや不快感
**経済的デメリット**
– 治療費の負担
– 継続的な通院費用
**精神的デメリット**
– 装置の装着によるストレス
– 矯正中の食事や生活の制約
まとめ
小児矯正の1期と2期は、お子さまの歯並びや咬み合わせを整えるための重要なステップです。
早期に適切な治療を行うことで、将来的な健康や生活の質を向上させることが可能です。
治療にはメリットとデメリットがありますが、
歯科医師と相談しながら最適な治療プランを選ぶことで、お子さまの笑顔を守ることができます。
定期的な歯科検診を受け、早めの矯正治療を検討してみてください。
インビザライン認定医
院長 西澤 道雄
院長紹介はこちら
医療法人社団 恵雄会 麹町デンタルクリニック
住所
〒102-0083
東京都千代田区麹町四丁目2番地1 MK麹町ビル1階
電話番号
03-3239-1888
ご予約はこちらから>>