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フッ素???

こんにちは、麹町デンタルクリニック歯科衛生士の本田です。

今年の秋は気温が不安定ですね。
家にある金木犀の木はここ最近1シーズンに2回咲いているのですが、この不安定な気温のせいなのか、今年はなんと3回目の開花です!!
木もびっくりしてるんでしょうか…

最近、
患者様にフッ素塗布をする機会が増えました。

フッ素ってよく聞くけどそもそも何??
歯にどんな効果があるの???
って思いませんか?

正確に言うと、みなさんの歯に塗布しているものは
『フッ素化合物』
というものです。
ちなみに「フッ素」は、実は気体なんです。
ご存知でしたか?
そのフッ素という気体は、不安定ですぐ他のものとくっついてしまう性質があり、単体では存在できません。
なので、それを利用し化合物として作用させています。

フッ素化合物も実は代表的な物が2種類あります。
・フッ化ナトリウム
・モノフルオロリン酸ナトリウム

です。
フッ化ナトリウムは歯に直接フッ素が浸透し、効果を出します。
また歯垢(プラーク)の中にも浸透して歯垢内のフッ化濃度を上げてくれます。
一方でモノフルオロリン酸ナトリウムの方が浸透力はあるのですが、歯垢の中にまで浸透しないので、歯垢をしっかり除去しないと効果が出ません。歯垢を全部取るのは不可能なので扱いが難しいです。

歯科専用の歯磨き粉やジェルにはフッ化ナトリウムが入っています。
一般的なものにはどちらかというとモノフルオロリン酸ナトリウムの方が含まれている事が多いです。

そもそもフッ素の効果ってどんなものなんでしょう?
みなさんは漠然と「虫歯予防」という事は理解されていると思います。

どうして虫歯予防になるのでしょうか?

効果はたくさんありますが大きく3つあります。
1つは
『エナメル質の強化』
エナメル質は細かいタイルが敷き詰めてあるような状態ですが、フッ素はそれが剥がれないようにしっかり留めてくれます。
そのため歯が強化され溶けにくくなります。

2つ目は
『再石灰化の促進』
物を食べたり飲んだりすると、お口の中が酸性に傾き、歯のエナメル質が溶けていきます。唾液の中には、エナメル質が溶けはじめた時に、それを再生させる機能が付いています。それを再石灰化というのですが、フッ素にはその再石灰化を早める力があります。

3つ目は
『菌の酸の生産を抑える』
虫歯菌はお口の中で、酸を作りだします。
それが歯を溶かしてしまい、虫歯に繋がります。その虫歯菌の働きを弱め、酸を作る力を抑えてくれます。

一時期、フッ素には毒性があるから使わない方がいいという噂が流れた時がありました。
確かに、フッ素も取り過ぎると中毒を起こします。しかしそれはどの食材でも同じことです。似たような化合物である食塩(塩化ナトリウム)も、取り過ぎれば体に毒です。
フッ素は食べ物にもたくさん含まれています。
代表的なものとしては
緑茶・飲み水・ビール・りんご・大根・牛肉・いわし・母乳……など。
危険な物というわけではなく、量を守って使用すれば体に毒どころか良い効果が期待できるのです。

現在市販の歯磨き粉にもフッ素は含まれています。
大体500〜1500ppm位です
(今までは上限が1000ppmでしたが引き上げられました。ただし、6歳未満のお子さんには1000ppm以下を推奨します。)

ちなみに大人がその市販の歯磨き粉を1本丸呑みしても、中毒は起きません。
そんな人はいないと思いますが(笑)

そして、歯科で使われているフッ素化合物は
10000ppmです。桁違いですね。

歯科専用との差はありますが、セルフケアとしてフッ素入りの歯磨き粉を毎日使う事で、虫歯の予防に大きく繋がります。
また虫歯ができやすい人は、フッ化物ジェルやフッ化物洗口剤などを使い、強化する事も大事です。

そして時々歯医者さんでスペシャルな虫歯の予防処置を受けに来てくださいね。
わからないことなどがありましたら、いつでも気軽にお声がけ下さい。

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