麹町デンタルクリニック

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インビザラインiGo

インビザラインiGo
(マウスピース型矯正装置による部分矯正)

部分矯正は、歯並び全体を修正する従来の矯正治療に比べ、捻転や前歯の軽微な重なりや隙間、軽度の八重歯など、一部の歯の並びを修正する治療法です。全体矯正に比べると、期間や費用がかかりにくいのが特徴です。

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部分矯正は適応が限られますが、通常の矯正治療に比べて期間が短く、費用も抑えることができます。

当院では、アライン・テクノロジー社のiGo(アイゴー)システムを利用したマウスピース型矯正装置を使用しています。以下では、このシステムを用いたマウスピース型部分矯正について説明します。

マウスピース型矯正装置と
マルチブラケット装置の比較

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マウスピース型の矯正装置は、目立ちにくく、痛みが少ない、手入れが簡単、歯の動きがシミュレーションで確認できる、来院回数が少ないなどの利点があります。

一方で、文献には、マウスピース型矯正装置の治療結果が従来のワイヤー矯正よりも良くなかったり、矯正後の歯の戻りが多いという否定的な報告も見られます。

しかしながら、これはマウスピース型矯正装置が比較的新しい治療法であるため、評価が進行中であることを示唆しています。実際、軽度〜中等度の非抜歯矯正においては、マウスピース型矯正がブラケット矯正と同等の効果を持つとする文献も存在します。

マウスピース部分矯正の
適応症例について

マウスピース型の部分矯正は、骨格的な問題がなく、特定の歯だけを移動させて審美的な改善を図る治療に適しています。前歯のわずかな歪みや隙間が気になる方で、臼歯の咬み合わせに問題がない場合には、目立たず痛みも少ないマウスピース部分矯正が選択肢となります。

また、以前に矯正治療を受けた方で後戻りが起きた場合にも、マウスピース部分矯正が有効な治療法となります。

シミュレーションで確認できる治療法

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自身の歯並びがマウスピース型矯正で改善できるかどうか、また他の矯正装置が必要かどうかをシミュレーションで確認することができます。また、部分矯正が適切か全体矯正が必要かを簡単な検査で話し合うことも可能です。気になる方はお気軽にご相談ください。

マウスピース型矯正装置による
部分矯正の特徴

目立ちにくさ

当院で使用するiGoシステムは、ほぼ透明で目立ちにくい装置です。歯全体を覆うため、最初は発音に若干の影響がある場合もありますが、全く気付かれないこともあります。目立たない治療を希望する方や、プレゼンや会話が多い方に好評です。

気軽にできる

マウスピース型の装置は取り外しが可能で、ワイヤー矯正と比べて比較的気軽に始められます。1日20時間以上の装着が必要ですが、必要に応じて外すことができます。結婚式や重要なイベントにも取り外し可能なので、治療中でも心配することはありません。また、費用も抑えることができます。

衛生的な装置

マウスピース型の装置は取り外して清掃できるため、歯の清潔さを保つことができます。これにより、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

より軽微な矯正には

当院では、インビザラインGoを用いた部分的な矯正治療を提供しています。また、インビザラインエクスプレスは、より軽度の矯正や後戻り症例に適しています。ただし、これらの装置がすべてのケースに適しているわけではないため、適応性については慎重に検討する必要があります。

マウスピース型矯正装置による
部分矯正に関する注意事項

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治療範囲は限定的になります。
部分矯正は、通常、第6および第7の臼歯を動かさずに治療されます。特に上顎前突(出っ歯)の場合は抜歯が必要なことがあり、適用できないことがあります。

治療期間の目安

主に審美的な部分(前歯)を対象とするため、通常の矯正治療よりも早く終了する傾向があります。ただし、個人の状況によって異なります。痛みは少ないですが、無痛ではありません。

治療費の支払い方法

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治療費は一括、分割、カード支払い、デンタルローンなどの支払い方法があります。通常の矯正装置とは異なり、マウスピース型矯正装置には基本的に調整費用がかかりません。

マウスピース型部分矯正の使用方法

装着時間

1日に20~22時間の装着が必要です。17時間未満では、計画通りの歯の移動が妨げられる場合があります。

セルフメインテナンス

iGoシステムは取り外し可能な装置です。食事の際は外して、食後に歯磨きをしてから装着してください。

1~2週間ごとに交換

歯科医師の指示に従って、1~2週間ごとに装置を交換してください。

マウスピースの材料は厚生労働省の認可を受けていますが、iGoは完成品医薬品薬事法の対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース部分矯正の費用について

インビザiGo

治療費は、必要なマウスピースの枚数によって異なります。必要な枚数は、個々の歯並びによって決定されます。

治療期間:半年~1年、治療回数:5~10回(通院)
片顎:440,000円~550,000円(税込)
※マウスピース型矯正装置の価格には調整料が含まれています。

インビザライン エクスプレス

軽微な部分矯正(1~2本の歯の移動)や、矯正治療後の後戻りに対する再治療などに適したマウスピース型矯正装置です。最大7段階のプランがあり、追加も1回程度の軽度な矯正が可能です。適応範囲には限りがあります。

治療期間:3ヶ月、治療回数:3~4回
全顎:385,000円(税込)
※マウスピース型矯正装置の価格には調整料が含まれています。

詳しくはご相談下さい。