子供の矯正マウスピースの種類と選び方
2025.05.30麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院では数多くのマウスピースをつかった矯正治療
インビザラインフル、部分矯正のインビザラインigoを扱っております。
子供の矯正治療は、成長過程で歯並びを整えるために重要です。
近年、マウスピースを用いた矯正治療が注目されています。
この記事では、子供向けの矯正マウスピースの種類とその選び方について詳しく解説します。
目次
- 矯正マウスピースとは
- 子供に適したマウスピースの種類
– 透明マウスピース型矯正装置
– リテーナータイプマウスピース
– アクティブマウスピース
- 矯正マウスピースの選び方
– お子さまの年齢と成長
– 歯並びの状態
– 生活習慣との調整
- 矯正マウスピース治療のメリットとデメリット
– 身体的メリットとデメリット
– 経済的メリットとデメリット
– 精神的メリットとデメリット
- 矯正マウスピースのケア方法
- まとめ
1. 矯正マウスピースとは
矯正マウスピースとは、透明なプラスチック素材で作られた装置で、
歯並びを徐々に整えるために使用されます。
従来のブラケットやワイヤーを用いた矯正装置に比べ、見
た目が目立たず、取り外しが可能であるため、多くの子供や親御さんに支持されています。
【参考情報】小児のマウスピース矯正 インビザラインファーストについて
2. 子供に適したマウスピースの種類
透明マウスピース型矯正装置
透明マウスピース型矯正装置は、装着時に目立ちにくいため、
学校生活でも安心して使用できます。
カスタムメイドで作られるため、フィット感が高く快適です。
食事や歯磨きの際には簡単に取り外せる点もメリットです。
リテーナータイプマウスピース
リテーナータイプのマウスピースは、主に矯正治療後の歯並び維持に使用されますが、
軽度の歯列不正に対しても使用されることがあります。
固定式ではなく取り外しが可能なため、日常生活に支障をきたしにくいのが特徴です。
【参考情報】矯正治療後のリテーナー 寝る時だけの使用について
アクティブマウスピース
アクティブマウスピースは、歯並びを積極的に動かす作用があります。
特にお子さまの成長期に適しており、効果的に歯列を整えることができます。
定期的な調整が必要ですが、短期間での改善が期待できます。
3. 矯正マウスピースの選び方
お子さまの年齢と成長
矯正マウスピースの選択において、お子さまの年齢と成長段階は重要な要素です。
成長期にあるお子さまは、歯や顎の成長を利用して効率的に歯並びを整えることが可能です。
歯並びの状態
歯列不正の程度によって適したマウスピースが異なります。
軽度から中等度の矯正には透明マウスピース型が適していますが、
重度の場合は他の矯正装置との併用が必要になることもあります。
専門医と相談し、最適な治療法を選びましょう。
生活習慣との調整
お子さまの生活習慣に合わせたマウスピースの選択も重要です。
例えば、スポーツを頻繁に行う場合、取り外し可能なタイプが適しています。
また、食事の際に簡単に取り外せることもポイントです。
4. 矯正マウスピース治療のメリットとデメリット
身体的メリットとデメリット
**メリット**としては、透明で目立ちにくいため、外見への影響が少なく、
取り外しが可能なため口腔衛生を保ちやすいことが挙げられます。
一方、**デメリット**としては、取り外しが可能なため、
使用時間を守らないと治療効果が低下するリスクがあります。
経済的メリットとデメリット
**メリット**としては、従来の固定式矯正装置に比べて初期費用が抑えられる場合があります。
しかし、**デメリット**としては、長期間の使用や頻繁な調整が必要な場合、
総費用が高くなる可能性があります。
精神的メリットとデメリット
**メリット**は、目立ちにくいため自己意識が高い子供にも安心して装着できる点です。
**デメリット**としては、取り外しが容易なため、
装着時間を守らないことで親御さんや治療者との信頼関係に影響が出る場合があります。
【参考情報】インビザライン(マウスピース矯正治療)について
5. 矯正マウスピースのケア方法
矯正マウスピースを清潔に保つことは、口腔衛生を維持する上で非常に重要です。
毎日のブラッシング後に取り外し、専用の洗浄液で洗浄することをおすすめします。
また、保護ケースに入れて保管することで、紛失や破損を防ぐことができます。
まとめ
子供の矯正治療におけるマウスピースの種類は多岐にわたり、
お子さまの成長段階や歯列の状態に応じて最適な選択が求められます。
透明で目立ちにくく、取り外しが可能なマウスピースは、
子供の日常生活に適し、治療への抵抗感を減少させるメリットがあります。
しかし、使用時間の管理や定期的な調整が必要となるデメリットも存在します。
専門家と相談し、お子さまにとって最適な矯正方法を選ぶことが、
健康な歯並びを実現する第一歩となります。
インビザライン認定医
院長 西澤 道雄
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