歯を失った際の影響と適切な対処法
2024.12.17麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。
当院ではインプラント治療に力をいれております。
患者様の負担を最小限にするため、
「X-Guide」と呼ばれるインプラント手術の際のオペレーションシステムを導入しています。
歯を失ったとき、その影響や適切な対処法について不安を感じる方は多いでしょう。
歯は日常生活において欠かせない役割を担っており、放置すると様々なリスクが生じます。
本記事では、歯を失った際に起こり得る問題と、それを解決するための方法について解説します。
目次
歯を失った際の口腔内への影響
全身の健康への影響
精神的・社会的な影響
歯を失った際の治療法とその特徴
経済的・時間的な側面
まとめ
1.歯を失った際の口腔内への影響
歯が一本でも失われると、周囲の歯がその隙間を埋めるように移動し、
歯並びや噛み合わせが悪化する可能性があります。
噛む力のバランスが崩れると、他の歯に過度な負担がかかり、
さらなるむし歯や歯周病の悪化を招くリスクがあります。
また、歯が支えている頬や口の形状にも影響が及び、
頬が落ち込み老けた印象を与えることがあります。
2.全身の健康への影響
歯を失うと噛む力が低下し、食べ物を十分に噛めなくなることで栄養バランスが偏る可能性があります。
特に硬い食材を避ける傾向が強まり、結果として消化不良や胃腸への負担が増すことも。
また、歯周病が進行している場合、口腔内の細菌が全身に広がり、
心疾患や糖尿病などのリスクが高まるとされています。
3.精神的・社会的な影響
見た目や話し方に影響が出るため、歯を失うことは精神的なストレスや自信の喪失につながります。
特に前歯を失った場合、笑顔や会話がぎこちなくなり、人前でのコミュニケーションを避けるようになる方も少なくありません。
仕事や社会生活においても、見た目の印象が重要な場面では、大きな影響を及ぼす可能性があります。
4.歯を失った際の治療法とその特徴
歯を失った際の主な治療法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがあります。
それぞれに利点と欠点があるため、特徴を理解することが重要です。
入れ歯
取り外し可能で、広範囲に対応可能。
費用が比較的安価ですが、装着感や見た目に制約がある場合があります。
ブリッジ
隣接する健康な歯を削って支えにする固定式の治療法。
見た目が自然で快適ですが、支えた歯に負担がかかることがあります。
インプラント
人工歯根を顎骨に埋め込む方法で、見た目・機能性ともに優れ、自然な噛み心地が得られます。
ただし、手術が必要で費用も高額になる傾向があります。
5.経済的・時間的な側面
治療法によって費用や治療期間は異なります。
保険の適用可否も重要なポイントです。
入れ歯
保険適用が可能で、初期費用は低め。
ただし、調整や交換が必要になることがあります。
ブリッジ
数十万円程度の費用がかかる場合があり、
長期間の耐久性に優れていますが、支えとなる歯の健康状態が鍵となります。
インプラント
1本あたり数十万~数百万円と高額で、治療期間も半年以上かかることがあります。
ただし、長期的な満足度が高い治療法です。
どの治療法も、メンテナンスが必要であることを考慮し、
長期的な視点で判断することが重要です。
まとめ
歯を失うことは、口腔内だけでなく全身の健康や精神面にも大きな影響を与えます。
早期の対処と、自分に合った治療法の選択が重要です。
費用や治療期間、機能性、見た目などを総合的に考慮し、歯科医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。
歯の健康は生活の質を大きく左右しますので、日頃のケアも欠かさずに心がけてください。
麹町デンタルクリニックでは、常に最新機器の導入をおこない、
患者様にあったインプラント治療を提供しています。安全性だけでなく、体への負担を最小限にできるよう、
治療の流れや技術面での改善も日々おこなっております。
症例数も数多く対応してきた実績もありますので、
治療について疑問点・ご相談などありましたら、お気軽にご相談ください。
麹町デンタルクリニック
院長 西澤 道雄