麹町デンタルクリニック

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小児矯正 第一期を中止する際のポイントと影響について

2025.10.13

麹町駅すぐの歯医者 麹町デンタルクリニック院長の西澤です。

当院では数多くのマウスピースをつかった矯正治療

インビザラインフル、部分矯正のインビザラインigoを扱っております。

 

お子さまの笑顔と健やかな成長をサポートするために、小児矯正は重要な役割を果たします。

しかし、さまざまな理由から矯正治療の第一期を中止するケースもあります。

この記事では、「小児矯正 第一期をやめる」ことの意味や影響、

そして中止を検討する際のポイントについて詳しく解説します。

 

 

 

目次

  1. 小児矯正の第一期とは
  2. 第一期矯正を中止する主な理由
  3. 第一期矯正中止による影響
  4. 中止後の対応策と代替治療
  5. 矯正治療を継続するメリットとデメリット
  6. まとめ

 

 

 

1. 小児矯正の第一期とは

小児矯正の第一期は、成長期のお子さまの顎や歯並びの問題を早期に矯正するための治療段階です。

一般的には6歳から12歳の間に行われ、成長のピークを利用して効果的に歯並びや噛み合わせを整えます。

第一期矯正では、歯の抜歯や矯正装置の装着などが行われることが多く、将来的な第二期矯正への準備ともなります。

早期に矯正を行うことで、生涯にわたる歯並びの安定や顎の正常な発育を促進し、

後々の治療費用や治療期間の短縮にも繋がるメリットがあります。

【参考情報】不正咬合の種類とその治療方法

 

 

2. 第一期矯正を中止する主な理由

第一期矯正を中止する理由は様々です。

経済的な負担が大きい場合や、治療の必要性を感じなくなった場合、

または装置装着によるお子さまの不快感やストレスが原因となることもあります。

さらに、家族の引っ越しや学校の変更など、生活環境の変化も治療継続の障害となることがあります。

また、治療の効果が期待通りに現れない場合や、お子さまの協力が得られない場合も、治療を中止する要因となります。

これらの理由を慎重に検討し、専門医と相談しながら最適な判断を下すことが重要です。

【参考情報】小児矯正の期間はどのくらいかかる?治療の流れとポイントを徹底解説

 

 

3. 第一期矯正中止による影響

第一期矯正を中止することで、将来的な歯並びや顎の発育に影響を及ぼす可能性があります。

未矯正のまま成長を続けると、かみ合わせの不具合や歯の位置の乱れが悪化し、

第二期矯正時により大規模な治療が必要となる場合があります。

また、審美的な観点からも、見た目の不均一さが心理的なストレスとなることも考えられます。

さらに、長期的な視点では、口腔内の健康状態に影響を与え、歯周病や虫歯のリスクが高まる可能性もあります。

したがって、中止を決定する前に、これらの潜在的なリスクについて十分に理解しておくことが重要です。

 

 

 

4. 中止後の対応策と代替治療

第一期矯正を中止した場合でも、歯並びや顎の問題を完全に放置する必要はありません。

中止後は、定期的な歯科検診を受けることで、問題の進行を早期に発見し、対応することが可能です。

また、一定の成長が完了した後に第二期矯正を再開する選択肢もあります。

代替治療としては、マウスピース型の矯正装置や透明なブラケットを使用した見た目に配慮した治療方法もあります。

さらに、生活習慣の改善や適切な口腔ケアを通じて、健康な歯並びを維持する努力も重要です。

専門医と相談し、最適な治療プランを見つけることが大切です。

 

 

5. 矯正治療を継続するメリットとデメリット

矯正治療を継続することで得られるメリットは多岐にわたります。

まず、歯並びが整うことで見た目の美しさが向上し、自信を持って笑顔を見せることができます。

また、正しいかみ合わせが実現することで、食事や発音が楽になり、顎関節症の予防にも繋がります。

経済的には、早期に矯正を行うことで将来的な治療費用の削減が可能です。

しかし、デメリットとしては、治療期間中の装着感の不快さや、定期的な通院の必要性による時間的負担が挙げられます。

また、治療費用自体も家計に負担をかける場合があります。

メリットとデメリットを総合的に考慮し、家族全体で治療の継続について話し合うことが重要です。

 

 

6. まとめ

小児矯正の第一期を中止することは、さまざまな理由や影響を考慮する必要があります。

経済的負担や生活環境の変化、治療の必要性など、個々の状況に応じて最適な判断を下すことが求められます。

中止する場合でも、定期的な検診や代替治療を通じて、お子さまの口腔健康を維持する努力を続けることが大切です。

矯正治療の継続や中止については、専門医と十分に相談し、

家族全体で納得のいく選択をすることが、お子さまの健やかな成長と笑顔のために不可欠です。

 

 

インビザライン認定医

院長 西澤 道雄

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