

小児矯正を途中でやめることの影響と対策
2025.09.22麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院では数多くのマウスピースをつかった矯正治療
インビザラインフル、部分矯正のインビザラインigoを扱っております。
まえがき
小児矯正は、子供の成長過程において歯並びや噛み合わせを整える重要な治療です。
しかし、さまざまな理由で矯正治療を途中で中断するケースも少なくありません。
本記事では、小児矯正を途中でやめることの影響や考慮すべき点、
そして治療を継続するための対策について詳しく解説します。
お子さまの将来の健康な歯並びを守るために、ぜひ参考にしてください。
目次
- 小児矯正の重要性とは
- 治療を途中でやめる主な理由
- 矯正治療を中断することによる影響
- 経済的・精神的な側面から見る治療中断
- 治療を継続するためのサポート方法
- 矯正治療中断後の対応策
- まとめ
1. 小児矯正の重要性とは
小児矯正は、お子さまの成長に合わせて歯並びや顎の発育を調整する治療です。
適切なタイミングで矯正を行うことで、永久歯の正しい位置や咬み合わせを確保し、
将来的な歯周病やむし歯のリスクを軽減します。また、整った歯並びは見た目の美しさだけでなく、
発音や食事のしやすさにも影響を与えます。
早期に問題を発見し、適切な治療を行うことで、全身の健康維持にも寄与します。
【参考情報】小児のマウスピース矯正 インビザラインファーストについて
2. 治療を途中でやめる主な理由
小児矯正を途中で中断する理由は多岐にわたります。
経済的な負担が大きいこと、治療中のお子さまの不快感や痛み、
家庭の事情による通院の困難さなどが挙げられます。
また、矯正装置の見た目に対するお子さまの抵抗感や、治療の効果がすぐに現れないことへの不安も理由の一つです。
さらに、治療を担当する歯科医師とのコミュニケーション不足や信頼関係の欠如も、治療中断の原因となります。
3. 矯正治療を中断することによる影響
治療を途中でやめると、歯並びや咬み合わせの改善が不完全となり、
将来的な問題の原因となります。
例えば、歯が正しく並ばないことでむし歯になりやすくなったり、歯周病のリスクが高まります。
また、咬み合わせの不具合は顎関節症や頭痛などの症状を引き起こす可能性があります。
さらに、治療を中断したことで、再度矯正治療を開始する際に時間と費用が追加でかかることも考えられます。
4. 経済的・精神的な側面から見る治療中断
矯正治療は長期にわたるため、経済的な負担が大きくなることがあります。
治療費の支払いが困難になると、治療を中断せざるを得なくなるケースもあります。
精神的な面では、お子さまが矯正装置に対する抵抗感やストレスを感じることがあります。
さらに、親御さん自身も治療費や通院の負担に対するストレスを感じることがあり、
家庭全体に影響を及ぼすことも少なくありません。
5. 治療を継続するためのサポート方法
治療を継続するためには、家庭と歯科医師との連携が不可欠です。
経済的な負担を軽減するための分割払いの提案や、治療費の補助制度の活用など、費用面でのサポートが重要です。
また、お子さまが矯正装置に慣れるために、痛みや不快感を軽減するための適切なケアや、
治療のメリットを理解させるコミュニケーションが大切です。
さらに、定期的なフォローアップや相談の機会を設けることで、治療に対する不安を解消し、
継続意欲を高めることができます。
6. 矯正治療中断後の対応策
もし治療を中断してしまった場合でも、再度治療を再開することは可能です。
しかし、治療が中断された期間やお子さまの成長具合によっては、治療計画の見直しが必要となります。
再開時には、従来の治療内容を再評価し、新たな治療方法を提案することが一般的です。
また、中断により歯並びが悪化している場合は、以前よりも複雑な治療が必要となることもあります。
早期に専門医と相談し、最適な対応策を見つけることが重要です。
まとめ
小児矯正を途中でやめることは、将来的な歯や顎の健康に大きな影響を与える可能性があります。
しかし、適切なサポートやコミュニケーションを通じて、治療の継続を促すことが可能です。
経済的・精神的な負担を軽減し、治療のメリットを理解することで、お子さまの健やかな成長を支えることができます。
治療を中断せず、最後まで責任を持って取り組むことで、健康で美しい歯並びを手に入れましょう。
インビザライン認定医
院長 西澤 道雄
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